ミニ四駆超速グランプリを終えて番外編2
番外編2 悠久たるボディ遍歴その1
初めに、ソニックセイバーがあった。
ソニックは超速とともにあった。
ソニックは超速であった。
(『超速聖書』アカメによる福音書より)
ソニックセイバーが欲しい。
そう思い始めた超速グランプリにおける、私のボディ遍歴について語ろうと思う。
今回は超速始期~序盤に使用したボディについて。
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『ソニックセイバー』
ミニ四駆原初の記憶より続く、かのボディへの想いはまさに悠久。
これが欲しくて超速グランプリを始め、リセマラしても追い求めた。
小学生当時、最初に改造して遊んだミニ四駆で
赤と緑が好きな色になったのは言わずもがなソニックのせいである。
特性は「コーナー速度UP」
コーナーを速く走れる、らしいのだが
ゲームでは空気オブ空気な特性だった。
これには早くも理想と現実の乖離を感じざるを得なかった。
いらんのよね、このスキル……
『ブーメランjr.』
ソニックでは戦えない現実を知り、このゲームは「特性」を活かさなきゃならないと用意したボディ。
思い出はいつもキレイだけどそれだけじゃレースに勝てないの。。。
四駆郎の最初のボディだとかバックボーンを探ったりパックマンを乗せたりして無理やり思い入れを作った。
同特性の「セイントドラゴン」よりこっち派だった。
だいたい付けるとデザインが崩れるでおなじみの各種ウイングとの親和性が抜群に高かった。
レーサーミニ四駆の良さはグレードアップパーツを付けてもデザインが崩れない事だと知った。
特性は「ブレーキ効果UP」
ブレーキの効きが強化され、立体テクニカルコースで大活躍。
次に紹介する『スーパードラゴンjr.』と並び、初期の頃のエディットカップを席巻した。
『スーパードラゴンjr.』
通称スパドラ。
前述したブーメランと同時期に特性ありきでこさえたボディ。
丸みを帯びた曲線的な姿は愛嬌があり、見た目はわりと好きだった。
誰でも持っていたボディであり
みんながこぞって使っていた。
特性は「節電UP」
とあるアップデートで消費電力の見直しが行われ頭角を出した特性。
これと消費電力の少ないノーマルモーターの組み合わせで垂れないマシンが流行りに流行った。
『シャイニングスコーピオン』
SFCの傑作ゲーム「ミニ四駆シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー」の主役マシン
このゲームもちろん私もドはまりした。
超速GPでは初の「神速フェス」ガシャで登場した。
スピードが乗ってくると色が変わる使用まではさすがになかったけれど
カッコいいデザインは見事に再現されていた。
ただ一点、というかこれが全てのマイナスポイントだったのだけれど
当時主流だった「タイプ系シャーシ」、これにことごとくマッチしなかった。
ウイングもほぼ全てのウイングが浮いた。
グラディウスのオプションくらい浮いてた。
超速グランプリのモデリングで残念な部分を一手に引き受けたようなボディだった。
特性は「スピードUP+」
最高速がとても上がる特性。
このゲーム、速くするためにはとにかく最高速を上げる事だった。
コーナーを速く走るのも結局は最高速が大事で、前述した「コーナー速度UP」が空気だったのも結局これが強すぎたせい。
スピードの出せるコースでは右に出る特性は無かった。
『ダッシュ0号地平』
俺たちのホライゾン。特性「節電UP」。
「節電UP」があらゆるレースで万能な頃、ガシャで現れた四駆郎のオヤジのマシン。
こいつも小学生時代に買ったことのある思い出ボディだった。
土曜日の朝6:00
早起きして「タミヤRCカーグランプリ」と「ダッシュ四駆郎(再放送)」を見たもんだ。
懐かしい。
ガチャで出て来るととても嬉しいマシン
ダッシュ系ボディもGUパーツとの親和性抜群。
盛り盛りのパーツでも違和感なく装着できた。
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この頃のボディはテンプレ改造が定まったことと(フル軽量or限界2節電4)
有効な特性がはっきりした事もあり
何より「伝承」が無かったためガシャ産ボディですら1台あれば事足りた。
言い方は最低だが
「金を積まなくても勝負が出来たころ」だったように思う。
しかしながらその分検証に割く時間的リソースやセッティングの試行錯誤にセンスが問われ
マネーパワーで覆せない実力差もありありと見えた頃でもあった。
「持ってる」「持ってない」で勝負が決まらない
ある意味フラットに競える環境がそこにはあったように思い返す。
パーツ全体を通してだけれど、とにかく最初から種類が豊富だった。
結局最後まで使わなかったな、というボディやパーツが未開封の在庫に山ほど存在している。
ガワだけ違うけど同じパーツじゃないかとツッコミを入れたくなるパーツもあり
まぁそれも魅力だったなと
今としてはそう思う(ようにした)。
次回は中期~
ユニークスキルの登場などあれこれ。
つづく。
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