とのさまん

舞台「逆転裁判 逆転のスポットライト」感想

「異議あり!」のセリフが有名な

カプコンの人気ゲーム「逆転裁判」を舞台化した

逆転裁判 逆転のスポットライト」を観てきました。


主人公たちが観に行った「舞台」で事故が発生、

出演者が犯人として拘束され

それを弁護士である主人公や、

同じ舞台を観に来ていたライバルの検事が検証、

真実にせまっていくという内容でした。


感想は、一言でいうと「学芸会っぽかった」。

良い意味で。面白かったです。

小さなホール(赤坂・草月ホール)での上演だったのですが

ホール全体を使って舞台が展開、

出演俳優がお客さんのすぐ側を走ったりしゃべったりと

ファンにはたまらなであろう演出がほどこされていて

それはもうすごい盛り上がりを見せていました。

ちなみに客層はほぼ女性。8割以上が出演者のファンであろうと思われる

とてもアットホームな空間でした。

幕間なし、ノンストップの上演で、

シーンの切り替わりは暗転して役者さん自身が

舞台装置を動かす手法。

バタバタせずに、なんか演出っぽいな!と思わせる

気の利いたやり方が面白かったです。

たとえば病院のシーンでベッドを運ぶのは

お医者さんと看護師さんの格好をした役者さんとか。


原作となったゲームは2D、アニメ画なのですが

キャラクターの再現度も高かったのでは?

わたしはプレイしたことないので、

イラストもCM等でみかけた程度なのですが

主人公の「風ふているの?」ってな感じのバサバサな後ろ髪も

ちゃんと再現されてました。


音響の具合がおかしかったのか、声が聞きにくいところもあったり

そりゃ劇団四季の発声に比べたら、何言ってるかわからない

滑舌の悪さも多少あったりなかったりでしたけど

ストーリーも、演じている役者さんのはっちゃけ具合も

それを「内輪ウケ」っぽくみせない、いやらしくないところも

全部良かったと思います。

同じ劇団で違う演目あったら、また観に行きたいなと思いました。


出演者情報。

アジアンの隅田さんもでてました。熱唱してました。

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