JPモルガンとDBSのブロックチェーン決済ネットワーク「Partior」、シリーズBで6000万ドルを調達
PartiorはDBS、JPモルガン、スタンダードチャータードの合弁事業で、即時決済と清算のための統一されたブロックチェーンベースの銀行間決済網の構築を目指している。
ブロックチェーンベースのテクノロジーを使用して、このような銀行業務を迅速化することは、今ではごく一般的になっている。
大手金融機関であるJPモルガン(JPMorgan)、DBS、スタンダードチャータード(Standard Chartered)が支援するブロックチェーン決済ネットワークのPartiorは、シリーズBラウンドで6000万ドル(約96億円、1ドル=160円換算)を調達した。
7月12日のメールでの発表によると、この投資はPeak XV Partnersが主導し、Valor Capital GroupとJump Trading Groupが参加した。また、JPモルガン、スタンダードチャータード、そして既存投資家のTemasekも参加した。
Partiorは、即時の決済と清算のためのブロックチェーンベースの銀行間決済ネットワークの統一化を目指す、DBS、JPモルガン、スタンダードチャータードの合弁事業だ。
今回調達した資本は、Partiorの外国為替スワップおよびクロス通貨レポ取引の能力拡大のために使用される予定だ。
ブロックチェーンベースのテクノロジーを使用して、このような銀行業務を迅速化することは、今ではごく一般的になっている。
JPモルガンのOnyxネットワークは、数年前に稼働して以来、数百億ドルの取引を決済してきた。先月、フィデリティ(Fidelity)はOnyxを使用してマネー・マーケット・ファンド(MMF)をトークン化した。
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