「Gのレコンギスタ」 5話

・チアガール
 最初は単にキャピタル・ガード候補生たちの応援に来ていた彼女たちだけど海 賊撃退の際のダンスとか今回の式典でのパフォーマンスを見るとキャピタル・アーミィ設立によってキャピタル・テリトリィ内の軍事色が強まったように彼女たちもまた単なる部活動ではなく喜び組のような存在に思えてくるっていうのは考えすぎかな。

・天才の扱い
 G-セルフに乗れなかったりデレンセンに圧され気味だったり頭を捥がれたりと全 然イイトコ無しの中尉。
 「天才中尉」や「天才さん」といった呼び名も正直バカにしたようなニュアンスだけど本人は自分が天才であることを疑っていないようなところがまた・・・。
 天才(笑)で終わらない男であってほしい。

・ポンコツ姫の扱い
 邪魔者扱いされたり射撃はイマイチだったりこれまたイイトコ無しの姫様。
 「世界は四角くないんだから!」とタンカを切っていた彼女はどこに行ったのか。

・マスク
 情報が出た時からいろいろと話題にはなっていたマスクの登場回でもあった5話。
 一応、「謎の男」ってことになってるけどルインであることはほぼ疑う余地もないのでマスク=ルインで話を進めます。
 「冷静・優秀・面倒見のいい兄貴」という印象だったルインとは一転して戦闘中のマスクはやたらとテンションが高い。
 twitterのGレコ公式アカウント(@gundam_reco)によると「短期間で精神的に強化された、強化人間みたいなもの」とのことだけど彼のあのハイテンションは「強化人間=どっかオカシイ」というだけのものじゃなくてある程度は素の表情なんじゃないかなー、と思った。
 クンタラであるということに負い目を感じていたルインが世間から認められるために必要だったのが「首席をつとめるほど成績優秀。大人びた性格で面倒見の良いルイン・リー」という仮面で、「謎の男であるマスク」になることで鬱憤を晴らすじゃないけど自分の中で多少なりとも無理をしていた部分を我慢せずにいるのかなーって。
 マスクに操られていたので人格が変わりました、なんてのはあんまり面白くない じゃん。(メイジン・カワグチは別。アレはアレでいい)
 何故マスクを付けたのか、自分から望んだのかどうかは今後説明あるのかな?
 しかしあの仮面ひとつでガールフレンドにもバレないんだから分からんもんだ。

・仮面の男の機体
 エウレカセブンとかギャプランみたいだって言ってたけど実際見るとサイコガンダムみたいだったエルフ・ブルック。
 変形して急襲→重火力で圧倒というのがコンセ プトっぽいけど、どうも強そうには見えなかった。専用機に乗って出直して来い。
 「水の球」を食らったとき浸水してたし宇宙用ではないのか。

・アイドルの擁立
 「姫様」としての振る舞いをするよう言われてイヤイヤやってはみるけど本心とのギャップに苦しむアイーダさん。
 精神的に弱く、他人から求められる自分を許容しきれず苦悩してしまうガンダムヒロインといえばボンヤリと浮かぶ影があるんだけどそう思うとアイーダさんが今後 どうなっていくのか俄然、楽しみになる。あぁでもGレコだとそういうのは無いか?

・今週のノレド
 肉じゃがみたいな名前の金髪を見るなり(また新しい女が・・・)とでも言いたげな顔をするノレド。可愛い。

・ベルリの目線
 ノレドに帰ろう、と言われても「やらなきゃいけないことがある」と言っていたベル。
 実際いろんな情報を得ようと訊きまわってたけど、どうも個人的な好奇心から訊いてるようにしか見えない(笑)
 もう帰る気ねーだろお前。


「ジャべリン」だから仕方ないのかもしれないけどアレって使い捨てなのか?
今回ネタにするほどでもないけど気になったのは操舵士とアイーダのアレとハッパさんがどこにいたのか。
後者は公式アカウントのツイートやリツイートで回ってきた図解で理解したけど操舵士の件はなんか気になってモヤモヤしてる。
次回予告は「見たくなくても、見る!」から「見たくなったでしょ?」ときて「見なくてもいい!」なあたり、なんか嬉しくなったんだけどタイトル含めてまたデレンセン死ぬんじゃねーかって気配がして穏やかじゃない。

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