見出し画像

都市対抗 三菱重工East対東芝

2回戦で神奈川対決というのは、私が見始めてからは記憶がない。過去にもあったみたいですけど。

準決勝なら10年前くらいの東芝ENEOS、決勝なら2005の日産自動車対三菱ふそう川崎を覚えているが。いずれにしても「なんで2回戦でつぶしあいなの?」という感じ。

去年は小柳平野大野が東芝のユニフォームを着て一昨年は松本善藤村が三菱重工のユニフォームを着ているわけですし。こういうのは、できればやめてほしい。東海や近畿みたいに代表数が多いならまだしも。

今シーズンは打ち込まれるシーンも多かった大野。初回が鍵だと思っていましたが、無難に。しかも空振り三振も取れていたので、良さそうだなあと思った。

三菱重工Eは2回に八戸の犠飛で先制。3回は先頭が出て矢野が併殺、物凄い嫌な感じだったが、ここから江越が出て山中がタイムリー三塁打。これは大きい。藤村を早々にKO。彼には新人の企業大会でノーヒットノーランくらい層になったし、去年の予選でも打てなかった。研究の成果でしょうか。

代わった谷川から汐月がタイムリー二塁打。


津田もタイムリー二塁打で4-0。なんだか予想外の展開に。


4回裏、2アウト満塁のピンチで石川。満塁ホームランで同点という場面で、非常に嫌な感じだったが三振で脱出。これは大きかった。

5回は小柳八戸のタイムリー。6対0。それでも東芝の打線は怖かった。



7回は小柳と武田が連続ホームラン。武田はこの日4の4。7月頭のOP戦でもホームランが出ていましたし、好調ですね。



点差がついたとこで出てきた山下航汰。やはり、力のないゴロでした。押し込まれているように見える。


https://www.youtube.com/watch?v=Ag4fdIinnCY&feature=youtu.be

リードを大野が守り切って、三菱重工Eが勝利。あいさつのとき、平馬監督は「優勝してな」と声をかけていました。このお2人は仲が良いようですね。


ヒーローインタビュー。


西関東3チームは現状力のさはなく、それでいて全てのチームが春のJABA大会を優勝している。そんな3チームが序盤で潰し合うのは、ちょっとな。

この試合は打撃陣が序盤からパンチを浴びせ続けて戦意を喪失させる、理想的な野球でした。しかし三菱重工Eが優勝しない限り、「来年都市対抗に出られる」という保障はありません。この大会で、行けるところまでいってほしい。

東芝にはこれで公式戦3連勝。それでも、やっぱり都市対抗予選での借りは都市対抗予選で返さないとと思う。ともかくこの日は色々なことが全てうまく行った。まだわからないけれど、今後は神奈川では絶対負けないような、そういう圧倒的なチームになってもらいたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?