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残り糸活用術 〜群ようこ 『毛糸に恋した』 より〜
最近、編み物に関する本を読むのも好きです。
今読んでるいるのは、群ようこの『毛糸に恋した』。
その本に残り糸の活用について書かれていました。
群さんの「先生」である村さんは、残り糸を使うのがとっても上手で、群さんの残り糸を使ってとっても素敵な作品を作る方だとか。
村さんは旅の雑誌やガイドブックのフリーライター。そしてなにより残り糸活用術の天才ともいうべき人なのである。わたしの手元に少しずつ残ってしまったさまざまな色や素材の糸を、喜んで引き受けて行ってくださる。
そして、しばらくすると、「ほら、できたのよ、どうかしら?」
とても残り糸で編み上げたとは思えない素敵なセーターを着てニコニコとわたしの前に登場する。
その「先生」いわく・・・
「残り糸で編む時はね、必ず一つか二つ新しい糸を加えるんですよ。残り糸だけで編むんだって頑なに考える必要はないの、要は、ほっぽって おかれた糸をどう生かして使ってやるかなんですから」
なるほど!
残った糸だけで編もうとするから、難しくなるけど、その毛糸を活かしたデザインにすればいいとのことですね。
私にはまだ、「◯gあれば、どれくらい編める」という感覚はまだわからないけど、差し色ぐらいで使うならできるかもしれない。
ソックヤーンなら、毛糸の細さも素材もほぼ同じだし、うまくできそう!
せっかく気に入って買った毛糸なんだから、無駄なく使ってあげたいと常々思っていた。
なのでこの箇所を読んで、ちょっと希望が見えてきた。
ちなみに「先生」は、残りセンチまで使っているとのこと。
なんと、素晴らしい!
いつかは「先生」みたいに残り糸を活用して素敵なセーターを編んでみたい。
だけどまずはできることから。
そんなことを思いながら、今日も靴下を編んでいます。
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