小倉競馬場で考えてみた③(終)

確かに小倉競馬場は良い競馬場です。しかし、コースに特長があると言えば新潟の直線1000メートルくらい。特にローカルのコースはどこも似たような形です。
そこで10あるJRAの競馬場に1つくらい障害専門の競馬場があっても良いのではと思いました。

現状として障害レースは"平場のついで"的な位置づけになっています。しかし、それは障害レースに人気と将来性がないからなのか?私はそうは思わないのです。

中山GJと中山大障害。この2レースでしか使われない"大竹柵"と"大生垣"障害を落馬なく全馬が飛び越えたら拍手が沸き起こります。しかも、1着馬がゴールするときばかりか、ビリ欠の馬がゴールするときも拍手が沸き起こります。

私はそんな温かさに溢れる中山大障害を有馬記念と同日に行うべきだと思うのです。多くの方々に中山大障害を観ていただいたらレースに魅了され、障害レースへの注目度が上がるはず。

今年は中止になってしまったが、"オジュウチョウサン"は世界一過酷の障害レースで、イギリスで最も人気のある「グランドナショナル」に挑戦するべきと本気で思っています。(テレビの視聴者は6億人とも言われているそうです。)

今や日本馬の海外参戦が普通です。障害馬の「グランドナショナル」や「パリ大障害」への挑戦が珍しくない時代が来たら最高です。そのためにも障害レースへの風向きが変わり、障害専門の競馬場が出来る時代が来ることを小倉競馬場で望むのでした。

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