日本では野手は投手の太鼓持ちなのか?

去る8月6日の阪神-巨人戦で増田大輝内野手をマウンドに送ったが、それに対して原監督が批判されるのが不思議だ。

「神聖なマウンドに野手を上げるのが失礼」だと言うなら、かつて故野村克也監督が行った「遠山・葛西スペシャル」は投手に1塁を守らせるのだから、1塁手に対して失礼ではないか?

内外野を守るユーティリティ選手は重宝され何も言われないのに、野手が投手をすると騒ぐのか理解に苦しむ。

マウンドの神聖化で投手が特別視されるなら、他8つのポジションの選手は投手の太鼓持ちなのか?だとしたら野球はチームスポーツとは言えないだろう。

私はアンチ巨人である。
しかし、この原監督の采配としっかり仕事をした増田選手は称賛されるべきである。

そして、持ち前の走塁と守備に加えて投手力を証明した増田選手にプロ根性を見た。

プロは生き残るのに"一芸"と"他との差別化"は重要ですから!

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