2021年 マーメイドステークスの簡単な血統分析

おはようございます。
今日は今週行われる重賞レース

マーメイドS

の血統分析をしていきたいと思います。

先週はエプソムカップで注目馬として取り上げたザダルが見事に1着と好走してくれました。
今週も楽しみですね。

マーメイドSの血統な血統分析

阪神競馬場の芝2000m内回りコースで行われる牝馬限定ハンデ重賞のマーメイドS
スタートは正面スタンド前からのスタートで丁度そこから2周するコースレイアウトです。
2度の急坂を越える為パワーよりもスピードタイプが多い牝馬にとっては過酷なタフなレースになりやすい印象で軽ハンデ馬が良く好走するレースでも有名ですね。
他のハンデ重賞レースよりも圧倒的に軽ハンデ馬の好走が多く、前走1800mからの距離延長組、前走3着以内、リステッドや条件戦を使って来た馬の好走が多くこれらは注目ローテと言えるだろ。
それ以外からのローテも少ないが好走している馬もおり、あまり固執すぎず予想していきたいところです。
登録馬は少ないが前走から距離短縮組は近5年では好走馬は出ておらず、今年はミスマンマミーアが登録されており、もし出走するのであれば軽視していきたいです。

後は今年は開催日程が例年とは異なり2週目に開催されるが今年は開幕週で行われます。前開催では24週続いた阪神開催ですが、最後まで時計は早く路盤状況も良好で雨が降った時でもそれなりに早い時計が出ていた印象があります。
今週は雨予報ですが日曜日は晴れ予報と馬場がどこまで回復するのかも注目です。

近5年1着〜3着馬の父、母父の系統
2020年
1着ハービンジャー（欧州ノーザンダンサー）×サンデー
2着ディープ（サンデー）×米国ミスプロ
3着モンテロッソ（欧州ミスプロ）×パーソロン

2019年
1着オルフェーブル（サンデー）×米国ナスルーラ
2着ディープ（サンデー）×米国ミスプロ
3着ヴィクトワールピサ（サンデー）×米国ミスプロ

2018年
1着ディープ（サンデー）×米国ノーザンダンサー
2着ステイゴールド（サンデー）×米国ノーザンダンサー
3着ステイゴールド（サンデー）×米国ナスルーラ

2017年
1着キングカメハメハ（欧州ミスプロ）×サンデー
2着マンハッタンカフェ（サンデー）×欧州ナスルーラ
3着マンハッタンカフェ（サンデー）×欧州ノーザンダンサー

2016年
1着ゼンノロブロイ（サンデー）×欧州ノーザンダンサー
2着マンハッタンカフェ（サンデー）×米国ヒヤムー
3着ステイゴールド（サンデー）×欧州ノーザンダンサー

15頭
サンデー系14（父12母父2）
ノーザンダンサー系6（欧州4米国2）
ミスプロ系5（欧州2米国3）
ナスルーラ系3

サンデー系の好走がかなり多いレース
ディープ系や小回り戦に強いステイゴールド系などの中長距離戦に強いサンデー系の好走が多く好走しています。
後は母父に米国血統や欧州血統ならデインヒルなどのスピードのある馬の好走が多く、ヒズマジェスティorグロースタークの血を持っている馬にも注目したいと思います。


これらを踏まえて今回注目したいのは
父サンデー系（特に中長距離戦に強い）
母父米国血統orスピード系欧州血統
ヒズマジェスティorグロースターク持ち
です。

注目馬

シャムロックヒル
父はサンデー系のキズナで、母父は米国ナスルーラ系のタピット
父キズナはディープインパクト系の種牡馬で父ディープの様に瞬発力で差し切って勝つよりは前々から持続力をいかして勝負するタイプの種牡馬です。
母ララアの産駒は阪神競馬場での成績が良く、姉のサラスは2年マーメイドSを勝っている。
母父がボールドルーラー系の産駒は急坂コースを得意とする馬が多く、同コースで行われるG1レース大阪杯では母父ボールドルーラー系のアルアインが勝つなど相性の良い血統です。母系の奥にはヒズマジェスティも持っており血統傾向にも合う。
前走3勝クラスで大敗しているが開幕週で雨の影響がありそうなら、ハンデも50キロと先行できる馬が有利になるのではないかと思っています。
キズナ産駒も重たい馬場はかなり強いので雨の影響が出るなら非常に面白く人気もないので狙ってみたいと思います。

その他気になる馬
キングスタイル
ディープ×タイキシャトルと血統的には合いそうで、ハンデ50キロと軽く展開向けば面白そう
出走するかどうかわからないが出てきた注目したい。

サンクテュエール
ディープ×ゴーンウエスト系で血統傾向は合う
前走休み明けで久々の好走で、そこから間隔が開くのもプラス
ハンデは重いが実績馬だとこの馬かなと思い注目したい。

後は小回り戦得意のハービンジャー産駒のフィリアプーラ、ステイゴールド系のアンドラステ、後はディープ系中心に注目ローテの馬を絡めた馬券構成をしていきたいと思います。