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第18回俺達の少女Aで、たくさん紹介していただきました。

お世話になっております。まつもと詩織です。アイドルマスターシンデレラガールズで遊んでいます。

絶賛開催中の新総選挙「Stage for Cinderella 2022」に合わせて、有志の方が開催されている「俺達の少女A」というアイドルプレゼン企画があります。

直近のグループD分は、まだタイムシフトで見れます。素晴らしいダイマがたくさん聞けますので是非!

予選グループごとに募集、放送されていたこちらの企画。私まつもと詩織はありがたいことに、4回に渡って音源を紹介していただきました。
せっかくなのでそれぞれの音源について経緯や感想を書いてみようと思います。めちゃめちゃ自分語りも入りましたが、よければお付き合いください……。

投稿音源は以下マイリストにまとめています。

・うちの事務所

担当と名乗るラインは人それぞれありますが、僕はわりとゆる~く考えています。時空の狭間にある事務所(まつもと区役所)に、色んな時点のアイドルが遊びに来てくれる……というイメージです。事務所に所属させる、というと堅いですが、「ちょっと良い機会があるから一緒に仕事しましょ~」って感じで、担当したり疎遠になったりします。

1票につき5人必ず選ぶ投票システムに合わせて、少女Aでも複数人を紹介するというレギュレーションになりましたが、これがすごく僕に合っていましたね。
終わってみれば、A「散歩」B「行事」C「物語」D「歴史」とそれっぽいテーマが並んでいて面白いです。ユニット紹介と自担集合も半々でできました。ですがこれも、組分けでたまたまバラけたからできたことだと思うと不思議なものです。
偶然に集まった縁を活かして形にできた、というのはすごく達成感がありますね。みんな、出会ってくれてありがとう……!

他にも取り扱ってみたいアイドルはたくさんいて、デレマスってまだまだ遊べるな~というのを感じました。また何かしらの形で出力できたらと思います。

・音源について

グループAについては個別で記事にしていたので飛ばします。

・グループB

グループBで取り上げた「サンフラッパー」というユニットは、2020年5月5日(更新は5/4の夜)にドリフで初登場しました。その後は「EVERLASTING」の2Dリッチに4人でのカットが入るという担当Pもビックリの登場がありました。画像の右下はそのときのものですね。

前半でライトなシナジーの話をしつつ、後半で担当であるむつみのエピソードを掘り下げる、という構成は結構思い切りが要りました。
いっそ掘り下げなしで短くユニットの存在を伝えるのでもいいかな〜と思ったのですが、せっかくならと温めていたむつみと家族の話も盛り込んじゃうことにしました。ブルアカの「Water Drop」という曲をBGMに、落ち着きつつも暗い話じゃないよって雰囲気を出せてよかったです。

グループ外の悠貴を絡めたことも、レギュレーションの実例としてちょうど良い範囲だったようで、ホッとしました。

なんとなく見てもバランスが良い4人、そこに「こどもの日」という要素で締まりもあるとなったら、再登場を期待したくなる!活動してる様子の想像が膨らむように喋ろうとがんばりました。
たくさんの方にお気に入りのユニットを知ってもらえて嬉しかったです。

・グループC

4回作ってきた中で一番大変だったのが、グループCの「かくりよがたり」音源でしたね。

それまでの原稿は「アイドルを外から見守る」ような形でした。それが功を奏してか、グループA、Bと連続でトッパーを任せていただいたことも、大変光栄で、良い思い出です。(自分の中では第16回に採用されたときも含めて3連続だったりします)

しかし、「かくりよがたり」の魅力を伝えようと思ったときは、そういう立場ではいられませんでした。「自分の人生を語り、自分の人生を生きることを後押ししてくれる」という主題にあって、「僕の人生」を表現せずに説得力を持たせられるはずもなかったのですね。

最初は、ホラーユニットだからおどかして終わる、みたいな路線だったのですが、しっくりきませんでした。唸って悩んだ先で「僕と2人は友達なんだ」というところに行きつきました。そのくらい近しい関係になっていたことを見つめられていなかった。
そういえばイベントコミュでも、島の幽霊ちゃんと友情を育むシーンがあって、大事な要素だったんだなあと思い知りました。

そういう気づきがあったおかげで、自分の関心への解像度も上がりました。
人が営む「社会」と、人智を越えた「世界」、その中でアイドルが何をもたらすのかを考えるのが好きなんだなあと気づきました。定形と不定形がせめぎ合う人生を、芳乃ちゃんたちは共に歩んでくれる。だから僕も好きなものや自分自身を表現することに勇気をもらえている。本当にありがたいことですね。
そして、そういう表現をさせてもらえる場があることにも感謝しきりです。

・グループD

そんな流れでグループDの原稿はわりとスムーズに書きあがりました。当然のように字数が多すぎて、削るのが大変でしたが……。

イヴと歌鈴は少女Aでは採用がない?ので、基本的なスタイルを取り上げました。
颯については前回がほぼ2年前ということで、この間の成果や見えてきた武器を伝えるぞ!という気持ちでした。颯にとって怒涛の期間だったので、グループDまで整理する時間があったのも助かりましたし、他のPの方の目線も伝えてくださって嬉しかったですね。

颯は元々トライアンドエラー、スクラップアンドビルドの力がすごいんですよね。しかしセリフには「学者さんってわりとロマンチスト?そういうのも良いよね」とあって、身近に研究職の人が居たわけではなさそう。なので「VOY@GER」で科学者の精神性に触れられたことって、確かに起こってほしい邂逅だったんだなあと思います。

イヴの夢である「春夏秋冬のクリスマスソングを届けたい」っていうのは、どんな形になるのか分からないロマンがあります。
歌鈴とイヴは、宗派は違えど幸せを願うのは同じです。
カリブアイプロでインタビュアーをばっちりこなした歌鈴のように、颯もインタビュアーの適性があると思います。
って感じで3人を絡める言葉も考えたのですが、全然入れる尺なかったですね……。

裏テーマとして「オカルト」を仕込みましたが、これもベースには「依田芳乃の正体は分からないけど、手を取り合って歩める」という気づきがあります。「何が真実か」よりも「どういう効果があるか」に目を向けることで、魅力を言語化しながらも、可能性に開かれた表現にしたいと思いました。

以前はもっと、考察することに対して肩ひじ張っていたのですが、こういう姿勢の方が自分も誰かも気楽なのかもな〜と感じています。もちろん事実情報も大事ですが、解釈の自由も大事ですね。胡乱な話になってきたな。

BGMは、最初はなしで行くつもりだったのですが、ふとこれまでのグループA、B、Cで使ったサントラを使うというアイデアが降ってきました。
・Aとイヴ - ゆゆ式
・Cと歌鈴 - 偽物語
・Bと颯  - ブルーアーカイブ
って感じで、うまいことそれぞれの雰囲気を出せたんじゃないかと満足しています。やっぱり好きなもの同士の掛け合わせって楽しいですよね〜

あとは、とにかく早口になるので(苦笑)一部聞き逃しても要旨は分かるようにと抑揚を意識しましたね。過去の少女Aの文字数が多い音源を聞きまくったりもしました。普通に内容が好きすぎて泣きながら参考にしてた。

その甲斐あってか、「意外な視点で面白い」「よくまとまってる」等々、お褒めいただいて、伝わってよかった~とホッとしました。ありがとうございます。

グループDの音源は、最後におかわりもしていただきました。
僕の音源は、どうしても少しややこしい話をしたくなってしまうのと、そもそも引き出しが多くないので、ユーモアや訴求力についてはあまり凝れなくて、少し地味な印象になってるかなーと思っていました。

それでも自分なりに向き合って形にしてきたものが、他人にも響くものになっていたんだなあ……というのを改めて感じられて本当に嬉しかったです。
選んでいただいて、ありがとうございました!

イヴ、歌鈴、颯の3人について考えている間にできた「頑張るあの子はオンオフが上手い!」というテーマのダイマもよろしくお願いします。

・最後に

というわけで、悩ましくも非常に楽しく参加させていただきました。
毎回丁寧に運営してくださる主催のよしひこさん。素敵な言葉で受け止めてくださるコメンテーターの大作さん、あいうえおさん、かくばるさん。そして、聞いてくださった方々や、他の投稿者の皆さんも、本当にありがとうございました!!

総選挙は順位を目指すものですが、順位だけが結果じゃないと思っています。残りの日程も楽しみながらがんばっていきましょう!

本選用の原稿を書いたはいいが、出場が決まっていない!!!

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