赤目四十八滝キャンプ場
蒜山高原の管理釣り場でヤマメを釣ってから、渓流テンカラ釣りが気になって仕方がないカムシカです(^^)
9月9日土曜日。
赤目自然農塾にやってきました♪
ここは、奈良と三重の県境にあります。
10年前に5年間通いつめた懐かしいところです。
カミさんとは、ここで出会いました。
ここで田んぼと畑を借りて、自然農という特殊な農法を川口由一さんから教わりました。
ちなみに、田んぼも畑も無料で借りられます。
この時期の稲が稔った美しい景色を 息子に見せたくて繰り出してきましたが、ここまで来たならキャンプもしようということになり、急遽赤目四十八滝キャンプ場を予約しました。
行程は、
こもれび市場で買い物 → 赤目自然農塾 → 赤目四十八滝キャンプ場 チェックイン → 晩御飯 → 山水園でお風呂 → たき火 → 就寝 → 起床 → 朝ご飯 → 撤収 → 赤目四十八滝散策 → 帰宅
という感じを軸にその場で臨機応変に変更です。
9時40分頃出発し、こもれび市場へ向かいます。
近畿道 吹田入口から西名阪 → 名阪国道を経由し針インターで下道に降りて国道165号線へ抜けて名張方面へ進むと、こもれび市場到着!
ここは、地元の人が作った野菜などを持ち寄るので、どれもすごく安いです。
ここで、今晩のおかずの野菜と猪鹿ソーセージを買って、赤目自然農塾へ。
また名張方面へ10分ほどで到着です。
中に入ると、稲が稔っていました。
サトイモ・なすび・トマト・ごぼう・ごま いろんな野菜がいっぱい稔っていました。
息子は、カエルを追いかけて大はしゃぎ!
段々畑の山腹でゴザを敷いて昼ごはんのパンを食べました。
懐かしい人たちとも談笑出来て、大満足でキャンプ場へ向かおうとしましたが、息子が、しきりに「今日は暑いな」と話しかけてきます。
「暑いなぁ」と返すと、「なんか食べたいなぁ」と息子。
以前に食べに行ったかき氷を食べたいようです。
1年前に食べにいったのですが、なんと息子、覚えていました。
それに、こんな含みのある会話が出来るようになったんだなぁと驚きました。
そこで、すぐ近くのフルーツランド南国へ。
贈答用の果物や、花、お菓子、雑貨などいろいろ置いている便利な店です。
もものスムージーとマンゴーのかき氷を注文しました。
スムージーもジュースも果汁100%なので、濃厚で冷たくてすごくおいしかったです。
息子も大満足でキャンプ場へ向かいますが、乗車して10分もたたないうちに熟睡。
14時40分にキャンプ場に到着しました。
チェックインをすませてから、息子とカミさんが起きるまであたりを散策しながら四十八滝入口までいきました。
管理人さんは、気さくで親しみやすい方でした。
四十八滝入口まで、登山客が多くその次に多かったのは忍者でした。
登山口に忍者修行が出来る場所があり、水遁の術等の修行が出来るようです。
ちびっことその父さん、かーさんの忍者がたくさんいました。
息子は、七夕のときに忍者になれますようにっと願い事をしてたくらいなので、行きたいって言うだろうなと覚悟を決めて、キャンプ場に引き返しました。
ちなみに入山料は、大人 400円 小人 200円です。
登山口のすぐ近くに対泉閣というお風呂もあります。
利用していませんが、看板を見るかぎりいい感じです。
キャンプ場に戻ると、カミさんが借りてきたキャンプ場の一輪車に荷物を積み込んでいました。
息子は、ちょっとご機嫌斜め。
聞くと起されたようです。
でも、すぐに機嫌がなおり一輪車を一緒に押してキャンプサイトへ向かいます。
持ちこみテントサイトは全8サイトで、この日は私達を含めて3組が利用。
私達が最後みたいで、どこでも好きなところに張ってくださいと言われました。
サイトは、小さくて今どきの大型テントでは、はみ出すと思います。
裏側の階段を下りて、小川で遊ぶことができます。
小川は、浅くて小さい子連れでも安心して遊べます。
キャンプ場自体は、他にも古い常設テントとバンガローが何棟かあるようですが、すべての宿泊客とデイキャンプのお客さんが、持ちこみテントサイト前の狭い広場でバーベキューをしていましたので、非常ににぎやかでした。
持ちこみテントサイトは、両隣と地面に張ったロープで区切られているだけでした。
今回は3組だったのでテント同士の間隔を開けることができましたが、満員の時はちょっとスペース的にもプライバシー的にもきびしいんじゃないかと思いました。
炊事場は、洗剤が置いてあり自由に使えました。
食器は奇麗にして撤収できましたので助かりました。
トイレは、掃除はよくされているようですが、古くて個室が狭く、昼間は匂いましたが、夕方と朝は大丈夫でした。
テントを張って、おなかもすいたのでバーベキュー開始!
管理人さんのご厚意で、デイキャンプをされてた方の残っていた炭を使わせていただきました。
なので、今回はファイヤグリルの出番はありませんでした。
息子は、ファイヤグリルで火を煽ぎたかったらしくちょっと不満な様子でした。
18時過ぎにカミさんのおねえさん(息子の叔母)が合流。
最寄りの近鉄赤目口駅に迎えに行きます。
キャンプ場に戻って、バーベキュー第二ラウンド開始!
おなかがいっぱいになって満足した頃、管理人さんがこられて、いろいろお話を聞きました。
普段は、農業をされているようで、猿や鹿が多くて困っていることや近くのお寺と神社で仏像などが盗まれたことなど。
そして、来年はここのキャンプ場はなくなるかもしれないと仰っていました。(注)2021年現在はリニューアルオープンしています。
キャンプ場と提携している近くの旅館 山水園のお風呂の受付時間が20時半で、時間が迫っていたので、管理人さんに券を発行してもらい、車で移動。
キャンプ場から5分くらいで到着です。
キャンプ場利用者は100円引きの700円で入浴できます。
お風呂は、ヒノキ?で縁取られた浴槽に広い露天風呂、そして貸し切り状態で誰もいなくてゆったり入れました。
すごく気持ちよかったです。
山水園ですが、山の中にあって敷地が広く離れが間隔を大きく開けて並んでいて何やらいい雰囲気でした。
21時にキャンプ場に戻って、第三ラウンド開始。
ビールで乾杯して、ポテチなどつまみながら宴を楽しんでいましたが、息子はもう目がしょぼしょぼ。
今日は、特別に歯磨き無しで就寝です。
抱っこしてっとせがむので、14kgになった、息子を老体に鞭打って抱っこしてキャンプ場内を練り歩きます。
20分ほどでやっと寝ましたので、テントに寝かせてほっと一息。
炊事場とバーベキューのエリアは、夜中まで電気が点灯していて、そこに近い持ちこみテントサイトは明るいです。
暗闇の中でたき火をしたり、星を見たい人には向いていないかもしれません。
22時くらいにみなさん広場から撤収し、静かになりました。
私達は、ビールとポテチとピーナッツで静かに盛り上がって、23時に就寝しました。
翌朝、6時半に朝だよっと息子がみんなを起します。
息子は、キャンプの時はいつも早起き。
内心もう少し寝かせて欲しいのですが、がんばって起きて朝ごはんの準備。
息子が、うんちというのでトイレへ連れて行きます。
するとカミさんも起きてきて、私も行くと靴を履きながら追いかけてきましたが、痛い!っと靴と靴下をカミさんが脱ぎ捨て座り込みました。
靴の中を見ると今までに見たこともない巨大なムカデが!
ムカデに刺されると熱を持ったり、腫れると聞いていたので、急いで氷で患部を冷やしながら、ポイズンリムーバーで毒を吸い出します。
管理人さんが駆け寄ってきて、靴のムカデを出そうとしますがつま先にへばりついて、なかなか出てきません。
出てこないどころか、姿も見せずほんとにまだこの中にいるのかなっと言いながら、管理人さんが長時間格闘してくれました。
管理人さんの殺虫剤攻撃にも耐え長い籠城戦となりましたが、最後は根気負けして、ムカデが打って出ましたが、管理人さんが返り打ちし、見事にムカデを打ち取りました。
ほんとに大きなムカデでした。
今後、靴はテント内か車の中に入れるようにしようと思います。
そして、カミさんは、その間も毒出しとアイシングをし続けましたが、脚の親指の付け根が痛いようです。
この日は、1年ぶりに合う友人の母子K&Sと赤目四十八滝に散策の予定でしたが、来週も天川村にキャンプなので無理はしないでおこうということになりキャンセルです。
友人の母子に、連絡し事情を話してキャンセルしました。
おいしそうなお弁当を作ってくれてた様で、ラインで写真を送ってくれました。
ものすごく残念ですが、仕方ありません。
でも、久しぶりに会いたいし、弁当も食べたいので昼時にK&Sの家に寄ることにしました。
そんな騒動があり、時間が押してしまいました。
お米とみそ汁、クリームパスタとオイルサーディンという不思議な組み合わせの朝ごはんを食べて、急いで撤収しましたがチェックアウトの10時を40分ほど過ぎてしまいました。
管理人さんは寛大に特に何も言わずに待ってくれました。
ありがとう、管理人さん。
2日目は、予想外のことが起きてバタバタになって予定もキャンセルになってしまいましたが、K&Sにも再開できていい日を過ごせました。
カミさんの足は、熱ももたず腫れもせず全然大丈夫でした。
ポイズンリムーバーのおかげかな?
今から思えば四十八滝行けてたのかも…
ちなみに、ポイズンリムーバーは、カミさんが数年前に穂高でスズメバチに刺されアレルギー反応を起こして、病院で点滴を打ったことがありましたので、何種類か持っていますが、このエクストラクターポイズンリムーバーが一番使いやすいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?