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マルチに遭いました①

マルチ商法に遭ったことありますか?

大学生の時に知り合いの先輩が同級生にめっちゃ高い化粧品を売りつけるという事件があって、先輩も同級生も知り合いだったので仲介に入った関係者によく聞くとマルチだった。ということがあり、その時に「ねずみ講」と「マルチ商法」について簡単に調べました。
凄く簡単に言うと「ねずみ講」は具体的な商品がなく違法、「マルチ」は商品ありきなので合法、ネットワークビジネスの中でも勧誘が強引なモノは悪い意味で「マルチ」という俗称で呼ばれているようです。

そんな「マルチ商法」にまさか自分が勧誘されると思わなかったのと、断る時に色々とタイミングが良くてしつこい勧誘にはあわなかったので、その経験談を書いておきます。


■フットサルチームに入る

東京→京都に引っ越してきて、知り合いがほとんどいなかったので、元々の趣味だったサッカーを続けられる環境と知り合い作りのためにフットサルチームに入ることにしました。

活動場所が自宅からも職場からも行きやすくて、誰でも入れるところを探していると、年齢も性別もサッカー経験も問わず入れるチームを見つけて、主催者に連絡を取り、入ることができました。

参加条件なしなのでメンバーは全員で100人ほどいるようでしたが、実際の活動日に来るのは平均30名前後、曜日や時間によって来るメンバーに色があり、毎週同じ曜日の同じ時間に参加するメンバーは被るので同じ曜日の人同士が仲良くなるというチームでした。

私は仕事が終わるのが早い水曜日の週1回を基本に、知り合いを作りたいという目的もあったので行ける時は週に2日参加していました。

いつも水曜日に参加していたので水曜日ではない曜日に参加すると、初めましての人も多く、会社員や学生の他に主婦、留学生などがいて話をするだけでも面白いチームでした。


■ご飯に行く→品定めされる

フットサルをするのが遅い時間ということもあり、基本は活動し終わったら解散でしたが、たまに主催の人が誘って何人かで夜ご飯に行くことがありました。

私は弁当を作って会社に持っていく弁当男子だったので、おかず作りも兼ねた夜ご飯があるため、お誘いには行かなかったのですが、
その日は翌日が弁当ではなかったので初めてフットサルのメンバーと夜ご飯に行くことにしました。

10人ぐらいが行くことになり、フットサルコート近くのレストランでテーブル2つに座ることになりました。

知り合いづくりと言葉を濁していましたが、彼女がいなかったので正直なところ女性と知り合えたらいいなと思っていましたが、こちらのテーブルには野郎ばかりで、夜ご飯に来なければよかったと思ったのを覚えています。

着いてからご飯を食べるまでは同じテーブルの人同士で自己紹介をして、このチームに入ったきっかけなどを話し、他愛のない時間が過ぎました。


野郎ばかりのテーブルでテンション低めなので、終わりの雰囲気になったらすぐ帰ろうと思っていた時に、同じテーブルの少し若い男性が突然

「皆さん結婚してますか?彼女はいらっしゃいますか?」

と一人一人に聞いて回りました。
その男性は30歳ぐらいで、非常勤の講師をしていて、新婚と言っていたはずで、質問自体は唐突でしたがその時は怪しい様子がなかったので、みんなもコミュニケーションの一環と思って素直に答えていました。

その質問の直後から非常勤講師Aさんは私にすごく話しかけるようになり、「週末は何をして過ごしているのか?」「スポーツはフットサル以外にやっているか?」「関西に知り合いはどれぐらいいるか?」と言ったことを矢継ぎ早に聞かれました。

ちょっとグイグイこられたのでその時はゲイなのかな?と思ったのですが、今思うとそのテーブルで唯一「独身」「彼女無し」だったのが自分だけで、
どうやら照準を合わせたようでした。

#関東出身関西在住男の日記

~つづく~

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