派遣会社に電話して退職した

今朝、早めに家を出て職場ではなく、派遣会社に行こうと思った。

そして担当者に同行して貰い、職場の上司に対して退職理由を説明しようと思って電車に乗る前に派遣会社に電話をしたところ「退職の旨伝えておきます」と言われたので、ホッとしたと同時に退職の理由を自分から正式に伝えたかったな、とも思った。

理由を伝えたにしても、結局は辞めるので意味はあまりないのだが、自分の気持ちがスッキリするし企業側がパワハラ容認している部分に気付いてもらえたら、という気持ちがあった。

ただ、企業から支給して貰っているものを返却しなければならないので、とりあえず派遣会社に出向いた。入館証を返却する際に、退職理由を業務の方にも明確に伝えた。私にパワハラをした女性に対して、指導をすると言っていたがもう過去の話しなのでどちらでもよい。

私の方が年齢もキャリアも上だからパワハラ女性を指導してあげてなければならないのか?

退職すると言って、引き止められた4日目の朝の会議にて:

「あまりパワハラが酷いと、私も黙っていられないので本人に直接何か言ってしまいそうになるが、新参者の私が何かいうと周囲に私自身の悪印象を与えることになるので、悩んでいる末の退職決意だった」と伝えた。

派遣会社の担当者から言われたことは、私の方が年齢もキャリアも上なので、問題にならない程度にパワハラ女性の言動をたしなめてほしいと言われた。

なるほど、と納得しそうになったがちょっと待てよ、と疑問が湧いた。
よくよく考えると「それは違うだろう」と。パワハラ女性に「パワハラが悪いことであるから止めなさい」と指導するのは私の職務内容には含まれていない。

指示された業務をこなすことが私の仕事なのであり、その仕事がまともにできないからパワハラを止めて貰いたいと面と向かっていうのが憚られるからこそ、会社に対応をお願いしているのに、どこかですり替えが起こっているではないか???

結局、誰もパワハラ人間の対応などしたくないのだ

派遣先も、派遣会社もパワハラ女性に何度も注意したという。そして、私が受けているパワハラはかなり軟化した状態だそうだ。 だが、私にとっては7社ほど経験した派遣先の中で最悪レベルだ。

「腐ったみかんの方程式」をご存じだろうか?

同じ箱の中に腐ったみかんが1個あると、他のみかんに感染していく現象を人の集団に例えると「パワハラ人間=腐ったみかん」となる。そして、その人間を取り除かなければ、周囲も腐ってくるのである。

ただ、やっかいなのがパワハラをする人間は仕事ができないワケではないのである。今回のパワハラ女性も仕事は真面目にしているのは分かったが、人間性のかけらもないような言動が問題なのである。

もしも、不真面目であったりするならば、排除もしやすいのであろうがそれなりに仕事をする人間を企業側としても排除したくないのであろう。そのうちに正社員も徐々にパワハラ女性に慣れてきてしまい、茹でガエル状態になっているのだ。

外部から来た者にとっては、あり得ないほどの酷さでも残念ながら、それに気付くことができないのだろう。そしてパワハラ女性は正社員にはへつらっているので、それほど被害を受けないで済んでいるという点も気づけない要因となっているのではないか。

パワハラ人間は自分がミスしても謝らない

人には高圧的な態度で「いかにも自分は完璧だ」レべルの物言いをするのだが、指導内容に疑問を呈しこちらから指摘したら「あ、やば!間違ってた」と一言。さっさと訂正票を印刷し「直しといたから」という。

私がパワハラ女性の指導の下に作成した書類なので、私の訂正印を押さなければならない。納得がいかない。そこまでパワハラをするならば、完璧さを見せて貰いたかったものだが。

このような内容も私が黙っていては周囲には伝わらないので、上司には全て報告した。このような不条理な環境で働いていける人は働けば良いと思う。ただ、私はごめん被る。私は指示された業務はこなしたが、会社側の対応に誠意が欠けていたと思う。

上記のような内容を会社に伝えたかったが、結局のところ言えば角が立つので言葉を引っ込めてしまう。だが、言わなければ伝わらない。じれんまだ。

今更、辞める人間が何を言っても意味を成さないと思ったので敢えて派遣先には何も言わないことにした。派遣会社から私の意図がきちんと伝わっていると良いのだが。。。

早めの損切で、悪いものを捨てれば、良いものが入ってくるスペースができる

次の仕事が決まっているわけではないが、辞めて良かったと思う。毒を浴び続けてまでやりたい仕事でもなかったからだ。もしも、本当にやりたい事であれば、多少の我慢も必要だがそうでなければ即断即決に限る。身体に悪いものは悪いものはゴミ箱にポイ、で良いのだ。

賞味6日間も毒を浴びてしまったので、ジューサーでいつもより多めにキャベツジュースを作って飲んだ。 新鮮野菜のパワーでリフレッシュしたかったからだ。 即断即決をモットーとしている私にとって6日は長すぎたと思う。やはり直観に従い、3日で終わりにしておくべきだっただろう。

その昔、人間は本能に従って生きてきたが情報過多の現代社会においては判断を鈍らせる要因があり過ぎる。世間に流されず、自分の直感に従って生きているときっと良いことがある。私はこれまで、そのようにしてきたし、これからも長いものに巻かれず生きていきたい。

さぁ、嫌なことは忘れて心機一転、自分のやるべきことに集中しよう。







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