初めて入った場所に落ち着きを覚えた話

 本来乗車する気満々でご縁がなかったB9愛知公演から一か月。8月8日、東京ガーデンシアターに行ってきました。そう、8号車の日です。本界隈の同担と初乗車をキメてきました。当日までの感情とか、当日の心境とか、思い出せることをここに残しておこうと思います。来年、おそらく乗車するであろう8号車の日に読み返せるように。
 長くなりますので、サクッと読みたい方は目次から初めて入った場所に落ち着きを覚えた話ぐらいまで飛ばしてください。


情報整理

 諸々を書く前に、この日を迎えるにあたって僕がどんな状態で初乗車に至ったのかをざっくり説明しておきます。

  • 前日(8月7日)は本界隈の推しの最後の聖誕祭だった

  • 有明ガーデンすぐのホテルに前泊、気合は十分

  • 完全見切れ席を戻りの戻りレベルで入手

  • 座席は3バルIブロックの最後列

前日まで

 エビライのうちわの事前物販が「8月9日までにお届け」になってたと思うんですけど、スタダ便くんって〇日までって言ったら本当に〇日に届くじゃないですか?だから間に合わないと思ってワンエンREIくんのうちわしか買わなかったんですよ。そしたらいつ届いたと思います?8月6日。出発は7日。タクちゃんのうちわ間に合うやん。アホほど悔しいが?悔しいから特大パネル(A44枚分)を作って持っていきました。7日にヘアメした後にだけ写真撮って当日は一切写真撮ってません。意味ない。
 推しの最後の聖誕、これは年末の卒業に伴うものだったんですが、ここで推しを失うことをきっかけにはまったのが超特急でした。という話は沼落ちブログを参照していただいて。仲の良い唯一の同担がたまたま7人時代の超特急を知っていたということで、8号車の日あるけど行くけ?と聞いたところ、行きたいと言ってくれたのでついてきてもらいました。大感謝インフィニティ。


当日、開演前の話

 初の単三使用キンブレ型単色ペンラが欲しかったため、会場受け取りを使わずに物販へ並びました。13時過ぎの時点で建物の3階部分を二回曲がったところまで並んでいるという。いやそこまでは察してたんですけど、やっぱり暑いんですよ。整番式が当たり前の界隈にいるので、どうしても並ぶことがつらい。整番式ってスタッフの量増えるんで現実的じゃないかもしれないんですけど、あの大行列どうにかならないんですかね。途中で神座がアイス売りに来たのはまじで商魂図太くて笑いました。
 ちなみにグッズを買えたのは16:22だったらしい。3時間半並んでんのヤバ。一人で並ぶのは考えものかもしれない。
 さすがに並び疲れて空腹を覚えたので隣の有明ガーデンに入ったんですが、フードコートの神座がめちゃくちゃ並んでて”オタク”を感じました。僕も前日に恵比寿の神座行けばよかったな。そして館内BGMが超特急。あれってシアターの催しと連動するんでしょうか。おもしろいですね。クレープを食べて会場前に戻りました。取引とか写真撮影とか諸々済ませていたらあっという間に17:30。入場前って謎に緊張しません?

完全見切れとは言うけれども

 完全見切れ席=音席だと思って買った今回のチケットですが、東京ガーデンシアターって調べると「見切れがない」「むしろ見切れ席は神席」って文言をよく見かけるんですね。実際入ってみたらあらびっくり。いやむしろモニターの方が見づらいやん。さすがにステージ上部のモニターは見えないんですが、横のモニターは正直オタクの頭で何も見えん。ステージ前方に立つメンバーはしっかり見えそうでよかった。
 あと東京ガーデンシアターって音響が良いっていう口コミもよく見かけていたので、そこも気になるところでした。実際BGMを聞いている限り音質は悪くなさそう。でもああいうのってマイクを通すと変わるものなんですよね。

見える、見えるぞ

 ついに開演。噂に聞いていた通り、発車ベルがない。コンセプト的に仕方ないのかな。セトリは予習していたのでMORA MORA、KNOCK U DOWNの流れも知っていたのですが、やはりあの高音を生で出してくるとは思わなかったです。高音こそシューくんが加入した強みだと思っているので、KNOCK U DOWNは超特急とシューヤをつなぎとめるうえで今後も歌い継いでいってほしいと強く感じました。とはいえやはり僕はタクヤのオタクなので、視線はタクちゃんを追っているわけです。あの1ポーズ目の衣装は丈が短いのですかね。スタダコードとは。まぁ腹部がよく見えるんですが、なんか、それだけじゃないんですよ。腹筋の線が見えてるんですよ。Winning Runあたりで気づきました。3バル、つまり5階席の奥からでも見える腹筋って何なん?あとごめん、白のそうめんみたいなやつ、何も見えんのよ。

ステージが狭すぎる

 今回のステージセットはフロア、階段を上がって二段目と中二段目を作る構成でしたね。9人だから、横の距離をとれないホールのために高さを作る必要があったと思うのですが、超特急にはいささか狭すぎるのではないかと強く感じました。それは、彼らの実力があってこそ感じたことであって、本当にアリーナ規模の会場が似合う人たちなんだと実感したためでした。確かにガーデンシアターのような音響の良い会場は、セブイレの綺麗な歌声を届けるにはもってこいの環境かもしれない。でも、超特急はメインダンサーのグループです。ダンサーが走り回って、思いっきり踊れる環境を探したらアリーナ以上しかないんじゃないでしょうか。運営とか事務所とか、しがらみは多いかもしれないけれど、”彼ら”のスタイルを見るなら、ドームぐらいの大きな会場の方が絶対に似合うだろうなんてことを考えたわけです。ドームの外周で走り回るユーキさん(三十路)とかアロハルとか見たくない?

もう聞けないと思っていたあの曲

 B9Unlimitedが始まる直前に上がった音楽ナタリーのインタビューで、カイくんが「ネタバレにならないようにですよね? 『◯◯◯◯』やります。」と言っているんですが、僕はこれをakolだと信じて疑いませんでした。ただただ好きな曲だったから。AppleMusicで僕が去年一番再生した曲でした。でもこの曲は6人時代の曲なので、2人用の歌割りが公になっていないんですよね。まぁなかったことになっているというか。いざツアーが始まって、セトリを見たら見事に入っていないもんだから、あぁ聞けるようになるまでは時間がかかるかなと思っていたのが5月末。日替わりの演目があるとわかっても、セトリに組み込まれることはありませんでした。
 いうてサマラブが新しく入ることは察していましたが、他はもう増えないかな~と思った矢先の「a kind of love」。聞いたことあるはずなのに思い出せないイントロ、動揺を通り越して時が止まる会場、何度見たかわからない縦一直線の並び。それがずっと待ち望んでいたakolであると分かった瞬間、涙がこみ上げてきました。隣のフォロワーに抱き着き(ごめん)、崩れ落ちることしかできませんでした。これまでの一人で歌うには到底苦しいであろう歌割りをやっと分けることができたんだと感動して、同時にこの曲をこれからも聞くことができるんだと嬉しくなりました。

初めて入った場所に落ち着きを覚えた話

 ここからはライブを見た心境みたいなところ。来年から本格的にEBiDANのオタクとして生きていくことは決めているんですが、今はまだワンエンもスパドラも同じぐらい好きで、なんなら超特急よりも興味関心があるかもしれない。優先順位はその時そのときで変わりますから、なんとも言えませんけども。ただFC入る云々があるじゃないですか。あとどこのグループ区分で対バンに申し込むかとか。エビライとかね。こういうとき、「ああ自分はきっと超特急のオタクとして、夢8会員として申し込みをするんだろうな」と漠然と感じました。理由はわからないんです。だって初めてのEBiDANのライブだったから。でも不思議と、物販に並んでいるときから新鮮みはあれどアウェー感がなかった。多界隈の新参者(とはいえ1年ROM)なのに、息がしづらくない環境がありました。あれなんなんでしょうね。年齢層なのか、規模感なのか。こういうときの直感は大切にしていきたいですね。肌に合う、って結構大事ですから。
 ただ、8号車としての自分がまだ自分でないような感覚なのも確かです。タクちゃんやユーキくんが「8号車おめでとう」と言うのに対して「ありがとう」とは返せなかったんです。当事者意識がないというかなんというか。いきなり8号車の日という記念すべき日のライブを初乗車にしてしまったためというのが大きいと思います。どうやったら当事者意識が湧いてくるんだろうか。時間が解決してくれるでしょうか。来年の8号車の日は大きな声でありがとうと叫べますように。

思い描くこれから

 さて次の乗車はどこになるでしょう。今のところまだ夢8には入っていませんし、アリーナツアーは本界隈の推しの卒コンの翌日からなので多分乗車できないかなと思います。でも気がついたら城ホにいそうな気がするんだよな~。メンタルと交通費との相談……交通費はいいや、鉄道会社に捧げましょう(壮吾推し並感)。ただエビライはいますよ。なんか来年もあるらしいので。玲くんがやでちゃんかシューくんの役をやるまであきらめないからな。
 なぜか8号車の日にセトリ落ちしたBurn!も踊りたいし、いつも通りペンラ4本装備で乗車したいし、8号車としてエビライに行きたい。夢はたくさんあるので、来年以降、少しずつかなえていけたらいいなと思っています。なんかバイト先ではもう超特急のイメージがついてるらしいのでこの調子で8号車ライフ楽しみますよ~!

おわりに

 こんなにも長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。これ4000字あるそうです。8号車の日行く前に死に物狂いで作った大学院用の研究計画と同じ文字数ですよ。初乗車は1回きり、初乗車ブログも一回きりですから許してください。
 初乗車のブログは沼落ちよりも需要があると聞きましたがいかがでしょうか。いい感じに拡散してくださいませ〜。この文章が、同じ日に初乗車を迎えた8号車や先輩8号車の皆さんの娯楽の一助となりますよう。
 それでは今回はこの辺で。

ところで1ポーズ目のカイくんの片手手袋、えっちすぎん?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?