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都市対抗野球大会 決勝 JR東日本東北対三菱重工East

準々決勝、準決勝の記事はまだですが、なんせ仕事が忙しく。とりあえず決勝から行く。どうせ、誰も見てないだろうけれど。

決勝は友人からエキサイトシートを譲り受けたが、テレビに映りたくないもので、さらに自腹購入。東芝野球部の面々がそばにいました。写真は撮りづらい席でした。正直、都市対抗はもう自分のようなライトに写真撮影をする人間は入れない世界になっているように思える。

JR東北とは都市対抗前のOP戦で対戦。三菱重工が勝ちましたが、サイドの工藤投手が打てず。彼が先発かと思っていましたが、違いました。この試合は、サヨナラでした。

試合は矢野のホームランで先制、2打席連続ホームランで加点。



大野は正直あまり良くはなかったけれど、江越海地のファインプレーに救われたことも有り。

5回、大野が1アウト1塁2塁にしたところで畠中に交代。しかし荷が重すぎて盗塁しようと飛び出したセカンドランナーにも気が付かず、フォアボールで満塁にして長島に交代。

長島は浅い犠牲フライでホームインを許したものの、後のピンチを切り抜けて1失点で抑える。これが勝因でした。その裏、中前ヒット、対馬バント、矢野タイムリーで3-1。

その後、三菱重工Eはチャンスを作るも代わった工藤が打てず。投手は長島が2イニング無失点、好調の本間にスイッチ。8回裏三菱重工は1アウト1塁3塁で下山がレフトにフライを揚げるも、対馬がホームでアウト。ストップでも良かったかも。

非常に嫌な雰囲気で9回表に。先頭にヒットを許して、同点を覚悟しましたが、併殺打でツーアウト。

そして…。「あと1人で都市対抗優勝」というシュチュエーション。なんどか頭のなかでシミュレーションしたことはあったけど、「まさかね」という感じで。しかし何度も痛い逆転負けを見ている自分としては感慨よりも「早く最後のアウトを取ってほしい」という心境でした。

歓喜の動画も、途中からです。最初から回すと打たれるので。流石に最後のアウトを取ったときは、目から汗が出ましたかね。

個人的に準優勝は絶対に嫌でした。今年の日立市長杯しかり、四国と京都で準優勝になった大会しかり。都市対抗の場合優勝すれば来年も推薦出場、日本選手権出場も決定、準優勝は名誉だけですから。準優勝だけは嫌だった。

佐伯監督のインタビュー。三菱重工長崎、三原、広島、名古屋への言及が有りました。正直拠点は横浜ですけど、三菱パワーもかなり痛手を負っている。

合併を望んだ人なんてほぼいないんじゃないでしょうか。三菱パワーの好きで期待していた選手がごっそり退部して、2021年のOP戦は連戦連敗で。選手権は準優勝しましたけども。「合併で弱くなった」とすら思いました、言わないけど。そういうなかで地道にチームをまとめ、結果を出してくれた佐伯監督に感謝したいです。


黒獅子旗を矢野キャプテンが手にしました。


メダルを掛けられる武田健吾。3年で2回の都市対抗優勝。しかもしっかりと活躍している。「社会人野球に行ったから打てる」といまだに誹謗中傷するやつがいますが、彼は短いスパンで結果を出すことに長けたアマチュア向きの選手なんだと思います。準々決勝、準決勝のファインプレーは素晴らしかった。


橋戸賞は本間が受賞。文句なしです。前にも書きましたが彼も広島から来た当初はかなり打たれていて。そこからよくここまでになりました。生意気な言い方ですけど。

久慈賞はきらやか銀行戦士・TDKの小島投手。素晴らしい投球でした。TDKではあんまり投げていない印象があったけど。

小野賞は三菱Eastとなりました。

記念撮影

補強選手が挨拶。下山は打ち出の小槌のようにヒットが出て。あんまり対戦したくないですね。素晴らしい活躍でした。

笹森投手は泣いていました。2回戦と大事な準決勝で試合を作ってくれました。できれば、来年プロに行ってほしい。対戦することももちろんあるとは思いますが、贔屓目で見てしまうことは間違いないでしょう。


齋藤は某選手の故障で守備固めがいないなか、セカンドを堅実に守ってくれた。東京ガス戦だったか、素晴らしいダブルプレーをとっていた。

大川GMでしょうか。

三菱重工横浜硬式野球クラブに出会ったのが2008年。ボロボロに負けているけどなんか面白いチームをきっかけに見るようになり。2009年の都市対抗予選でのめり込み。当時自分の私生活で大きな変化があり、自由になったことも原因ですが。

2011年にJR東日本東北に完全試合をくらい、12~15年はなかなか勝てませんでした。2016年に「この都市対抗予選で勝てなかったからファン辞める」と誓い、勝利。

その後は合併合併で。正直合併は誰も望んでないし「合併で面白くなくなった」と言って離れた人も結構知ってます。私も三菱重工Eastになってからは「このチームがどうやって強くなるのか」に興味が移り、「勝ち負け」だけにこだわっていて。それが嫌で、都市対抗予選は条件を満たした場合観戦、それ以外は動画観戦に切り替えました。

今回の都市対抗優勝はファンとしては喜ばしいこと。それと同時になにか自分の中で区切りがついたような気がするのも事実。応援している人も増えているし、自分がいなくても、と思う。まあでも自分がいてもいなくても何ら変わりないんですけどね。

「都市対抗優勝したらファンを辞める」と宣言していたこともあったけど、それはペンディングで。長野大会、ホテルとか取っちゃってるし。

社会人野球は優勝よりも圧倒的に敗退が多いもの。そういうなかで優勝を見せてくれた選手関係者には感謝していますし、おめでとうございますと声をかけたいです。




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