【注意事項】コロナ禍におけるキューバ渡航について

久しぶりの投稿となります。

世界的なウイルスパンデミックにより

キューバ国内でも新型コロナウイルスの流行は

今現在(2021年5月10日時点)も

深刻な状況となってしまっております。

更に、キューバへのフライトも少ないため

物不足も深刻です。

キューバは自国でワクチンも開発しており

おそらく渡航したら接種は可能かと思われますが

現在はキューバへの旅行目的での渡航は

全くお勧めできません。

まず、到着後最低5日間の自費隔離があります。

日本出発時のPCR検査陰性証明書の提出、

到着後のPCR検査、到着5日後のPCR検査、

もちろん全て自費となり、PCR検査は30米ドルのようです。

隔離はいくつかの指定されたホテルとなり、

価格はホテルにより異なりますが

5泊ほど、食事付きで約300米ドル〜850米ドルくらいのようです。

2名様になると更に高くなるようです。

予約の必要もあるかもしれません。

到着後2度目のPCR検査で陰性の結果が出るまで

ホテルから出ることはできません。

家族や友人が隔離ホテルに訪ねに来ることはできません。

また、首都ハバナは封鎖されており

バラデロやトリニダー等の観光地に

行かれない可能性が高いです。

多くのレストランも閉まっていて、

パンデミックをきっかけにカサを閉めたところも

たくさんあります。

ほとんどの物を現地調達するのは簡単ではないので

万が一渡航される予定の方がいらしたら

生活必需品、常備薬等全てを日本から持っていくことを

強くお勧め致します。

また、現地での交通手段の確保も難しくなりそうです。

ワクチンについてですが、今現在まだ治験段階で

2種類承認されそうです。

現在は治験のため2週間に1度、計3回接種のようですが

承認されると1度のみの接種になるとの話もあります。

万が一現地で感染してしまった場合や濃厚接触者になってしまった場合

あまりコンディションの良くない場所に隔離される可能性もあり

スペイン語がある程度わからないと

意思疎通がかなり大変になってしまう可能性もあります。

もしどうしてもキューバへ行きたく、

またワクチンの接種も受けたい等の場合

相談に乗らせていただくことはできますが

渡航される場合は単独ではなく

グループでの渡航をお勧め致します。

今年になりCUCが廃止され

物が買いづらくなり困っている人がかなり多く

パンデミック以前と同じ国という認識は

私にはありません。

渡航される予定の方もしいらっしゃいましたら

事前準備をしっかりとし

現地でも細心の注意を払い

お気をつけて行ってくださいませ。

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