見出し画像

ちょこっと奄美に住んでみた。~住用に恋する~

12/27~01/06 母の故郷・奄美大島で過ごしました。
とても面白かったのでその記録です。
一つの記事では書ききれないのでいくつかに分けてのんびり書きます✏︎

住用とは

わいの母の田舎は住用。
住用町(すみようちょう)とは、以前は住用村(すみようそん)と呼ばれていたが、現在は名瀬市と北部の笠利町と合併し、今は奄美市となっている。

地図でみるとこんな感じ。

いつもの地図
ピンクが名瀬中心部、青が住用町

名瀬中心部から入口あたりの住用町城(ぐすく)までは車で20分ほど。

だがしかし、母が幼いころはバスで1時間半ちかくかかっていたらしい。
奄美大島はとにかく山が多く、トンネルが多い。
名瀬から住用までもトンネル4,5つほどあって(その先にもたくさんあるので忘れた)、これらのトンネルのおかげで時間が短縮されている。
トンネルができる以前は険しい山道を通っていたので時間がとてもかかっていたのだ。(ナイトツアーで行った旧国道はとにかくすごいがたがた道だった。しかし、上の方からは山から海が見えて景色がとてもよかった⛰🌊)

山に囲まれた地域、それが住用。

住用のマングローブ

住用のマングローブ原生林は奄美大島の観光ガイドに必ず載っている。
日本で2番目の規模らしい。(ちなみに1番は沖縄の西表島のマングローブ)
世界自然遺産にも登録されている。

初めて見た際にはその大きさと緑の木々に圧倒された。
まるでガイド本からそのまま飛び出した風景だった。

曇りだがらわかりにくけど、左がマングローブ原生林なのだ
住用小・中学校よりも手前の展望台より

この写真だとわかりにくいですが、本当にすごいんですよ。川とマングローブの森と、海と。見出しの写真は展望台から撮ったものです📷
元日だったので一年の最初にこの風景が見れてとてもうれしい。

その時は南部の古仁屋に行く道中だったのだが、あまりの迫力にびっくりした。運転しながら感動した。
「え!え!超マングローブじゃん!なんでここから見えるの!?」言ってることがめちゃくちゃである。

しかし、その時に出てきた母のコメントが斜め上過ぎてさらにびっくり。
「うん、そうそう、学校に行く時にいつもこの景色を見てたよ~」

なに~!世界遺産級の景色を見ながら登校していたのか…🏫それはまたすごい
うちの母を知っている人には伝わりますが、ぽわーんとしているのに色々と天然で面白いし時に大胆で辛口なのですよ。こういうダイナミックな自然が影響を与えているのやらどうなのか…


マングローブとは

そもそもさっきから出てくるマングローブとは、
熱帯・亜熱帯地域の淡水と海水の混ざり合う場所に生育している植物の総称で木の名前ではないのだ。

日本では温帯地域の割合が大きいのでマングローブ自体なかなか見る事ができないし、この周辺にはたくさんの動植物が生息しているのでとても面白い。
以前来たときは原生林まで見る事はできずで、川の中のちっちゃなヒルギ(マングローブの木の一種)しか見てなかったので、余計に感動したのだった。

マングローブ原生林で感動した後日、母とカヌーを漕いできた⛵
ガイドさん付きで2000円。二人乗りで母とはまったく息が合わなかったけど転覆はどうにか免れた。楽しかった(^ω^)(何回か岩や木に追突したけど)

この日は晴れて最高でした✌


ヒルギにはオヒルギとメヒルギがある


今回は満潮、干潮の時は様々な生物が観察できる


川底はこんな感じ クロダイ🐠とかいました


今回は2000円でしたが、4月からは一人3000円だそう

次回は干潮のときにいってシオマネキ🦀ミナミコメツキガニカニ🦀の大群を見るのだ

とっても自然豊か🌳

マングローブパークの住所は石原、だけど住用町はとっても広い!ので車で国道を走ると入口らへんの城(ぐすく)から瀬戸内町の隣の市(いち)までが40分くらい。むかしは山道だったことを加味すると実に山に囲まれている地形⛰

とにかくいろいろたくさん🐦


小・中学校のガジュマルの木
アサギマダラがたくさん


イルカンダという花✿の木らしい


イルカンダの下の川
こんな空間ばかりで下に降りたくなる


夏にはタンガ(川えび)がいるらしい 捕まえたい🦐


ルリカケスが!真ん中です


市の海岸
大きな波の時に石がサーっと引いていく音が綺麗✨


東仲間のモダマ まんなかの巨大さやえんどうがそれ

モダマはこれらしい

世界最大の豆らしい🍃

母も知らなかったらしく、「東仲間にそんなのあったんだね~」と驚いていた。


このマガジンの見開きの写真
ツタはモダマです
モダマの下の空間 ツタはやはりモダマ


ちなみに、このアカウントの名前の元ネタは「フナンギョの滝」。それも住用にあって、「舟行」の意味で、昔舟をつくるための木を切り出した場所であったことから付いた名らしい。(屋久島にも同じ由来の地名があった)。今回は時間がなくて行けなかったので次回のお楽しみ!

とにかくとにかく、すごく自然豊かで、わいはこういうところで遊びたいんだなぁっていう場所が住用でした~

とにかく一番気に入りました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?