看護師ユニフォームの歴史

看護師とともに、看護師の着用するユニフォームも様々な変化が生じています。

看護師の始まりは、カトリックの修道女が病人のケアをしたことが始まりとされています。そのため、看護師の多くは修道女の服である丈の長い服と修道女のベールの名残であったナースキャップを着用していました。
有名な看護師として名を馳せているナイチンゲールの時代には、看護師の服装は、丈の長いワンピースに袖のない白いエプロンという姿が一般的です。そしてこの服装が日本でも取り入れられるようになったとされています。

看護師の白衣が日本でユニフォームとして定着したのは、1937年の日本赤十字から派遣された女性看護師がワンピーススタイルの服装をしたことがきっかけです。

戦後になってからは看護師のユニフォームに関しても保健衛生法などによってしっかりと整備されるようになり、衛生な白衣を身に着けることが義務付けられました。そのため看護師のユニフォームとして、綿100%の白のワンピース白衣が全国的に普及したようです。

その後、1090年代には看護師のユニフォームの考え方にも変化があらわれはじめ、ファッション性と機能性を考えるようになり、動きやすく制電性を備えた素材を使用するようになります。
男性看護師が増えたことも影響して、ワンピーススタイルからパンツスタイルの白衣も増え始め、1990年代には海外ドラマなどの影響からスクラブ白衣をユニフォームとして用いることが増えています。

カラーバリエーションも豊富で、実用性と機能性が備わったものが増えています。

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