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フィットネス・ピラティスインストラクター
NPO法人元気王国理事

【受講のきっかけ】
中高齢者を対象に運動指導を始めてから30年近くになります。その間何人かのがん患者さんと出会いました。
ロコモ予防教室の後、「がんの手術から帰ってきてドクターから運動するように勧められたの」と突然言われることがある一方、突然の告知の後、体力を落としたくないから運動を続けたいという患者さんもいて、迷いながら苦しみながら指導をした経験もあります。
そんな患者さんにどう接しどう指導すれば良いのか、きちんとした知識として学べる良い機会だと思いました。

【受講した感想】
患者さんのカウンセリングを主体に学べたことが良かったです。
運動の変換の仕方、アセスメントの方法を深めることもできたので、患者さんのモチベーションの取り方やアドバイスの仕方に幅ができました。

【現場で役立っていること】
普段の中高齢者の教室でもがんについての話をする機会を作っています。
闘病中でも運動することが重要になってきているというと驚かれることが多いですが、介護やフレイルよりも身近な話題なので、治療やリハビリのための運動を自分ごととして考えてくれる方が増えたように思います。

【今後の展望】
地元のがん拠点病院や検診センター、患者会などに赴き、啓発活動をしてきていきたいと思っています。


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