「Gのレコンギスタ」 7話

・前回のアレ
 「身のこなしで察したデレンセンの呟きをライフル越しの回線でベルリが聞いて知る」ということだったみたいですね。

・ラライヤ出撃
 順番的には本来?の搭乗者っぽいけど重力下という環境のせいか完調ではないせいか操縦がおぼつかないラライヤと「僕が一番G-セルフをうまく使えるんだ」状態のベルリ。レイハントンコードが承認される=G-セルフを乗りこなせるってワケじゃないにしても最低限の操縦はできただろうから今後、容態が快復すれば変わってくるのかな。ともかくラライヤは今回の話で操縦に限らずイベントがいくつかあってポイント稼げたのでこれからの更なる活躍が期待できる。
 それにしてもラライヤに甘い言葉を投げまくるクリム先輩マジで悪いお兄さんにしか見えなかった。モビルスーツパイロットよりスケコマシの才能の方があるんじゃねーのか。

・クンタラ部隊
 隊員すべてがクンタラ出身者だというマスク部隊。これが偶然なのか意図的に集められたものなのかは分からないけど隊員を鼓舞するためにマスクが口にした「地位の向上」から「キャピタル・タワーの支配」にまで飛んじゃうあたりで「あぁ、そうなっちゃうのか」って感じはした。
 流石に『クンタラ狩り』のような直接的な弾圧はされてないけど未だに差別意識は根深く残っている世界で被差別階級の人間が考える「地位の向上」っていうのは「階級の逆転」であり「逆支配」なんだなって。最初は面食らったけどすこし考えればそう思っても仕方ないよなぁ。

・ウィルミット
 ベルリに会いに行くためにクサい芝居をうち、大気圏突入までこなすウィルミット。
 完全に私情だけで動いてるように見えるけど坂井さんの記事( http://tominotoka.blog.so-net.ne.jp/2014-11-06 )を読んでから振り返ると「運行長官の息子奪還作戦」を大義名分に軍備を拡張したいキャピタル・アーミィ上層部(クンタラ部隊の派遣も本腰を入れていないせいか?)と彼らの跳梁を許さざるを得ない自分、という現状を自らベルリを連れ帰ることで打開しようとしてるのかも・・・あのヤバい笑いはどうにもならないジレンマからくるストレスの発露か・・・とか考えたけどこのババア、「バナナとシナモンのビスケット」とか言い出したぞオイ。

・ジャハナム
 アメリア軍の主力であろうモビルスーツ、ジャハナム。
 膝のあたりのデザインや全体的なズングリ感がグリモアに通じている。ヘカテーも重モビルスーツって感じだしこうして見るとモンテーロのあのスタイリッシュさは特別なんだな。G系に近いデザイン。
 「Gレコ」に限定せず言うと全体的に旧ザクっぽいなって印象。メインカメラは「ガンダムAGE」の敵モビルスーツ群にソックリ。偶然?

・今週のアイーダさん
 いつもキチっと襟まで閉めてる上着を急いで着てきたようなアイーダさん。それだけだったら寝るのもパイロットの仕事だし仮眠でも取ってたのかと思ったけどその後もやたらと尻が強調されてたり声も気持ち高めだったりと全体的に性のニオイが漂ってて穏やかじゃなかった。気のせいではないと思うんだけどこれはどういうことなんですかね。


こんなとこかな。
今まで以上に様々な流れが同時進行してた第7話、見ててとても楽しかったです。
来週はアイーダの父親が出るようですが見た感じはジン・ジャハナム(ハンゲルグ・エヴィン)タイプっぽいなぁ、なんて。
最後に。
マスク役の声優、佐藤拓也さんのTwitterアカウント(@5tAkUyA5)でマスクについての話がありましたね。

先日、スタッフの方から伺ったGレコのこぼれ話。ルインがマスクをつけることになったきっかけは、3話でベッカーのパンチを受けつつ防御の構えをとったこと。薬物投与などでの強化ではなく、自分の出自をバネにし、マスクをつけること=スイッチとして豹変した。富野監督曰く、それも一種の《強化》 21:42 - 2014年11月5日

5話の感想の中でマスクについてちょろっと書きましたがそれほど的外れな内容でもなかったようで少し嬉しかったです。

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