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都市対抗東京予選 東京ガス対鷺宮製作所

本当は全府中が見たかったんだけど、雨で延びたので病院とバッティング。2試合目を見るか迷ったが、ついでだし行った。

しかし球場に着くとなんとなく重苦しいムードで。自分の心も重くなった。社会人野球はライトに広く薄く楽しむのが、1番良い。

序盤は鷺宮製作所が優勢。タイムリーは出るし、茶谷にホームランも出て4-0とリード。さすがに東京ガスは苦しいと思った。

東京ガスの監督は松田。私がよく見ていた頃の東京ガスはほぼずっと捕手は松田だった。2010年の都市対抗準々決勝で三菱重工横浜とやったとき亀川投手からホームランを打って、それが後にずっとビジョンで流れていた。


野口は4回まで1安打ピッチング。これは完封ペースかなと思ったのだが。
5回は満塁のピンチを迎えるも、三振でツーアウトまで取る。ところが際どい球を全部ボールにされて・・・。


おしだし

さらに代打の楠タイムリー、小野田、地引とタイムリーを許し逆転されてしまう・・。鷺宮製作所にとっては悪夢でしかなかった。投手交代も遅れたが、1安打ピッチングだし、ブルペンで用意していなかった可能性はある。


鷺宮製作所は小孫がいれば・・・という展開だった。
東京ガスも6回に1イニング2エラーなどがあり、鷺宮製作所としては潰せるチャンスはあったが、1点どまり。

7回、1アウト3塁1塁でレフトフライ。前進していたショートとレフトが追いかけていて。体制的にレフトがとれば難なくアウトだったが、後ろ向きの難しい体勢だったショートが「OK」と声をかける。そしてタイムリーエラー。このエラーが効きましたね。

気落ちをしたところで笹川に2ラン。これは勝負あったか。

後攻だけに少ない点差ならなにが怒るか分からなかったですけども。鷺宮製作所は敗退となりました。JR東日本戦も大量リードを守れなかったみたいで。小孫の穴が大きかったのかな。贔屓チームがこんな負け方したらトラウマですね。

Twitterで「東京都二次予選のレベルに投手陣が達していない」みたいなふうに書かれていてちょっとどうかと。JABA大会ではそれなりに投手陣も機能しているようでしたが?


都市対抗予選はやはりきびしい。野球人生の遣り取りをする場なので、簡単には諦めないので、5~6点ついててもいつくことがある。怖いです。鷺宮製作所は春の大会2位だったわけで。これが優勝していたら、違ったのに。

苦しみやハラハラの先に歓喜が待っているのか、地獄が待っているのかを決めるのが都市対抗予選。自分の贔屓チームではない試合は気楽に見られるけれど、それでもいろいろとトラウマ試合を思い出して、二の足を踏む。あと、横浜スタジアムの西関東ナイターはめちゃくちゃ客が入るので、アルコールを飲んだ人が飛沫を飛散させることに不安もある。

速く終わってほしいというのが本音ですね。


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