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百合漫画寸評017 - 姉の親友、私の恋人。

ひとことスペース

2023年もよろしくお願いします!!!
ちなみにここは2022年に書いてます

ほんへ

作:藤松盟
既刊:2巻
連載:コミック電撃だいおうじ

あらすじ

小説家・咲川聖奈は姉である優奈が彼女の元を去ったことによりスランプに陥っていた。そんな彼女のもとに、姉の親友・元恋人である馬宮菊が訪れる。事情を知っている聖奈は菊と距離を置きたがるが、菊も聖奈に対して思うところがあり――。

作中環境

基本環境:社会人
百合要素:破壊と創造百合、RTA百合
辛い要素:B

ポイント

・主人公の(凍った)心の揺れ動きが主軸となる、心を温める物語
・馬宮菊RTA

心を温める物語

 聖奈は姉に特別な感情を抱いているが、それを言い出せないまま姉の方が彼女の元を去ったことから背徳感は喪失感にすり替わり、浮遊したままの感情は小説家という職業柄、誰にも言い出せぬまま凝り固まっていく。
 作中季節が冬から始まっているのはその暗喩なのだろう。
 その氷を溶かそうとする姉の元恋人・馬宮菊と聖奈の邂逅によって、世界は少しずつ動き始めていく。所謂「おしつけ・初手完全拒否」系百合である。

馬宮菊によるRTA

 というわけでここまで話してお察しであろうが、ゴールは決まっていて周囲の考え方も固まっているので、あとは主人公(聖奈)がGOするまで菊がアタックし続ける話である(勿論他の人間も関わるが)。

「ここで電話を替わって手を握ることで乱数調整します」

さいごに

うーん、まだ言葉が足りない気がする!が!とりあえず出す!
次も頑張ります。
それではまた。

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