「Gのレコンギスタ」 6話

・ウィルミット
 ベルリが人質になり、それを口実にキャピタル・アーミィが出張ってきたことに対して不快感を露わにしたり5話冒頭でも「私のクラウン~」とか言っちゃう「キャピタル・アーミィのことを知らなすぎる」女、ウィルミット。
 初期から運行長官にしては言動が迂闊というか危ういというか、個人的には何でコイツが運行長官なんだ?と思ってたんだけど次回予告みると来週ついに壊れちゃいそうな感じですねこれ・・・頭でっかちなヤツは想定外の逆境に弱いってことかもしんないけどメンタル弱すぎ。
 ガンダムシリーズに限定しても暴走した母親の行動は大抵、ロクな結果にならないのでヘタなことしないか心配ではあります。

・今週の天才
 「Z」のクワトロや「SEED DESTINY」初期でアスランがやった役を演じる天才くん。
 いっつも天才天才言っててギャグキャラのような扱いをうける彼は今週も「当然でありますよ!」とかポーズ付きで言い放ったくせにまたしてもデレンセンにやられるし文字通りベルリに盾になってもらうしでエルフ・ブルのライフルを落としたとこ以外あんまパッとしなかったけど「無駄死にというチョイスはないんだ!」というセリフでちょっと好きになった。
 自惚れも多分にあるだろうけどクリムが天才であることにこだわるのは「大統領の息子だから」ってのもちょっとはあるのかなー、と。
 でもそろそろホントにいいとこ見せないとただの「モビルスーツ大好き男」で終わっちゃうぞクリム。

・強敵?デレンセン!
 カーヒルもそうだけど死ぬときは脈絡なくっていうか、すげぇ唐突に死んじゃう「Gレコ」。カットの話は出てるけど確かにアッサリしすぎた、デレンセンの強さがあまり伝わって来なかったかなって印象でした。
 ベルリとデレンセンがどうやって互いを認識したかってのは「ライフルを介した接触回線説」がまぁ普通だけどそれよりも「エルフ・ブルの攻撃をかわしたG-セルフの動き」の方がそれっぽくて好きかなぁ。直接的なやりとりが少ないとはいえ回想で二回も出すくらいだし。
 カーヒルを殺したときと状況は同じでもその後の態度が目に見えて違うベルリに何も言わず寄り添うノレドと何も言えず部屋の外から覗くアイーダ。ここだけ見るとキレイな画だけどなんか、違うこと思ってそうなんだよなー。もちろんどっちにも同情とか慰めてあげようって気持ちはあるだろうけどノレドは実際どうしたらいいか分かんなくて、アイーダの方も「どんな顔してるか見てやろう」って気持ちがほんの僅かでもあったと思う。

・今週のノレド
 ベルリに頭を小突かれて「うぇ」って声を漏らすノレド。可愛い。

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