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孤独なRoad to UFC あまりにも自分に厳しくピュアで胸が締め付けられる。

2023/07/03のじりラジオの内容を文字起こししたものです。

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川尻達也のじりラジオ。
はい。皆さんどーもです。

このラジオは茨城県つくば市並木ショッピングセンターにある初めての人のための格闘技フィットネスジムFIGHT BOX FITNESS代表の川尻がお送りします。
今日もよろしくお願いします。
一人で収録してます。

昨日日曜日は朝6時に起きてUFC on ESPN ストリックランド vs マゴメドフをU-NEXTで観ました。
その中でも気になった試合ケビン・リー vs リナト・ファクレトディノフ。

ケビン・リーは2017年、だから6年ぐらい前にUFCライト級の暫定王者に挑戦してファーガソンとやって負けているんです。
強い選手なんですがUFC最後の試合では負けてドーピング検査にも引っかかって一度リリースされます。

その後はハビブ・ヌルマゴメドフの団体Eagle FCで元UFCのディエゴ・サンチェスと戦い勝つんですが、その後Eagle FC 自体が大会開催がされなくなり今回UFCに出戻りしました。

対戦相手のリナト・ファクレトディノフ。
21勝1敗、11KO6一本4判定でフィニッシュ率が81%です。
しかも1ラウンドフィニッシュが13回。
19連勝中というめちゃくちゃ強い選手なんですけど、そのリナトの右ストレートを喰らってケビン・リーがダウン、タックルにいくもギロチンを合わされて失神、秒殺負けでした。

試合後マイクでリナト選手が、「これからは新しい世代のファイターの時代だ」みたいな事を言ってたんですが、実はケビン・リーよりリナト選手の方が年上なんですよね。
リナトが31歳。
ケビン・リーってまだ30歳なんです。
6年前ですから24歳でUFCの暫定王者に挑戦しているっていうかなり早熟なファイターだったですね。
ケビン・リーまだ30歳だけど落ちていく姿がすごく切なく感じました。
対するリナト選手はこれで20連勝。
注目です。

メインイベントのストリックラウンドはTwitterで人型エイリアンさんっていう方のおかげで、だいぶサイコパスだというのは知れて面白いんですけど最近の試合を観る限り、試合は意外と地味でそんなに好きなファイターではないんです。
けど今回の試合は1ラウンド目の劣勢をひっくり返して2ラウンド目にKO勝ちでした。
すごい強かったです。
試合よりTwitterで目が離せないストリックラウンドさんに今後も注目したいと思います。

そして夜はU-NEXTでDEEP114でした。
第一試合のパラエストラ柏所属の秋元強真選手17歳強かったです。
対戦相手の朝比奈選手も23歳で元柔道のトップ選手だったらしいんですけど、朝比奈選手のタックルにケージレスリングで対抗して切り返してバックチョークで一本勝ちでした。
17歳でこの強さ、いやー恐ろしいです。

ちなみにケージレスリングで頭を外に出すシングルレッグはバックを取られる可能性が高いからあまりやらない方がいいです。
危険度が高い技だと思います。
その頭を外に出したシングルレックに対してバックを取る動きは岩瀬茂俊さんの得意技です。

他の試合の感想も色々あるんですけど、これは後半で語っていきたいと思います。

レターいきましょう。

川尻様
お疲れ様です。

“先日のじりラジオでも言及されていましたが、TUF31面白いですね!やっぱりリアルファイトとリアルな人間ドラマの組み合わせは最強ですね!
お金はかかると思いますが、日本の格闘技業界も丸パクリすればいいのにと思います!
ここはチーム川尻vsチーム青木しかないでしょう!
川尻コーチ、ABEMA の関係者の皆さん、実現いかがでしょうか?”

ありがとうございます。
これは昔ABEMA TVでやった格闘代理戦争がまさにそうだったんじゃないでしょうか。
RIZINから格闘技を好きになった人は知らないかもしれないですけど、昔Road to UFC JAPANというのがあったんです。
2015年の7月から行われてたリアリティ番組ですね。
UFC出場を目指す格闘家がコーチの元でトレーニングしながらトーナメントを行うっていう、アメリカの本番TUFと一緒なんですけど、合宿所での共同生活は行われず、コーチがジョシュ・バーネットとロイ・ネルソンでフェザー級の8人の選手が集められて、 総合演出は我らが佐藤大輔さんがやってたんです。

フェザー級選手がジョシュ・バーネット側に大澤伸光、西浦“ウィッキー”聡生、DJ.taiki、石原夜叉坊。
ロイ・ネルソン側に安藤達也、廣田瑞人、長倉立尚、上迫博仁。
上迫選手は練習中に怪我してしまってハルク大城選手に選手が変わってます。
大尊選手とドリル中に肩から落ちて負傷してしまい残念ながらリタイアとなりました。
ここで生まれた名言が、咄嗟の出来事に動揺してる大尊選手の『ソーリーごめん』です。

知らない人が多いんですかね。
これ何かで観れないかな。
UFCファイトパスとかYouTubeにないんですかね。
結局決勝に廣田選手と石原夜叉坊選手が残って引き分けで両方ともUFCと契約したんです。

この頃僕もUFCファイターだったので日本でTUFやりましょうよって日本のUFC関係者に言ってました。
当時フェザー級だったんですけど五味とやるなら階級上げるから僕と五味のコーチ対決でいいじゃないですかって。
TUFって最後はコーチ対決をやるのがルールなのでやりたかったんですが実現しませんでした。
結局その数年後に行われたのが格闘代理戦争で多分TUFをイメージしてやってたんじゃないかなと勝手に思ってました。

他にもいきましょう。

“先日DREAMのお話ありがとうございました♪
楽しく拝聴しました。
不定期でいいのでまた話していないことあれば聞かせてください!

私事で恐縮ですが
ついにアラサーになってしまいました。
30代から40代に至る肉体の変化
あるいはケアした方がいい点とか
参考にしたいので聞かせください。”

メンバーシップのレターをくれたテミロフンさんです。
ありがとうございます。
あんまり昔の事を覚えてないんですけど機会があればまたしたいと思います。
30代から40代に差し掛かり身体の変化とかケアした方がいい点とのことで、僕が感じたのは当たり前のことなんですけど疲労が抜けにくくなったり怪我をすると治りが遅くなったりします。
スポーツに限らず日常生活でもそうなので気をつけましょう。
これは何回も言うように睡眠・食事・規則正しい生活が一番大事だと思います。
ちなみに今の僕は全くそれができてません。

そして練習では30代後半に差し掛かりウォーミングアップとクールダウンにすごく時間を使うようになりました。
ウォーミングアップが1時間半から2時間ぐらい。
練習時間はスパーリングが5分5 ラウンドなので休憩1分入れても約30分。
そしてクールダウンに1時間。
30分の練習をするために2時間半から3時間かけて準備運動とクールダウンをしてました。
やっぱり練習は大事なんですが、練習よりも練習のための準備だったり練習後のケアをしっかりやることのが大事ですね。
それが全て次の日のコンディションに繋がってきます。
そんな感じで10分喋ったので後半はメンバーシップで今日のDEEP114を観ての感想を話していきたいと思います。

とにかくレスリングに尽きるなってことが一つです。
レスリングが勝敗を左右した試合が多かったです。
試合を振り返っていきましょう。
もし興味あればメンバーシップご入会をお待ちします。

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FIGHT BOX FITNESS代表 茨城県つくば市並木ショッピングセンター 初めての人のための格闘技フィットネスジム RIZIN・Bellator・UFC解説者 ジムトレーナーや解説者として格闘技の楽しさを伝えていきます。