公営競技は社会科の勉強 (西日本編)
前回の東日本に続き今回は西日本編。
岐阜県の公営競技場は風光明媚を前面に出す傾向のようで、大垣競輪の記念は水都大垣杯であり、笠松競馬場の重賞には岐阜県の自然と地形を表す"飛山濃水賞"がある。
石川県と言えば"加賀百万石"ということで、金沢競馬には百万石賞という重賞がある。他に石高が由来では、高知競馬には二十四万石賞がある。
同じ四国では、小松島競輪の記念は阿波おどり杯争覇戦で、高知競輪はよさこい賞争覇戦と踊りという伝統文化が由来である。
園田競馬はかつての摂津国にあることから摂津盃と重賞があり、やはり土地柄か六甲盃もある。
ご近所である阪神競馬場では、大阪-ハンブルクカップが春に開催される。大阪市がハンブルクと友好都市であるのが由来で、ハンブルク競馬場では"Hanshin-Cup"が行われている。ならば、12月の阪神カップを「大阪-ハンブルクカップ」か「ハンブルクカップ」に名称変更してはどうかと?
佐賀競馬には全国で唯一では?方言が由来の重賞「佐賀がばいダッシュ」がある。
個人的には松阪競輪の記念、蒲生氏郷杯王座競輪「松阪牛賞」が"これぞ松阪!"と思えて名称MVPである。
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