くまもと復興映画祭 16:38〜


10/3土は家にいながら配信をチェックしていました。せっかくなのでその時のメモそのままを載せます。今回は16:38〜 「タイトル、拒絶」ティーチイン


人間のどうしようもないところ、愚かさ

ゲスト 山田佳奈監督 恒松祐里 池田大

司会 きべとしお 行定勲監督

*伊藤沙莉は仕事場でコロナ感染者が出たため大事をとって休み


沙莉の性格だと配信を観てると思う

山田監督の初長編 元々は劇団 10周年
4年前に映画、映画製作の面白み これでようやく胸を張って映画監督と言えると思う 全裸監督の脚本も スポットライトが当たらない部分、生活の色気、生々しさ そういうものに興味をもっている 人間をフューチャーしている 
キャストの2人はセックスワーカーに携わっている役 

恒松 この時代にやりたくてやってるひととそうじゃない人 本当は心の中では痛みを抱えている 今までの役とは全く違う 自分に回ってくるありがたさ 人間の本質を避けずに表現できるのは俳優業としてすごく生きがい

池田 ハギオをやる上で意識したのは距離感 相手の気持ちいいところで会話できる人


セット カメラワーク 照明 キレイ 演劇で培ってきた 元々は演劇だった 7年前に書いた芝居 

自分のやり方に悩んでる時期 容姿では女性に勝てない、男性と対等にやりたいのにできない ラベリングなど
長尺 演劇で培ってきた 導線など
ちゃんと動きで処理をしている
閉鎖的な空間から出た開放感 ぬけ感があまりない開放感 
自分の殻に入っている人たちを描く ウグイス谷 ロケ地を絞って世界から抜けれない人たち 彼女たちがウグイス谷から出て行く 
お葬式で鳥の声が聞こえる 機械音から本物の声になる どう思った??


意見・感想
・男性と女性の違い 色々考えさせられた 
男性が女性にブスという なぜ?なにもいいことがないのに言うんだろう?どう思うか

花にブスと言うと枯れる 科学的に解明されている 相手とのコミュがわからないからブスって言っちゃう人 3人違う いろんな意味のブス 合ってる?ブスって言われたくないよね?
人によってブスって違うよね?ブスなんていないんじゃないの?行定
世の中的にブスなのか でもその人にとっては違う 何か支配下におきたい?そうでもない?測り方がわからない 
日常生活で使わない言葉が出てきたが喋りにくくなかったか

恒松 全部無理してやっているお芝居 言葉をオブラートに包まない やりにくい そのままの単語で言わないことを濁さないで言う 相手も傷つくし人も傷つく 快感ではないけど反応してるのを見て喜んでいる 

池田 そんなになかった 山田さんならではのセリフが盛り沢山

昨日初めて会った ハギオだと思わなかった
大くんはオーディション この人しかいない
みんなのことを俯瞰視してる


・登場人物が苦しみながらも前に進んでいくラスト 妹役のラストはなぜ

うちだえいじ監督 映画を作るには視野を広げるべきだ 海外の人にも伝わるように 宗教が違ったり
妹 まひろを苦しめる役 味方か敵か難しい判断の役 彼女に対してオチをつけた方がいい  必ずしもハッピーエンドではない あの時は彼女が揺れ動いているならあのラストにしよう

・自分は学校で放送部 感情を込めるのが苦手 2人はどうしているか

恒松 今の質問してる時普通に感情が乗っていた のせようと思うよりしゃべろう 思ったままにやりすぎないようにすればいいかな

池田 先輩のテクニック 感情が乗らないとき 動きをオーバーにしてみてそこから体と表情に乗らせる 動いてみるといいかも

伊藤沙莉 監督からどのようにキャスティングのポイントまたはエピソード

今や演技派女優 映画を通して知り合いになって2年 現場ですごくフラット パラパラ踊ってたりする スタートすると集中が増す 
スイッチ 切り替えが上手い人って天才と言われるけど彼女は努力家 周りに気を使う人
寂しがりやの1人好き 彼女がリーダーシップをとっていてこの映画にとって幸せの一つ

行定 奥ゆかしさ アンニュイ 劇場では個性派を求めずに沙莉の毒を出すようにした
何もしないでも奥ゆかしさ?がある 言わなければ言わないだけで ただそこにいるだけで場の空気を掴んで演じる 色気がある女優 

一人で家にいるとき すごい色気なんだろうな 


池田 映画祭がすごい好き こんなに広いところで映画を観ると言う気持ちで来てる人と映画について話すのって幸せ

恒松 映画祭で上映されて話すのはとてもいい経験 

山田 去年の11月以来での上映 この大きさの会場で上演するのはくまもとだけ 


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