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創作意欲の話


去る三連休、友人に会ってきた。
話した内容を忘れたくないので今のうちに書き留めておく。


※ただの備忘で項目立てするのもめんどくさいから、ダーッて書いてる。ほぼメモ帳みたいなもん
気が向いたら整形しますたぶんしません一生


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friend...
彼女は、ただでさえ友達の少ないわたしがいまだに連絡をとっている、唯一の大学時代の友人である。
年一くらいで遊んでる。今のところ。


わたしと彼女は大学でデザインを勉強していた。
彼女の仕事はデザイナーかと言われると本人的には微妙らしいが、話を聞く限りはバチバチにインハウスデザイナーだと思う。



デザイナー崩れの謎会社員をしているわたしからすると、彼女はとても立派である。


前職もデザイン関連だし、とりあえずなんやかんやクリエイティブな仕事をしている。
にも関わらず、彼女は同人誌をめちゃくちゃ描いているようなのだ。

ようなのだ。


業務外でもクリエイションしまくっている、恐ろしい女である。

そしてそのコンテンツを5〜6年推し続けている。
大阪や東京でのライブやイベントには行きまくる。
いわゆるオタクである。



いわゆる「オタク」…というとたくさんの人がいると思うが、いや、「オタクする」のにも素質は必要だとは思う。

彼女の場合はなんといってもそのエネルギー!
同人誌描けるほどの創作意欲がめちゃくちゃあるのが正直めちゃくちゃ羨ましい。



何を描いてるのかとか詳しい内容の話はしないし分からない。
カップリングだけは分かるので、聞けば教えてくれるんだろうなという感じである。

とにかく彼女はエネルギッシュで楽しそうなことだけは明らかである。


どうやったらそんなに熱狂的になれるのか聞いたところ、
「うーん、まず正気を失うことかな」
とケロリと言われたのでわたしには無理だと悟った。



前述の通り「オタクする」のには素質が必要で、誰でもできるわけではないと私は思っている。

(いつか書くが、わたしもとあるコンテンツにどハマりして何年も費やしたものの、さいきん他界しかけていて、複雑な気持ちのまま数ヶ月過ごしている)

そしてそのオタクの究極の表現のひとつが同人誌だと考えているので、ほんとうに、ほんとうに彼女はすごいなあと思う。


絵を描くだけでも大変なのに漫画だし、話考えないとだし、締切に間に合わせないといけないし、、などと考えると目眩がしそうになるが、彼女は生み出し続けている。マジですごい。尊敬。




本人も「楽しいけど苦しいよ!普通に」と言っていたので苦楽は表裏一体らしい。


しかし苦しみながらもちゃんと形にして世に出してるのが、究極の愛情の権化だなと思うのである。



形はどうあれ、アウトプットできる人間が最強だな〜〜〜とさいきんしみじみ思う。


机上でモゴモゴしてても誰にも伝わらないし、分かってもらえないし、自分の中でも整理ができない。
となるとやっぱり、何かしらの形にしないといけない。


「形にする」のは難しいし、めんどくさいし、苦しい。
だいたい何を形にするんだ、でもやめられない離れられない、結果さらにしんどい…みたいな状態がわたしは続いている。創作は呪い。


という感じで暗黒面〜ダークサイド〜に落ちているわたしからすると彼女の眩しさは異常である。


何をモチベーションに創作意欲を保っている?愛情か?と聞いたが、少し考えた後
「承認欲求」だと言われた。


彼女の言う承認欲求は、

・作品を認めて欲しい!とか売れたい!とかじゃない

・その作品を好きな人が集まる→自分の作ったものが評価される→自分も相手の作ったものを摂取してハッピーになる→嬉しいからまた次イベントに出たくなる(→そのために作品を作る)

…というハッピーの循環を続けることで承認欲求が満たされるらしい。


誰も不幸になってなくてすごくない????


感心した。


ただ、その循環を自分に置き換えたとき

・そもそも他人と関わりたい共有したいという意識が極めて薄い(ガチ根暗)

・本などの媒体に起こせるほど想いを込められる何かがない

ということから彼女と同じ条件では承認欲求を満たせない。


よってわたしの場合は、「承認欲求の充足」が「創作意欲の発生や継続」には繋がらないことがわかった。かなしい。



かなしいとは言うものの、思えばそもそも創作活動における承認欲求も薄い。


評価されれば嬉しいが、別にされなくても良いという気持ちで過ごしている。
空っぽ…。


そう、さいきんのわたしときたら空っぽなのである。

空っぽのくせに、インターネットに触れた時期が早かったせいで、やや語彙力のある隠キャ早口モンスター(ただしオタクではない)に成り果ててしまった…。

なにもかも中途半端である。
本当に最悪。隠どころか無。無キャである。


そんなことをウダウダ言っていたところ、


魚味はネコチャンに承認欲求満たしてもろとるやん」と言われた。






ネコチャン????






ネコチャン…?



よくわからなかったので尋ねたところ、
「ねこ可愛がる→ねこ懐く→ねこ可愛がる」の無限ループが彼女の言うハッピーの循環と同じでは?とのことだった。



確かに…?



ねこは人間と違って裏切らないし文句言わないし、評価も下さない。


そしていつもわたしのことが好き。


もちろん、わたしもねこのことが大好き…。




それってさァ!

win-win…ってコト!?!!!!?!?!?




そう

わたしは

作品で承認欲求を満たすのではなく、ねこで満たしていた………………




だから別に良いみたい
作品で満たさなくて。



ね!



こんな健やかな顔されたら「守る」って気持ちになるし、擦り寄ってきたら「LOVE...」ってなるもんな。



そうか〜〜〜〜



と納得しました。




ねこ、いつも承認欲求を満たしてくれてありがとう


これからもよろしく




創作活動(主に絵のこと)についてはなんかどうなりたいとかないけど、何回嫌になっても絵は死ぬまで描き続けることは間違いない。

どうにかなりたいとかなくていいのかな〜
決めようとするから苦しいのかな〜
なんとなく思うのは、どこかの誰かの一人に刺されば嬉しいなってくらいです


以上

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