DIALOGUE+SUMMER LIVE ~Welcome to D+~ 備忘録

おはよう。こんにちは。こんばんは。crossです。

これはDIALOGUE+SUMMER LIVE ~Welcome to D+~に昼夜参加した感想と僕の妄想を垂れ流すブログです。

セトリ


対バン、フェスのSEで登場。対外的に使われているSEで対バン、フェスが入り口の人にとってもいい登場だし、ワンマンしか来ない人にとってもなかなか聞けないSEでよかったのではないだろうか。このSE単純に盛り上がるからいい。
D+は毎回登場の仕方が違うので今回はどんな登場なんだろうってワクワクするね。

衣装は水兵(セーラー)風。マリン衣装が公式かな?夏らしく爽やかな衣装でかなり好き。アイガッテ♡ランテ…..

M.1「ダイアローグ+インビテーション!」
1曲目「インビテ」がいいなと思いながらもこの曲を自己紹介曲として使うことが滅多にないので1曲目に来て少し驚いた。みんな今日は1曲目これ求めてるんでしょ?と言われている気がして「Welcome to D+」というコンセプトにふさわしいライブが始まるんだろうなと。Zeppから声出しが解禁され、観客も声出しに慣れてきたのか、思ったより声出ててビビった。うるさいくらい。

M.2「にゃんぼりーdeモッフィー」
今回この曲をどこに置くのかが一番気になっていたので2曲目か~と。最新シングルではあるもののライブの核には据えにくいと思っているのでどう扱うのかと。毒にも薬にもならないところでさらっとやったなというのが個人的な感想。正直「にゃんぼりー」と他既存曲との親和性をあまり感じていないので、今後どんな化学反応が見れるのか期待している。
今回も守屋さんの「まーそんな感じ」が最高な感じだったので100点あげちゃおう。本当は1000万点あげたい。
アニサマという大舞台で守屋さんのハイロングトーンが響き渡るのが楽しみで仕方ない。

M.3「デネブとスピカ」
3曲目に「デネスピ」持ってくるのがが"それ"過ぎてニッコリしちゃったね。
初めて見た20220605ワンマンの「おまけ!」。7人の。昼の部の座席がその時と同じ1F上手後方。 落ちサビの村上さんからのラスサビを聞いた時にあの時の衝撃が一気に蘇って。人がぶつかったり歌が走ったりして不完全で披露された「デネスピ」が8人揃って洗練されたパフォーマンスで見れたことに特大感情を抱いてただだだ泣いていた。初めて聞いたときよりも回を増すごとにどんどん好きになっていく。この先自分の中でもっと大切な曲になっていくんだろうと思う。
1B「もしかしてマンがの中なら全部が」の稗田さんパート。序盤からバチバチに歌が良くてゾクッとした。去年あたりまではムラがあり、終盤にエンジンが掛かることもしばしばあったが、今年に入ってからはムラなく常に高いアベレージを保っているなと感じている。最近は表情面でも磨きがかかって、自分をどう見せたら良く見えるか考えながらパフォーマンスしているんだろうなということがうかがえる。あざといぞ…いいぞ…。

「デネスピ」まででまだ3曲しかやっていないのに「いいライブだったな…」感が強くて、ここの暗転は一度気持ちをリセットするためにありがたかった。

M.4「夏の花火と君と青」
初めのイントロなのか良くわからん「どぅーん」という音を聞いただけで脳内の快楽物質がドバドバ出ているのを感じる。会場で感じる「待ってました!」という雰囲気はとても好き。
ワンマンではD+2コンプを除いて1年は皆勤の「夏花火」。何回も見ているはずなのに今回は見え方、聞こえ方が違って。力強さの中にもどこか儚さのある歌声。「壮大に咲いては一瞬で散ってしまう花火」と「夏の甘く切ない魔法」をより表現できているなと感服した。表情では鷹村さんが群を抜いて良かった。あの儚げな表情は彼女にしかできない唯一無二な表情。また一層「夏花火」が好きになった。

M.5「MAHOROBA-Deli」
M.6「僕らが愚かだなんて誰が言った」

D+2の中だと「まほろば」が一番好きなので、来てくれて嬉しいと共に今回2ブロック目に「まほろば」を置く確信めいた何かがあったので衝撃はそこまでなく。D+2コンプの時に現地でも配信でも見たのにこんなカッコいい振り付けだっけ?と。
「僕愚」はとにかく内山さんが良かった。安定した体幹でダイナミックな踊り。「誰かが泣いてる 泣いてる 気づいてよ」「嘘つき」この2つののソロがとてもいい。強く訴えるというよりは優しく諭すような。内山さんにしか出せない雰囲気。
この2曲は緒方さん、飯塚さんのキレのあるダンスにも目を惹かれた。元々ダンスが上手いなとは思っていたがこんなにもしなやかで、緩急のある動きだったかなと。表情面でもキリっと決めた表情からニコニコ笑顔に変わるギャップがすごくよかった。
D+2でも一番のお気に入りの繋ぎが再現されてうれしい。山中湖で「Dhc」→「スーパーデイ」もやったし、この2つの繋ぎは田淵さんが相当気に入ってるのでは?と思う。自分で「黄金の繋ぎ!!!」って言ってた気もする。僕ももれなく好き。

暗転から突然、強いやつが次の曲を決めろだかそんな名前のジャンケンが始まる。

はい。僕はこのくだりが好きではありません。

この時間でもう1,2曲できたじゃんと思ってしまう。曲をガンガン繋げるだけが良さではないのは分かっているけれどもどうしても中だるみ感は否めなかった。あいこは両負けとか代表者ジャンケンとかだと嬉しかったなぁという超個人的な願望。

選曲も
昼は「透明できれい」vs「あやふわアスタリスク」
夜は「好きだよ、好き」vs「透明できれい」

正直この流れで「透明できれい」やって欲しくなかったので昼も夜も別曲になって安堵した。8人の「透明できれい」はとてつもなく聞きたかったけどこういう扱われ方して欲しくなかったなぁという超個人的な願望。

所詮オタクのわがまま。

でも、これはポジティブなことでもあって。この部分が不確定になるとメンバーもスタッフ(照明音響)も2倍以上の準備が必要になる。ある程度決まっているものの、どちらになるか分からないものを柔軟に対応して披露できるというのはグループとしての余力を感じた。

結果
M.7 昼「あやふわアスタリスク」
M.7 夜「好きだよ、好き」

集中切れてたのか歌上手くなったな~ハモきれいだな~くらいしか記憶がない…。

M.8「かすかでたしか」
zeppツアーを通して今一番D+の中で好きな曲。ツアーが終わってから音源で聞いていてもなんか微妙だなって思っていたけど生で聞くとやっぱりいい。音源が良くないという意ではない。生が良すぎるの意。
見合わせながら歌うのはあらかじめ決められているのだろうがそれでもグッとくるものがある。
「桜が踊って 僕らを見送って」の部分の宮原さん本当にお腹から声が出ていて。もっといい音響で聞きたかった…。声張ると割れる…。

暗転。セッション風音源煽り。
「かすか」終わりの暗転演出としてとてもいい。

M.9 昼「D+ has come」
M.9 夜「20xxMUEの光」

流れと残り時間的にどちらも最後の盛り上がりへの起爆剤的役割。なんとなく前の2曲からこの後の流れがユニゾンの「Ninth Peel」ユアーぽいなと。曲ごとの役割は違うけど作りたい流れは似たもの感じる。
昼の「Dhc」よりも圧倒的に「MUE」派。「MUE」は守屋さんめちゃくちゃ楽しそうにしてるのがとてもいい。村上さんの"遊び"も全開になる。前から遊びが多い村上さんだけど最近はどんな表現をしてくれるのかより楽しみになっている。TIFから特に村上さんの表現磨きがかかった印象。
あとはこの後の「おもしり」への繋ぎがD+1ツアーの繋ぎで「あー!聞いたことあるやつ!」って懐かしさがあったのも「MUE」の方が好みな理由でもある。

M.10「おもいでしりとり」
リリースから2年経っても未だに進化し続ける恐ろしい曲だと思う。Zeppツアーのときにも書いた気がするが指先のしなやかさや顔の向き、視線に至るまでものすごく細かいところまでこだわっているのではないだろうか。
本当に細かな基礎練習と地道な反復練習でしかこの練度にはならないのではないかと素人ながらに思う。
宮原さんの「好きです」が取り上げられがちだが、僕は永遠に守屋さんの「この光~」のソロが天才だと言い続けたい。夜は前方ドセンでこれを浴びれて感激していた。

M.11「人生イージー?2023」
予想外の曲が来た時のどよめきっていいよね(僕もそのどよめきを作っている一因なんですが)。なんやかんやあってリアレンジで復活した「イージー」。思ったより早く復活したなと。ブラス強めピコピコ弱めで多少違和感があるがまあこれもアリかな。「はじかく2023」もだが早く音源でどうなっているのかちゃんと聞きたい。
久々に聞いても体は覚えてるもので勝手に動く。最後の「がんばって!がんばって!」で内山さん宮原さんがずっと揃わなかったのが揃ってて、久々の内山ダッシュが見れてよかった。「がんばって!がんばって!」でずっと宮原さんと目を合わせ続けてくれていた村上さんを見忘れたのを今後悔している。

M.12「はじめてのかくめい!2023」
どの曲よりも一番披露されている「はじかく」。2023版もようやく馴染んできた感。初めが「インビテ」で最後が「はじかく」なのは「Welcome to D+」というタイトルらしくて良い。
最後、結成日の20190624から現在に至るまでにリリースされたジャケットが順に映し出される演出は憎かった。終了後に続く今後の予定の演出も含めて。FC開設もフレンドファンファーレも年明け最大キャパワンマンも楽しみで仕方ない。

公演の最後に。

久々の内山さんのMC。やっぱり彼女には言葉で場を制する不思議な力があるね。
「DIALOGUE+の音楽は楽しいです!私が保証します!」
後から知ったのだがユニゾンの初武道館公演で田淵さんが「君が好きなロックバンドは、他の誰がなんと言おうと絶対にかっこいいから自信持っていいよ。これも僕が保証します。」と言っていたらしい。
オマージュだろうとそうでなかろうと内山さんがDIALOGUE+の活動を通して田淵さんやその他の関わる人から音楽は楽しいことを知って。

「ほら僕らについてこようぜ 損は絶対させないさ」
と歌っていた(歌わされていた)のが
「DIALOGUE+の音楽は楽しいです!私が保証します!」
と彼女の中の言葉で語られたことが非常に意味のあることなのだと思っている。

断言することは勇気がいる。「思う」「考えている」「感じる」などなど「あくまでこれは私のイチ意見ですよ」と予防線を張りがちな日本人(僕も例にもれず)。
「DIALOGUE+の音楽は楽しいです!」と断言した上に「私が保証します!」と責任まで負った。生半端な覚悟では言えないことを言ってのけた彼女を賞賛する。

初めてD+を見て少しでも楽しいと思った人は、この言葉で「もう一度ライブに行こう」と思えるような素敵な言葉だった。


個人的にD+1までは決意表明(現在から未来への希望、願望)へのメッセージが強かったように思うがD+2ではその決意に対してどうだったか振り返る(現在から過去)意味合いが強いと感じている。
「透明できれい」を筆頭にこうならないといけないよね!って段階を越え、「絶景絶好スーパーデイ」を筆頭に過去の経験を踏まえて私たちはこうあるべき!という確信を掴みに行ってる。

Zeppツアーで"時間"ということに焦点を当てたのも、今回の「Welcome to D+」で過去を振り返るような映像演出があったことも、私たちの歩みを確かなものにしていくためのものだったのではないかと愚推している。

4年間の活動を経て、「DIALOGUE+がDIALOGUE+になった」そう感じる公演だった。

最後に「go to the next」と次に行くことが示されたのもここで一段落。次のステージへと言われている気がした。

「どんなステージでもばっちこいで着地!」

まだまだ続く彼女たちの「かくめい」をできる限り見届けたい。



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