ミクの日なので 自分と初音ミクとの出会いが実は35年も前に始まっていたというお話

妄想もここまでくると・・だけどミクの日ですから良いでしょうというわけで・・・。

 本当のところ未だに重くてどうにもならないのだけど、うちの家系というのは自分以外は本当に優秀で特に祖父は、文学者でありました。別に隠してるわけじゃないですが「あーあの人ね」という人です。

そんな祖父の代表作が40年以上前手塚治虫がマンガ少年に連載した「火の鳥望郷編」にとりあげられた事がありまして、ストーリーの最後の場面で亡くなってしまった主人公のお墓の前で登場人物がその小説の一部を読み上げるというお話でした。

 これ実は連載時には無かった話で1978年に単行本化された時にこのエンディングに変えられまして、読んだ当時「おおー」と思ったものです。

 そして時は流れて、自分は初音ミクと出会うことになるのですが、その流れの中で皆さんご存知とは思いますが2017年に宝塚の手塚治虫記念館で「初音ミク×手塚治虫展」というのが行われました。

 そこで手塚治虫のいろいろな作品と初音ミクがコラボしたイラストが描かれその中で火の鳥と初音ミクのコラボもあったわけです。しかも初音ミクの姿を作り上げたkeiさんですよ、もうこれを見た瞬間に背中にぞぞっと来ました40年以上前に自分の身内が関わった火の鳥のお話から時を経てまさかここで新しい形で初音ミクと出会うとは。いやいやこんな事ってあるのですよ。もう祖父が亡くなってから40年以上経ちますが、是非聞いて欲しかったな。

 なので間接的とはいえそれだけの何もない昔から実は自分は初音ミクと会うのは運命付けられてたかじゃないかと思うのですよ、まあ妄想というより狂気ですねこれ。

 良く初音ミクは「次元渡航者」であると言われますが、この事があって以来本当にさらにそれを感じているのです。まだこれから先初音ミクは想像もつかない未来を見せてくれるんじゃないかなと楽しみにしてるんです。


 


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