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加藤路瑛の1日(2021年9月27日〜)2面性を持ちながら。そんな僕の日常。

加藤路瑛の日常(会社経営や高校のこと、プライベート)を赤裸々に1週間単位でお届けするnoteです。月曜日・火曜日は公開中。

9月27日(月)

午後、縫製会社さんと打ち合わせ。パーカーの縫製会社は決まっていますが、肌着の縫製会社さんが見つかっていません。今、肌着の縫製会社さんを絶賛探しています。

そんなものパーカーと同じ会社でいだろうと思われるかもしれませんが、縫製会社には得意不得意があります。パーカーの縫製を頼んだ縫製会社は「布帛(ふはく)」専門です。布帛とは、ワイシャツみたいな生地が代表です。

それとは別にTシャツみたいなニット素材が得意な工場があります。肌着専門もあります。使うミシンが違うからです。またベビー服は認定基準があって認定工場でしか作れません。

感覚過敏の服を作ろうとすると、いろんな方から「ベビー服を作ってる工場に相談したら?」と意見をいただきますが、ベビー服は使ってみるミシンも含めて、ベビー服工場で「大人のも縫って」とはならないのです。

今日の打ち合わせした「工場さんんは、大きい会社で、ベビー服も肌着もニットもOKで、国内外に関連工場含めてたくさん工場を持っていらっしゃいました。パタンナーさんも企画デザインの担当者も社長さんも揃って参加くださいました。とても心強いです。

ただ、感覚過敏の課題とそれを縫製技術で可のもの不可のものを伝えていくのが難しい。一般的にいいだろうと思われる、接着による無縫製や、フラットシーマーとしう縫い目がフラットになる縫製も過敏な僕はNG出しますから・・・

夜は、オリィ研究所、分身ロボットカフェでOriHimeサッカーをやったので手伝いに行きました。(仕事ではありませんwww)

オリィさんから「27日、放課後集合」と連絡があり、いちおう高校生な僕の放課後とは「16:30」なので、「間に合わなーい」と返事をしたのですが、オリィさんの言う放課後はカフェが閉店した「19:00」だったのです。

余裕で間に合いましたwwwそして、オリィさんはカフェが終わったあとの時間を「放課後」として、開発とかに使っているんだろうなと思ったりしました。

この日のOriHimeでサッカーしている写真、いろいろ撮ったのですが、SNSなどでも誰もこの日のことを投稿していないので、もしかして秘密事項?とよくわからないので写真はやめておきます。

9月28日(火)

夜は、感覚過敏の研究チームのミーティングでした。今、感覚過敏の評価のための尺度やそれを利用した配慮交渉のツール開発をしています。今はその基礎部分の話し合いです。

学校や職場などで感覚過敏で配慮を求めたい時がある。そう言う時の補助や交渉ツールになるものを作りたいと思う。そのために、国内外の先行研究を調べたり、今の課題を洗い出したりしました。

このミーティングでは、一旦の議論は出尽くしたので、では、評価するための質問項目などの仮案を僕が作って、それを見てまた話し合いましょううというところで終了しました。

ところが、僕がやっぱり話を止めてしまいました・・・・

そもそもの部分でひっかかってしまったのです。

「え?そこは合意の上だたのでは・・・・」という感じだと思うのですが、僕が研究手順をスマートにこなせないのだと思います。

いや、やっぱり、そもそも論からになってしまうのです。

問いを繰りえす。答えが出ない問いを繰りかえすのは無駄なのだろうか・・・

いろんな病気や障害で配慮や理解を求めるシーンってあると思います。車椅子の人がバリアフリーを求めたり、目が見えない人が音声ガイドや点字を求めたり、そうやって社会は、困っている人が少しでも不自由さが減るようにと努力や歩み寄りで成り立っている。

しかし、目に見えない病気や障害はその歩み寄りが難しい。発達障害やうつ病などの精神疾患などは理解が難しい。感覚過敏もそうだ。目に見えないものへの配慮を求めると・・・

「そんなに辛ければ無理せず(学校や仕事に)来なければいいのでは?」となってしまう。

面倒くさい人間だろう。でも、歩けない人や目が見えない人もそのような「めんどくさい人間だな」と思われながらも、交渉したり、対策商品などで今の状態なのであって、感覚過敏もこれからだ!と思う。

さてさて、水曜日からは有料エリアです。

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