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僕が思う就活で落ち込まなための考え方。

タイトルが偉そうですみません。でも就活に関して伝えたいなと思うことがあったんで勘弁してください。

これは僕が自分の就活経験を通して考えたことです。自分の就活を振り返って、結構落とされたなあーという体験をもとに書きます。


日本の就職活動ってマイナスなイメージが強いですよね。他国で就活をしたことがないので「海外に比べて日本は窮屈だ」みたいなハイカラなことは言えません。

しかし、就活は苦しいものだという印象を抱いている人は多いでしょう。実際に就活が原因で鬱になり自殺を図った就活生が少なからずいます。悲しいことです。


なぜか?


色々理由はあると思いますが、個人的に「これが原因だな」と思うことがあったので書きます。さっそく結論から。


「就活で落とされることが当たり前だと思えていない」


これです。これに尽きると思います。

「就活で落ちるのは当たり前」これは事実だと思います。

下記では「就活で落とされることは当たり前」「思えてない」の二つの部分に分けて説明していきます。



❐就活で落とされるなんて当たり前


まずは大学受験の倍率と就活における内定倍率を比較し就活で落ちることが当前といえる根拠を提示したいと思います。

大学受験における志願者倍率がこれ。👇


就活における内定率がこれ。2015年と少し古い記事ですが見やすかったので載せます。一位の明治は無視しましょう。イカれた倍率なんで参考になりません。👇


大学受験の倍率は4、5倍なのに対し、就活の内定倍率は大手でも100倍程度が一般的です。中小でも30~20が一般的な数字でしょう。


有名で倍率も高いアサヒビールを例に見てみます。

倍率が159、応募者数が7000人、内定者が44人。

これはおよそ175人中1人が受かる確率になります。大手だから当然だと思うけど、とんでもない数字。背筋が凍ります。


これだけの倍率の高さがありながら、就活には面接で精査される企業と受験者のマッチ具合テストなど様々な関門が追加されます。

どれだけ狭き門なんだ。こりゃ不採用になっても仕方ないと思いません?

高学歴だからといって油断はできません。

超絶ド級に優秀な人なら余裕なんだろけど。そんな人は一握りでしょう。



❐就活で落とされることが当たり前だと「思えていない」


これがこの記事で一番伝えたかったことです。

就活生って不採用が当たり前だと思えてない人が多いんじゃないでしょうか。


なぜなら、身の回りの人が自身の失敗を公開しないからです。

「あの先輩、某大手企業に内定決まったらしいよ」

「◯◯企業に内定決まったわ」

数多くの先輩たちはこのようにに内定先しか公表しない傾向にあると勝手に認識しております。

うまくいった話だけが表にでてくる。

「落ちまくった話とか苦戦した話なんて先輩に聞きづらい」、「失敗した話を後輩の前で語るなんて俺のプライドが許さん」

色々理由はあると思いますが、失敗談なんてなかなか耳にしません。ネットにもそういう話は少ないし、あったとしても親近感がなく現実味がないですよね。

とにかくこれらの状況から


「就活は成功して当たり前なんだ。失敗は許されない」

「失敗するのは一部の人だけ。僕/私に限ってそんなことはないだろう。」


こういった思考が就活でブルーになってしまう多くの就活生に根付いてしまっているのではないかと思います。これはかなり強いプレッシャーです。

就活で多少なりとも有利になる高学歴であれば、なおさらそのプレッシャーは大きなものになるでしょう。


❐就活は難儀。自分の失敗を責めてはいけない。


高学歴だから就活は余裕なんてことはありません。就活を始める前は僕も高学歴が持つ優位性を重視しており、就活を軽視していました。

有利であることは事実ですが、内定獲得の決定打にはならないでしょう。

就活は誰にとっても難儀なことです。

頑張っている人であればあるほど就活の難しさ、大変さは増していくのかもしれません。けれどそれが一般的なことなのです。

準備を万全にしておくことは必要です。就活への対策を怠り「就活は難しいよ」なんて語るのはただのおバカさんですからね。

ですが対策をしても失敗をたくさん経験してしまうのが就活というものだと思います。たかが一年弱就活をしただけでここまで語るのはおこがましいですが。


時にはだらだらするのもいいでしょう。常に全力で取り組む必要はないです。疲れますから。

やるべきことはやって、メリハリをつけて就活をするべきです。もちろん就活をしないという選択肢も存在します。ですがそこの決断は慎重に。ただ就活がダルイからといったしょうもない理由でやめると後悔するに違いありません。


自分を責めることなく、対策をある程度したなら気楽に楽観的に挑みましょう。


もう少し失敗談とか語ってくれる人が増えればいいですけどね。

それか一人当たりの不採用率の詳細なデータとか公開してほしいものです。

失敗は成功の元ですから。


明日は本命企業の面接です。まだ就活中だったんかいっ。



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