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未来に一般に普及する量子コンピュータが、ほとんどの暗号通貨を滅亡させる可能性がある。

量子コンピュータの存在をご存知だろうか。

それは、今普及しているパーソナルコンピュータの
1億倍の計算速度を誇る。
そんなコンピュータは2016年時点で存在している。

そしてすごいのは、それが2018年から数えて10年程度で
一般に普及する可能性があるということだ。

量子コンピュータの強みは現代のパソコンには出来ない「最適化」がある。
例えば、日本の30都市を最短距離で歩くための計算は、
スーパーコンピュータの「京」で1000万年かかるが、
量子コンピュータは数秒で終わらせる。
組み合わせに関して、量子コンピュータは最も得意とする存在だ。


仕組みとしてよく言われるのが、「ビット」に当たる。
一般的なPCだと、ビットという箱の中に1または0しか入らない。
しかし、量子コンピュータは仕組み上、1と0の両方が入った状態で
機能する。

これはどういうことかというと、
ここに1または0が入る、3つのビットの箱があったとして、
通常のPCであれば、1 0 0 , 1 1 0 , 1 0 1 , 0 1 0 , 0 0 1 , 1 1 1 , 0 1 1 , 0 0 0 の
どれか1通りしか入らない状態で、計算することになるが、
量子コンピュータは、これら全ての組み合わせが可能。
1 1 1が答えだとすれば、今のPCは一つ一つ地道にやっていかねばならないが
量子コンピュータは一気にできる、まさにチートなのだ。

今回で言えば、2の3乗=8通りの計算が一気にすべてが可能ということ。
これはビット数によって指数関数的に増えるので、ビットが10通りあれば
2の10乗=1024通りが可能。20通りあれば100万通りの計算が可能だ。
その中で最善を見つければいい話なのだ。
一般的なPCはその中の1通りで一生懸命、100万通りをひとつひとつ、
あれも違うこれも違うと計算している現状だ。

さきほどの日本を歩いていく問題だが、
量子コンピュータはその最短ルートをすぐに見極め、答えを教えてくれる。

これが、一般のPCの1億倍のスピードで計算できる
量子コンピュータの仕組み。
ビットとは何か?やそのほかの仕組みの面に関しては
ここでは割愛する。

これから先、量子コンピュータは、組み合わせ、
適正化に応用し、分子構造などの科学的分野や気象予報、
膨大な計算が必要なシミュレーション分野の応用が期待される。

そして、一般へと普及される。

ー 問題の暗号通貨はどうなの? ー

では、皆さんが一番気になっている暗号通貨について確認してみよう。

今の暗号通貨のほとんどは、
とても解き難い素因数分解の方式によって
ハッキングから身を守っている。

普段のPCであれば何十年もかけて解かなければ
解けないものになっている。
逆に言えば、何十年とかかければ解ける仕組みになっているが
そんなことをしようとする人もいないし、する必要もない。
(数十年かけてハッキングした結果、安全ではないと
通貨価値が下がったらその意味もないだろう。しかも、
ビットコインに関してはハッキングするのに、膨大なマシンが必要となる。)

しかし、量子コンピュータの最適化を使えば
それが数秒で解けてしまうことになる。

ということであれば、将来量子コンピュータを使って
一般人がいとも簡単にビットコインをハッキングできたり、
または誰よりも早く暗号通貨をマイニングして
独占したりできる可能性があるかもしれない。

量子コンピュータの普及は素晴らしいと同時に恐ろしくもある。

シンガポール国立大学のリサーチャーが発表した論文によると、
推定では2027年に量子コンピュータを使って
プライベートキーをハックできる可能性があるとのこと。

そして、何より安心して頂きたいのが
量子コンピュータ耐性の暗号通貨も今、開発されているということだ。

これは通貨名を挙げれば、
Cardano(ADA)、IOTA、QTUM、NEO、QRL、HSR、IOC、XSH等。

量子コンピュータに耐性があるというのは2018年時点で
しっかり発表があるということは、やはり伸び代がある。

ほとんどの通貨があとになって焦って研究、開発を進めてという状況。

人々は安心、安全を求める。
だからこそ、安心・信頼できる暗号通貨への投資を
おすすめする。

上記のほとんどが優良株だね^^


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