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ミニ四駆超速グランプリを終えて番外編2-2

番外編2-2 ボディはなんぼあってもいい

「ボディ特性の伝承」が加わり
「専用改造」とりわけ「前重心化改造」が実装されてからというもの
ガシャ産ボディを取り巻く環境は一気に変貌を遂げた。

「強い特性を持つボディ」がメインを張る時代から
「強いステータスを持つボディ」に特性を乗せ換える時代が訪れた。

『デュアルリッジjr.』(JC2021SP)

全てのボディは彼の餌

「専用改造:前重心」を超速界にもたらしたまさに時代の寵児。
グランプリだろうがワールドだろうがエディットだろうが何だろうが
兎にも角にもこのボディ。
あらゆる既存のボディとこれからやってくる未来のボディ
デビュー時点でその全てを跪かせた。
デュアルリッジに喰われることこそ最高の誉なり。
そんな状態だった。

特性「デュアルサプレッション」

制振400%め・・・・

バウンド周りの調整で輝きを得た「制振」がなんとヤケクソ400%アップ!
400%なんてエヴァ初号機が暴走した時のシンクロ率でしか見た事ねぇよ!
すごい!すばらしい!強い!!強すぎる!あ~無敵のデュアルリッジ様ぁー!

アヤナミを返せ

取り乱しました。

この特性も、当時まさに万能の一言で
あらゆる方面でメイン特性として採用された。
「制振400%」は、有用すぎて
これ以降あらゆるユニークスキルに基本装備として付く事になる。

なぜかソニックのユニークスキルには一切付かなかったけどな!!

『ブリッツァーソニック』

ソニック界の救世主

きたぞ我らの前重心ソニック。
ソニックがついに時代に追い付いた。
「前重心」を手にしたソニックに最早敵は無い!!!

と、思いめちゃくちゃ嬉々としてガチャガチャした。

まぁ、ぶっちゃけ
性能で言うと「前重心:スピード」はデュアルの「前重心:節電」よりも汎用性は低く、メインとして使うにはデュアルリッジに及ばない事は理解していた。
でも、このソニックのおかげで沈み込みつつあったモチベーションが息を吹き返した。
ブリッツァーソニックはおそらく私が超速グランプリで最も使ったボディだったように思う。

特性は「ブリッツァードライブ」

摩擦は結構上がる

パワードリフトから続く平面にしか使えないスキル
制振400%アップ?
そんなのどっかから借りてきなさい!!

デザインについては、今までのソニック系統と異なりベースカラーが深紅
白ベースに赤と緑がソニックだと認識していた発売当時の小学生akameくんは「なんかちがう」と、ちょっとだけ敬遠した思い出がある(買ったけど)

大人になって
やはり一番好きなソニックにはならないけれど
細部をあらためると確かにソニックの正統な系譜なんだなと感じる。
これはこれでとても格好いいボディだったと気付いたのだった。

渋い格好良さがある

廃盤らしく、結構なプレミアがついていた。

『プロトセイバーエヴォリューション超速SP』

『スパークルージュ』

通称デフ
通称摩擦

それぞれ特性が『エアロダウンフォースUP+』『摩擦UP+』
当時のサブスキルの二大巨頭
浴びるほどの数ボディが欲しかった。

ダウンフォースも最初の頃は文字通り空気だったのにある日のアプデでジャンプ飛距離に大きく介入し、重要項目にランクアップした。
立体セクションに置けるブレーキと双璧を成す重点調整ポイントだった。

パワー偏重の時勢になると摩擦の重要度も上がった。
タイヤの基本改造が「とにかく前後とも摩擦上げ」になるくらい、ただのタイヤでは悉く空転した。
摩擦系のサブスキルはハイパワーで攻める時に重宝された。

「超速民一斉謹慎事件」において
プロトセイバーEVO超速SPがゴルチケガチャに入っていた事が我々の飽くなき探求心を刺激したと言っても過言ではない。

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星の数ほどといえば言い過ぎになるけれど
この頃からは毎週強力な特性を持つボディが登場した。
「ユニークスキル」に続いて現れたのが異なる2つのスキルを組み合わせた「複合スキル」
この「複合スキル」についてはなんとサブスキルとして乗せられるとの事で

まーもう、こっから先は何台も何台もボディを引かなきゃならない難題が付きまとった。
プレミアムランクがずんずん上がっていったのもこのあたりだった気がする。

そろそろ本格的に「持つ者」「持たざる者」との差が顕著になってきた頃だった。
ガチャをたくさん引けたり、引きが強い人が有利になるってのはまぁ、ソシャゲとして当然の帰結なのだけれど
その分辞めていく人も増えてしまったように見えていた。

今更どうしようもないけれど
伝承はメインの枠だけで良かったし
前重心改造をはじめとした固有のボディ性能なんて要らなかった。

未だに、そう思う。

次回は
もう着いて行けなくなってた終盤のボディについてなので
大分内容薄ーーい可能性大。

つづく。


ブリッツァーソニックのベストショット


※お詫び※
マジで終盤のボディ
書く事が無さ過ぎるため
予告を取り下げさせていただきます。

ごめんちゃい。

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