民主主義と「暴力」―あるいは何故私は山上を非難するのをやめて安倍晋三の死を「自業自得」と言いたくなったのか
烏丸百九です。前回から大変な間が空いてしまい、読者の皆様には申し訳ありません。
とにかく参議院選挙以来の溢れるような情報の洪水―安倍晋三元首相の暗殺と、その容疑者が反社会宗教セクトとして有名な旧統一教会の被害者であったこと、参院選での(予想通りの)与党勝利、国葬と旧統一教会を巡る種々の論争―を追うのに精一杯で、自分の考えをまとめられませんでした。
七月も終盤に入り、ようやく少し気持ちが落ち着いてきたので、私が今考えていることをざっと纏めてみたいと思います。
1.「暴力を