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コロナ時代の世の中の潮流を捉える①

ボストンコンサルティンググループが、
過去4回の世界的な不況を分析したところ、
平均14%の企業がそうした厳しい局面においても
増収増益を達成していたそうです。

業界によって10%~22%と幅はありますが、
どの業界においてもそういった
底力を見せる会社が存在するという
ことですね。

世の中が悲観的になる中でも、
虎視眈々と状況を見据え
まだ多くの人が気づいていない流れを
捉えて策を打つ。

すごく難しいことだと思いますが
そうなれたらめちゃめちゃカッコいいな
って思います。

とにもかくにも、まずは現状を押さえる
ということで、今大きな変化が起きていると
思われる9つの領域についてまとめてみました。

主なソースは、大手コンサルティング会社の
レポートや専門家のウェブ発信、書籍類です。

こんなときこそ、周囲に流されずに
自分の頭で考え続ける。

そんなあり方を大切にしたいなって
思っています!

それではスタート\(^o^)/

① 居住空間

在宅勤務が一般化し、家で過ごす時間が
増えることで、生活の場としてだけでなく
働く場所としても耐え得うる空間を
望む人が増える。

例えば、机や椅子を始めとするインテリアを
仕事向けのものにしたり、PCやプリンタ、
通信環境などを仕事用にも耐えうる
スペックのものにするなど。

都心から郊外へ移り住むという流れも増える。

② 食事

Uber EatsのようなデリバリーやAmazon
フレッシュのような生鮮食品のネット販売といった
購買行動が加速する。

さらに、予めオンラインで注文し商品だけ
受け取りに行く・・といったあわせ技も加わる。

こうした流れが、スマホ決済への流入も
後押しする。

③ 余暇

当面は海外を含めた遠出の敷居が高くなり、
近場や室内、オンラインでの娯楽に人が集まる。

動画や音楽、映画といったストリーミングや、
ゲーム、読み物などの需要も増える。

④ テクノロジー

Eコマースを始め、顧客接点のオンライン化が
進みテクノロジーやデータの活用が加速する。

消費者の動向を素早く察知して
個々の嗜好に合った商品を提供することが
求められる。

消費は、狭いスマホの画面の中で
行われることになり、いかにその中で
注意を引くかという熾烈な競争となる。

⑤ サプライチェーン

コストの安い国でまとめて生産する形から
多少のロスを看過しても生産拠点を分散化したり
最終消費地に近い場所で生産してリスクを
軽減する傾向が強まる。

一方で、テクノロジー活用により
需要と供給の予測精度を高めて
コストを最適化したり、
ロボットによる自動化の流れが加速する。

また、医療物資や食物などの必需品については、
生産や備蓄についてなんらかの規制が
設けられる可能性がある。

残りの項目については、また次回!

コロナの裏では、刻一刻とテクノロジーの発展が
進んでいる感じがしますね。

こんな状況でも、毎日スーパーのレジで
頑張ってくれている店員さんたちをみると、
これからもっとセルフレジが浸透
するんだろうな・・とか

慢性疾患で、とりあえずいつもの薬が
ほしいだけの場合はリスクの高い病院にいくより、
スマホのオンライン診療が助かるよね・・とか。

提供する側の論理だけでなく、使う側が
テクノロジーを嗜好する流れがきていますね。

2020年4月14日発行のメルマガより転載
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にゃんこが出てきた人はラッキー\(^o^)/

【参考】
The Rise of the AI-Powered Company in the Postcrisis World
https://on.bcg.com/2V5XsUI

Sensing and Shaping the Post-COVID Era
https://on.bcg.com/2RBBGGd

COVID-19: Implications for business
https://mck.co/2Vt9Yg3

新型コロナウイルス後の世界を予想する
https://bit.ly/34yTJ5g

After COVID-19の世界
https://bit.ly/3b6XfWY

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