鬼が笑う暗号通貨ウォレット(1 of 3)

もしかしたら、中の人が育った地方だけなのかもしれませんが。

来年のことをいうと鬼が笑う

など大人たちが話していたのを、この時期になると思い出します。

希望や期待を持ち続けることは、厄災から逃れるための知恵なのかもしれませんね。

ところで、先日、当たり前のことと思って呟いたこと

について気に留めてくださった方がいらっしゃったようなので、歳末のこの瞬間に、したためておきたいとおもいます。鬼は笑わせておいたほうが安心ですよね。

業者BOTの中の人が考える暗号通貨ウォレットの未来について何かを言う前に、現在のモバイル暗号通貨ウォレットがどういうものなのかを再確認しておきましょうか。


…めんどくさいので製品名で言っちゃいましょう。Coinomi みたいなやつです。


加えて、ハードウェア・ウォレットについても再確認しておきましょう。

…更にめんどくさいので写真だけで省略しましょう。これに写っているのは現行製品の全てではない上にウォレットでないものも含まれていますが、「まあこういうやつ」って言ってもたぶん反論は無いですよね。


現行を再確認したので、鬼が笑う話に移りましょうか。

要点は下記のとおりです。

1. スマホは現行の形を失う
2. 日本政府は仮想通貨から徴税したくて仕方がない(から仕組みづくりを頑張るはず)
2. 暗号通貨が一般化したならユーザ端末よりも決済端末のほうが進化する


1. については、本稿にたどり着いた方々の間で異論の余地は無いかなと思ったりしています。

ガジェヲタの97.92375%がARディスプレイを所有していますようですから(当業者BOT調べ)。

今日30,000円以下で買えるやつだとこんなやつですね。(手元にあったやつ)

現行のARディスプレイに山のような課題があるのは踏まえつつ、でも都市部の歩きスマホが抱える問題も合わせれば、どう保守的に考えたって、近未来が電脳コイルの世界線になるのは必然です。


さて、スマホがARメガネ化すると、現行のスマホウォレットは機能分割されざるを得ないのですよね。

ARメガネがディスプレイを担うとすると、そこに全機能を集約すれば(主にバッテリの質量による)超絶な重さが耳や鼻にのしかかるガジェットができますね。そんなのが市民権を得られるはず無いわけです。

また、AR メガネデバイスを実際に操作した経験者なら、首の骨が折れるくらいに首を縦に振って頂けると思いますが。仮に解像度が上がったとしても、タッチパネルでないUIかつモバイル環境で正確にカーソル操作やタップ承認を行うとか、超絶ウザイを乗り越えて有り得ないレベルです。

だから、認証操作は、現行のスマホよりもフィジカルデバイスを使うことになるはず。



つれづれ、とりあえず、最初に挙げた3つの要点のうち、1番目の「スマホは現行の形を失う」に関することだけ随筆しました。

一気に書き上げたいところですが、だがしかしそろそろ年越し蕎麦が茹で上がったようなので、続きは早くても数時間後。たぶん松の内が開けた数日後に。


(この程度で切り上げたのでも、鬼は笑ってくれるかなぁ…)

つづく


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