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リヒテルズさんからのお返事❤️

すごい‼️これはめちゃくちゃ貴重‼️⭐️シェアさせてください⭐️

先日、イエナプランの出版クラファンのオンライン講座に参加した時に事前に質問をさせていただいた事に対する返答を丁寧に頂戴しました!

(イエナプランの書籍出版クラファンの詳細はこちら👇)

https://www.makuake.com/project/honnoki/

ジェーンさま

先日はオンラインプレセミナーへのご参加、ありがとうございました。
ジェーン様に事前にで質問頂いた件、リヒテルズさんからのお返事をお送りします。
他の方の質問はマクアケのクラウドファンディングの活動報告の方であげさせていただきますので
そちらもご覧ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。

ほんの木

(質問5)

 ひどい問題行動(いじめなど)のある子どもに対するイエナプランナーの対応について教えてください。

(回答5)

 イエナプランでは、まず、子どもたちに、「学校の中では自由に行動していいが、唯一の約束として、他の人(子どもと教員)の迷惑にならないこと」ということを約束します。これは大変重要な約束です。同時に、多くの場合、「他の人の迷惑にならない行動をするためには、みんなでどんな約束をしておいたらいいだろう」と子どもたちと話し合い、子どもたちの「約束事」を決めます。

 その上で、何らかの行動問題が起きた時には、その子に対して「ちょっと待って、今何をしているの?私たちは約束をしていたはずだよね。どんな約束をしていたかな?」と話しかけます。それによって、子ども自身が、自分の行動が、自分自身が約束していたことに反することに気づくためです。

このように、子どもたちは、自分の行動が間違っていることに気付いていない、自分の行動が他の子どもや教員の迷惑になっていることに「気付いていない」ことが多いのです。悪いことをしてやろうという意図を持ってやっている行動の方が、おそらく少ないと思います。

 ですので、学校内では、いじめや暴力などが起きた時には、それが「間違った」行為であることをすぐにフィードバックして本人に気づかせることが必要です。

 ただ、問題行動の中には、積年の間違った大人の対応のために、すでに、非常に問題が複雑化しており、専門家やセラピストの指導を受けなければ解決しないほどになっている場合もあるでしょう。そうした子どもは、教員にとっても、エネルギーを奪われ、他の子どもへの最大限の援助を妨げられることになりますので、保護者と相談して、専門の機関や教育施設に転校することを勧める場合もあります。

 ただ、本来は、こういう問題行動は、早期に見つけ、早期に対応すれば、普通の学校でよりもイエナプランスクールの方が、暖かい環境の中で改善されていくと思いますので、問題行動そのものを見極めることは大切ですが、「問題児」として取り扱うのは避けて欲しいと思います。問題なのは、行動であって、その子どもではありませんし、他の行動の仕方を学んでこなかった子ども自身が一番不幸なのですから、改善の余地がある限り、周囲が、見守りつつ、「間違い」を繰り返し思い起こさせ、どうすれば良いかをサポートしていくことが大切だと思います。

リヒテルズさんの言葉はいつ聴いても心に響く⭐️本当に感謝です⭐️

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