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ビットコインはデジタルゴールドなのか?


とても良い表現だと思うし、そういう一面もあることは間違いない。

ビットコインに価値があり、価格が付く理由も、需要の要素も、いろいろひっくるめて私の結論は、

「ビットコインはアートである。」

です。


↑記事の内容は関連しないけど、冒頭の引用ツイートを参考にしたい。

今回のコロナショックによって、世界的な経済は一時的に大きく縮小した。
もっと縮むかもしれないし、もう底を打ったのかもしれない、わからないけどとにかくそれ以前よりも小さくなってしまった。

ビットコインの機能として、SoVがしきりに言われていたなかで、
今回の相場の暴落によって、一部の方たちから、
「ビットコインのSoV性など妄言だったのではないか?」という論調が噴出した。

私はそうは思わないし、とても思慮が浅いと思うし、SoVとはどういったことかを理解していないのだと思う。

一部のビットコイナーからは、
「GOLDも同じように下がっているのだから、ビットコインだって下がって仕方が無いし、SoV性は侵されていない。」

という主張も見た。


SoV、価値の保存性とは、

言い換えれば、「購買力の保存性」である。


例えば今回、GOLDもビットコインも大きく値を下げたわけだけども、

GOLD1ozで買えるもの、1BTCで買えるもの、
そういったものを基準に変動を考える必要がある。

つまり、フィアット換算の価値の上下ではなく、購買力は保たれたのか?ということ。

そういう意味でも今は、確かに購買力は落ちているだろう。
以前であれば1BTCで買えたかもしれないものは、今は1.3BTC出さないと買えないかもしれない。

しかし相場の変動と影響速度、経済のリバランスを時間と共に考慮すると、
(これは予測にしか過ぎないしデータを引っ張ってきて算数をするのも面倒だけど、)
GOLDもBitcoinも押し並べてSoVに成功しているし、するだろうと思う。

むしろビットコインの「単位当たりの購買力」はその伸びしろが大きく、それが投資に値するものなのだとも言える。


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「フィアットでの評価単価」の変動や上下がSoV性を左右するのではないということを言いたい。


ビットコイナーはよく言う、
「ビットコインが値上がりしてきたのではなくて、フィアットの価値が下がり続けてきたのだ。」と。

正しいと思う。
さらに、ビットコインもその価値を大きく伸ばし認められてきたという過程も十分に評価できると思う。


これからもフィアットの価値(購買力)は、押し並べて弱まっていくことは今の通貨理論でいくとほぼ間違いない。MMTとかMTPLとか。


つまり、ビットコインは対フィアットで値上がりし続けていくということ。

暗号通貨を取り巻く環境はこれからも大きく変化していくだろうけど、
ビットコインは将来に向けて最も投資性の高い安全資産になっていくと言える。
でもこれはわからない人にはずっとわからないことだと思う。
だから、ビットコインはアートなのです。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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