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クロステイルズ プレイ日記最終回 長い間ありがとうクロステイルズ

長々と続いたクロステイルズプレイ日記、今回が最終回となります。

前回はシャイマー編真相ルートに突入してフェリクス編同様にジュノーが加入してギザンの企みを暴くことにのる戦争の締結を目指すという流れになりました。

話の展開も倒すべき敵もほぼフェリクス編と同じなため、後はシャイマー達がこのルートではどのような結末を迎えるのか、それが1番の主題となる部分になると思われます。

どうなろうとこれが最終回、よろしければお付き合いください。


ドラルボ国潜入

前回通った抜け道からドラルボ国領内へと侵入したシャイマー達。


ここでフェリクス編同様にドラルボの国としての現状を聞かされるシャイマー。


情報が漏れていることは分かっているので当然待ち伏せもされています。
ここら辺は完全にフェリクス編とほぼ同じなので特に言うことはない流れですね。

戦闘自体はシャイマーが語る通り前回同様に敵に地の利を押さえられている戦闘。


やることは前回と変わらず跳躍を上げて崖を登り一気に敵に詰め寄る、それだけですね。

この後の展開も関所で待ち伏せとほぼ変わらない感じ。
ここら辺はどうしても黒幕も仲間も同じ以上はしょうがないですかね。

竜谷関

こちらもやはりフェリクス編同様に関所で待ち伏せによる足止めという展開。
目的が同じなので展開が似通るのはしょうがないですね。

戦闘もフェリクス編とほぼ同じ構成。
敵の国内に攻め入っているため有利地形は押さえられた戦闘が続きます。

関所を突破したらいよいよボッタのいるギオルスへ。
情報が漏れているのは確実なので迅速に事を済ませたいですね。

尻尾切り

ギオルスへと侵入して相変わらずあっさりとボッタの元に辿り着くシャイマー達。
フェリクス編と違うのはボッタにシャイマー達が向かうという情報が与えられていたということ。

つまりボッタも待ち伏せに参加しているということですね。

話の展開は変われどマップ構成自体はフェリクス編と大差無し。
ボッタを倒せば終了なので金宝箱を回収してさっさと終わらせてしまいましょう。

戦闘後はフェリクス編では知り得なかったボッタの過去についても明らかに。

一応こんなでも昔はまともな商売人だったようで。
それがギザンに仕えた理由は王家の失脚の後に背負った借金をギザンに便宜してもらったから。


始まりの理由の形は相当違えどアシュラフとドゥライドの関係性に近かったようですね。

王家を失脚させて王家に近しい人間を窮地に追いやりそれを救う事で自分に従わせる。
ギザンはマッチポンプに近い形で国内での権力を高めていったようです。

ジュノーも今回は事情が分かっているためボッタに手を差し伸べることに決めたみたいです。

そしてもう1つそもそもの目的であるギザンとドゥライドの関係性。

戦争の始まりとなった国境付近での虐殺はギザンの指示で行われドゥライドもそれを看過して見逃していた。
彼らの深い関係性も明らかとなり、それを問いただすためにもいよいよギザンの元へと向かうことになります。

太守ギザン

フェリクス編とは違いギザンがヒディークへと逃げ込んでいないためこちらではギザン邸に直接乗り込むという展開に。

そして堂々と姿を現すギザン、更にその背後からはドゥライドも。

親子の決別も決定的となり、去っていく2人。

真実を知るために彼らの残した兵を蹴散らすとしましょう。

マップ構成は館とは程遠い砦のような構成のマップ。
ネームドこそいませんがどの敵も最高クラスのジョブについている相手ばかり油断せず確実に進行していきましょう。

相手の残した戦力を全て排除したシャイマー達。
いよいよギザンとドゥライドと決着をつけるために館の中へと突入です。

二人の父親

館の中で待ち受けるギザンとドゥライド。
その目の前に現れるのはなんといつの間にかドゥライド達に囚われていたアシュラフ。

優位に立った状況で戦争を裏で操っていたことを認めるギザンとドゥライドの2人。

そして彼らはアシュラフに獣化の薬を飲ませ、アシュラフが獣化。
暴走したアシュラフとシャイマー、ドゥライドとニスリーン2つの親子の決戦が始まります。

戦闘自体はドゥライドとアシュラフの撃破で終了。
アシュラフが増えた分戦争ルートよりきつい戦闘になるので周りを掃除するより2人の撃破に集中した方が無難なマップでしょう。

戦闘後にアシュラフに駆け寄るシャイマー。
今回は気を失うだけに留まるとどうやら生存は出来そうな気配がしますね。

アシュラフの生存を確認したところで残る相手はギザンのみ。
いよいよこのシャイマー編真相ルートの終わりも近づいてきたようです。

若き時代

さぁ、いよいよ真相ルート終章。
フェリクス編同様にドゥライドにトドメを刺したギザンとの決着です。


…シャイマー編でもドゥライドの心情と言うのはあまりはっきりとはしませんでしたね。
息子ニスリーンに対する感情やヒディークという国に対しての考えなどもっと見てみたかったものですが。

フェリクス編同様、こちらでも微妙に立ち絵が可愛い竜化したギザンが相手となります。


最終戦はギザンを倒して終了。

終章で稼ぎなど考える必要もないのでギザンのみを狙っても問題ないでしょう。

相変わらず微妙に可愛い顔で倒れるギザン。


ヒディーク側が主人公という事でアシュラフやドゥライドとの絡み重視になったせいかこちらの方はギザンが描写的に割を食ってる感ありますね。

まだ息のあったドゥライドを治療しようとするニスリーン。
ですがもう手遅れ、ここで戦争ルートのアシュラフのように今際の際にニスリーンの母についてドゥライド自らの口で語ります。

そしてドゥライドはニスリーンに新しい形の家を託し、古き時代を自死を持って捨て去ります。


アシュラフの方は真相ルートだと生き残りこちらがフェリクス編で言うラッシードの立場になったようです。
治療のために最後の最後にハキーマが登場。


やってることはエルフリーデの解呪やアシュラフの治療と重要なことはやっているんですが、出番的には本当に影薄いですね。この人。

エンディング

もう4回目となりいつもの流れな戦争締結のお話はもういいとしてシャイマー達の今後ですね。

2人で見回りをするシャイマーとニスリーン。
アシュラフに関してはちゃんと治療は成功して生き残ったようです。


そしてこちらのルートでは唯一父を失ったニスリーンですが、戦争ルートとは違い、最後に分かり合えた実感がある。


ストーリー的には真相ルートは彼の成長の方がピックされていたような気がします。

それぞれ新しく家を背負う若き当主。


辿り着く道が違っただけでフェリクス編ほど変化はないエンディングでしたね。

総括

というわけで今回でシャイマー編真相ルートは終了。
これでこのゲームのストーリーは全てクリアということになりますね。

なのでシャイマー編真相ルートだけでなく本作全体の感想についても少し総括として語ろうかなと思います。

まずシャイマー編真相ルートに関してですが、良いところはドゥライドとニスリーンの掘り下げがあったこと。
戦争ルートだと親子のはずの2人の対決でもニスリーンが全然目立たなかったのですが、こちらはニスリーンの成長とドゥライドの息子に対しての思いが少し見れた。これは良かった部分だと思います。

そして悪い点としてはフェリクス達が影も形も出てこねえ!
完全にこの一点ですね。
いや、真相ルート、フェリクス達が1回も出ていないんですよ。
戦争ルートで2人の主人公が協力してギースを捕えるというのが良かっただけにこれは不満点にならざるを得ませんでしたね。

そしてこのゲーム全体のストーリーの感想ですが。
投げっぱなしな話が正直多かったですね。

ペトラがカイに何かの面影を感じたことや、ラッシードの家の話、他にも兄弟のはずのラフィーナとアッバースが一言も会話をしないなど、まぁ話を散りばめておいて回収しない部分が多かったです。

そして何よりも問題なのは主人公2人体制なのに主人公同士の絡みが碌にないことですね。

これはこのゲームのストーリーにおける最大の問題だと思います。
フェリクスとシャイマー、この2人がしっかりと絡んだのはシャイマー編戦争ルートのみ。
これは異なる国に属す主人公2人体制にしては片手落ちな展開じゃないかなぁと。

ロープライスゲームにそこまで求めるものではないのかもしれませんが、掘り下げという部分がとにかく不足していたかなと思いました。

ただゲームとしては特にターン制度がSRPGの理想の1つじゃないかなと思うくらいに気に入っています。
不確定要素が多いのはストレスになりますが、ここら辺ブラッシュアップすればまだまだ稼げるSRPGになると思うんですけどね。

最後に不満点の方が多く言ってしまったような感想になってしまいましたが、それでも何だかんだでストーリーを全てクリアするくらいには楽しめました。

育成は間違いなく楽しいゲームですし、価格もお手頃なのでよろしければ手に取ってみてはいかがでしょうか?

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