クロステイルズプレイ日記その13
クロステイルズ、プレイ日記その13始めます。
前回はもう1人の主人公であるシャイマー編を開始して戦争の兆しが見えてきて、ついでにシャイマーの父アシュラフの中間管理職的な悲哀を見ることになりました。
まだまだ本格的な会戦にまでは至っていませんが果たして今回でどうなるか。
夜戦
国境の事件を受けてのヒディークの部族内での部族長会議。
フェリクス編でも一端は流れた部分でしたね。
ここで主戦派による報復の流れが決まり戦争の激化に繋がったということですね。
その中でフェリクス編でのエンディングでも出てきたラフィーナが慎重論を押し出すもアシュラフも含めての多数決で報復が決まると。
感情論が先行してしまった場合での共和国制の弱点でもある部分が少し見えてきます。
ヒディークの国としての方針は決まったところで視点はシャイマーに戻り、方針通りに侵攻を開始する父アシュラフについていきますが、この方針自体にはシャイマーはやはり乗り気ではない模様。
というわけで侵攻途中の休憩に使おうとした地点でランヴェルフルト兵と出会し夜戦の開始です。
設定的には夜に目が効くのはフェレス族だそうですが、ゲーム的には関係ないので特に有利になるとかはないですね。
戦闘はアシュラフも参加しての戦い。
まぁこの時点でイベント戦闘も同然ですね。
戦闘終了後は安全確保こそしたものの次は町への襲撃。
戦争とはいえシャイマーはやはり思うところがようです。
フェレスの英雄
流石に罪なき市民を襲撃するという任務には参加しなかったシャイマー。
無許可でアシュラフから離れて偵察任務を敢行、ドゥライドへの愚痴で少し盛り上がりますが、
ニスリーンの父親にはついていけない時があるということや母親が幼少期に出て行ったという身の上話が明かされます。
ここら辺は案外ドゥライドが主戦派になったことと関係があるのかもしれませんね。
そしてシャイマーの単独行動ですが、アシュラフ本人の口から語られこそしませんが、
アシュラフも娘が罪なき民への襲撃という任務に参加することは望まないからこそ単独行動を見逃しているようにも感じます。
何というかシャイマー編は共和国制もいうこともあり人間模様も良く描写していますね。
話を戻して(勝手な)偵察任務のシャイマーの前でランヴェルフルトの輸送隊が、
民ではなく兵が相手というなら俄然やる気になるシャイマーの前についにラッシードが登場。
憧れのラッシードと共に輸送隊の撃破に移ることになります。
戦闘は2方面の輸送隊を撃破するマップ構成。
片方はラッシード、残りは自軍で当たれば問題ないでしょう。
戦闘終了後に名乗り合うシャイマー達とラッシード。
シャイマーが単独で動いていたことに対して戦争について語るラッシードですが、
シャイマーの考えに賛同しながらも戦争ではそれは通用しないとも諭します。
そしてドゥライドに後で問題視されるという部分に関しては今回はラッシードが便宜をはかってくれるようで。
そしてラッシードに関しても新しい事実が。
元名家でありながら何がしかの事件によってお家取り潰しという目にあったということらしいですね。
…なんかシャイマー編の方が今のところキャラの掘り下げがしっかりしていますね。
フェリクス編で似たポジションのカイについては特に深掘りされなかったのですが。
案外システムデータで片方クリアするとのパターンもあるので、そこら編はシャイマー編をクリアした後に確かめてみましょうか。
ラーグ侵攻
部族会議によりラーグ侵攻を決定するドゥライド。
ただしラーグにはカイがいるという事実を懸念するラフィーナ。
このラーグ侵攻自体はフェリクス編でもあった展開ですね。
そしてラーグ侵攻の任はシャイマー編だとやはりアシュラフがいるジャービー家に。
そして1人残されてアシュラフにドゥライドが出した提案はシャイマーにラーグに対して毒を盛らせるという命令。
息子のニスリーンがシャイマーとつるんでいるということで彼の護衛を口実にこの任務への抵抗を減らそうという考えらしいですが…
ただドゥライドのニスリーンに対しての感情はやはりこれだけではないような気がしますね。
一応シャイマーがやらなかった場合はシャイマーの責任として行った場合は自分の手柄とする腹つもりではあるようなので現段階だと感情や本音はまだ読みきれませんね。
そしてラーグ侵攻前にニスリーンの護衛という名目でようやく新しい固有キャラであるカミーラが加入。
性能は見ての通り思いっきり魔法タイプ。
なのですが固有クラスである精霊師は罠の発見や精霊の召喚など大分絡め手が多めで素直な性能ではないですね。
精霊を呼び出してデコイや戦力増強をマップ上で行うとい受けタイプなんでしょうが、こういうタイプは中々使いこなすのは難しいんですよねぇ。
精霊の性能によりけりですが、低難易度だと素直に攻撃した方が、
高難易度だと呼び出した精霊の性能が敵についていけないことが多くデコイくらいにしかならないことも多いですからね。
なので彼女の評価は精霊の最終的な性能次第となりそうです。
本題に戻ってラーグ侵攻。
毒を盛るという作戦には当然反発するシャイマー。
毒を盛らずにかつ、作戦は成功させる手段。つまり実力でカイを倒す。
誇りをかけた戦いの開始です。
戦闘としてはフェリクス編では防衛戦となったラーグ戦とは真逆。
こちらが攻める側であり相手が有利な地形や罠を張っているため慎重かつ迅速な進行が必要なマップですね。
一度はカイを退けるも本気を出してきて押し込まれるシャイマー達。
その前にラッシードが駆けつけてラーグ攻略失敗の報を受け、撤退することに。
カイとラッシードの武人同士のやり取りにより見逃してもらい撤退と相成ります。
なんか本当にフェリクス編より相手側含めたキャラのやり取りがシャイマー編は多いですね。
しかし、戦闘後のやり取りを見るとシャイマーの預かり知らぬ所でカイ達に毒は盛られていたという事実が。
この段階のシャイマー達がカイに勝てたというのがここで理解出来ますね。
問題としては誰が毒を盛ったのか、ここら辺はなんとなく分かるのですが、まぁ後ではっきりとするでしょう。
そして中間管理職の悲哀としてドゥライドからシャイマーが毒を盛らなかったことを問いたださられるアシュラフ。
そして毒を盛ったの犯人は娘に手を汚させんとするアシュラフでした。
当然そのことも責められ、この荒れっぷりでシャイマー編はヒディーク側の統制の脆さが出てきていますね。
とはいえそれもドゥライドの思惑的にはそれでもいいのでしょうが。
衝突
ヒディークのハルワーニ領内の村に侵攻したランヴェルフルト。
村民視点だと領主たるドゥライドはどうやら領内の人間を守ることまでは行っていないようで。
あまり意味のない土地への侵攻のようですが、ラーグ侵攻の報復という見方。
なので上記のように見捨てられた土地となる訳ですが、そこにシャイマーが駆けつけると。
やはりシャイマー編の方が統治者としての話になりがちですね。
マップ構成としては至って普通の戦闘。
ボスがいるわけでも地形的に不利な訳でもなく、戦闘より侵攻と報復の戦争の連鎖を説明するシナリオ重視のマップですかね。
戦闘前の会話で自身はやらなかったはずの毒を盛ったと言う話を聞いたシャイマーはアシュラフに問いただすことに。
尊敬していた父の所業に反発するシャイマー、それに対してアシュラフは家と娘を守るためなら何でもすると返す。
正しいか否かは別としてこれもまた統治者としての決断ですね。
二重の救援
そしてヒディーク内ではドゥライドがより影響力を持ち、他部族も含めた指揮権を握ることに。
そして最初の任務として孤立したヒディーク兵の救出を再びシャイマーに行わせるドゥライド。
逆らえるわけもなくその申し付けを受けるアシュラフと、
何度も言ってしまいますが、アシュラフはフェリクス編の印象とは全然違って中間管理職の悲哀に溢れすぎていますね。
そして任務を申し付けられたシャイマーは自分のやり方で任務を果たそうとする。
毒を盛った父と指揮しているドゥライド、両方への反発から来る意地ですね、これは。
そして開始される撤退任務。
包囲されてると言うので敵陣に乗り込んで切り崩すのかと割とあっさりと合流してからの撤退と言う任務になりましたね。
そして撤退する部隊にいた傭兵としてレプティリアンのザーバーが。
彼と共に追撃してくるランヴェルフルト兵を迎撃しながらの撤退任務が始まります。
戦闘は前回同様にイベント戦に近く今回はザーバーのお披露目戦という内容ですね。
苦戦する要素は一切なく簡単なもんです。
後編の戦闘では一応こちらが高台で開始と珍しく地の利がある戦闘。
弓兵と魔法で迎撃が丸い戦闘ですかね。
無事撤退戦を終えたシャイマー達はその数の少なさと自分達を過大評価していたことからランヴェルフルト軍が意外と厳しい状況なのではと推測。
それはそれとしてザーバーが自身をシャイマー達に売り込み、シャイマー達もそれを快諾。
シャイマー達が去った後に現れるアシュラフ達、戦力が少なかったのはアシュラフ達が減らしていたからというのが真相だったようで。
娘の理想とドゥライドの権力の間で板挟み。
これが領を預かる人間の苦労ですね。
さて、加入したザーバーの方ですが、典型的な戦士タイプ。
棍棒が得意ですが、ただアクティブスキル自体は武器を選ばず使えるとかなり理想的な性能ですね。
素直な分絡め手もありませんが、運用が分かりやすいキャラは好きですよ。
まとめ
戦争による侵攻やらラッシードとの出会いやらドゥライドの権力闘争やら色々と濃かった今回。
特に印象的なのはアシュラフの中間管理職具合、領内での立場の弱さから不本意な任務を受けつつも娘を守ろうとする、実に息苦しそうです。
ですがシャイマーもこの戦争における自分の考え方を貫こうとしているのは好感が持てます。
ここら辺はお国柄の違いで上と自分のやる事が一致している一兵士としてのフェリクスとは違いますね。
上から疎まれながらも最後まで自分の信念を貫けるのか、そして将来領内の統治者となる人物としてどのようなビジョンを見せるのか楽しみにしたいですね。
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