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エンジニアコミュニティの初めの一歩(ツールの準備と始め方)|#CSE北海道 #エゾジニア

こんにちは。#CSE北海道  #エゾジニア の「がすぱーる」と申します。

立ち上がったばかりの北海道中小企業の情シスのコミュニティですが、多くの方から応援の声や参加についてのお声がけを頂いております。

大きな反響をいただきとてもうれしく思いますと同時にメンバー一同を勝手に代表しましてお礼申し上げます。

エンジニアコミュニティへ参加しようと思ったきっかけは様々だと思いますが、初めての方はちょっとした情報収集からよりディープに参加していくにあたってツールの準備と始め方で戸惑うことも多いのではないでしょうか?

そこで、エンジニアコミュニティへの参加が初めての方に向けて、私の体験を踏まえて参加するためのツールの準備と始め方のポイントについてまとめたいと思います。

(1)よく使われるツールの準備

 Googleの各種サービス(Google アカウント、Gmail、Google Drive、Documentなど)

Android スマートフォンを利用している方はお馴染みですね。充実したセキュリティ機能を持つGoogleアカウントを中心に強力なスパム対策機能を持つGmailをはじめ、Google Dirveやドキュメントなどコラボレーション機能を搭載しています。

 コミュニティ活動用に最低1個、普段用とは別のアカウントを作っておきましょう。これから使う各ツールの核になります。また、後述のセキュリティ対策もしっかり行いましょう。

【参考】Googleアカウントの作り方 https://qiita.com/ryome/items/ff84206f413cf342b8e6

 Slack

 エンジニア界隈では言わずと知れたSlack。エンジニア中心ではない組織でも利用されるようになりましたが、馴染みのない方もまだまだ多いと思います。最近、情シスSlackが日経クロステックで取り上げられたことをきっかけに参加と同時に利用を始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。アカウントの作成には先に作成したGmailのメールアドレスを利用するのがオススメです。

【参考】Slackはじめてガイド
https://slack.com/intl/ja-jp/help/categories/360000049043

ZoomAmazon ChimeMicrosoft Teams

 飲み会からオンライン授業から会議までマルチに活躍するWeb会議ツールです。特にZoomは「Zoom飲み会」という言葉で一躍有名になりましたね(違う 無料で使えるものから法人向けのサービスを契約する必

Discord

 オンラインゲームをされる方々には知られた存在でしたが、最近は非ゲーム関連の様々なコミュニティで利用されるようになりました。遅延の少ないボイスチャットをはじめ最近はビデオ通話も利用できるようになっています。アカウントの作成には先に作成したGmailのメールアドレスを利用するのがオススメです。

【参考】Discordの使い方。初心者からすべての人に向けた図解マニュアルhttps://honkinonki.com/discord-howto

Twitter

 必須ではありませんが、発信はしなくても情報収集だけでも便利です。特にイベントの開催情報はいち早く流れてきますのでお勧めです。これも最初に作成したGmailのメールアドレスを使って作るとよいと思います。Tweet Deckとセットで利用するとイベント参加中も特定のハッシュタグを追いかけやすくなります。

 ・Qiita

 元々はプログラマ向けですが、多くのエンジニアが参考にできるチュートリアル記事なども豊富です。ツールの使い方なども参考になります。後々のアウトプットに備えてこれもGmailのメールアドレスを使って作るとよいと思います。気に入った記事をストックする機能がとても便利です。

 ・Connpassdoorkeeper

 どちらもエンジニア界隈ではこれも言わずと知れた存在ですが、私も関わるようになるまで全く存じませんでしたw。Twitterアカウントを利用しての登録が簡単です。イベントやIT勉強会の開催告知や参加登録の受付が行われています。申し込むと参加時に必要な案内などをイベントの案内ページやメールなどで受け取ることができます。

(2)始め方のポイント

・機材はあるもので工夫できる

 高価なマイクやスピーカーは必ずしも必要ありません。スマートフォンの内蔵のマイクやスピーカーで十分な場合も多いです。ただし、スピーカーの音がマイクに入ってしまったりキーボードの入力音が気になったりするので可能であれば付属品でもよいのでマイク付きのイヤフォンを利用した方が良いと思います。個人的にはBluetooth接続のマイク付きのイヤホンやヘッドセットなどがオススメです。

・パスワード管理ツールを使う

 管理するアカウントが増えると面倒になるのがID・パスワードの管理です。セキュリティ対策と話が被る部分でもありますが、推測可能な安易なパスワードにはすべきではない一方で覚えることが難しくなります。そこで利用をお勧めするのがパスワード管理ツールです。オフラインで利用可能なものから複数端末で共有可能なものまで多様な製品があります。PCやスマートフォンで共有できるものを選択すると便利で活動に対する負荷を下げてくれます。

・まずは触れてみる

 それぞれのツールの使い勝手はやはり触れてみることが一番大切だと思います。使い方はQiitaや多くのブログなどでチュートリアルが紹介されているので参考にしながら、よく使いそうなものからPCやスマートフォンタブレットなどで一通り確認しておくのがベストです。

 特にWeb会議ツールは使い慣れるまで少し時間がかかります。自分の顔が画面に映るだけでもなかなか好きになれない方もいるようです。繰り返しますが慣れが必要です。飲み会でもなんでもよいのでできるだけ触ってみましょう。慣れます。

(3)注意すべきポイント

・セキュリティ対策を行う

 パスワードの使いまわしはなどはもってのほか。前述したパスワード管理ツールで強力なパスワードを生成しましょう。多要素認証の有効化や復旧コードの取得などアカウントの復旧手段の確保などのセキュリティ対策を行いましょう。また、アプリケーションのダウンロードはapp storeやGoogle play、各社の公式サイトから入手するようにしましょう。検索時に表示される広告から偽サイトに誘導されることもあるので注意しましょう。

・Web会議ツールの名前の表示に注意

 うっかり以前の会議で使用した名前で参加してしまう場合があります。実名ではなくHNで参加したい場合は注意しましょう。例えばZoomならワンクリックで参加できるリンクからの参加ではなくミーティングIDと表示名を指定して参加するようにしましょう。Teamsならゲスト参加時に名前を指定できますが、組織のアカウントでログイン済みの場合はそのままの名前が表示されてしまうことがありますので注意しましょう。

 ・普段使い用とは別のブラウザを用意する

 コミュニティ活動用のアカウントでログオンした状態で使えるブラウザをメインのブラウザと別に用意すると便利ですし、うっかり別アカウントで資料を共有したり公開してしまうなどの事故を防ぐことができます。

この記事を読んでCSE Hokkaido(エゾジニア)が気になった方はぜひ↓の記事をご覧ください。