「Gのレコンギスタ」　8話

・ファンサービス？
　島に着陸した直後、上空にライフルを向けるG-セルフのポーズが「ラストシューティング」にしか見えなかったんだけど1話ラストの「第一挙動」といい狙ってやってるのか単にああいうポーズが好きなのかどっちなんだ。

・今週のアイーダさん
　「慣れました」とかドヤ声で言った直後にバランスを崩し、ベルに邪魔者呼ばわりされたり機体を制御できずにオロオロするアイーダさん。
　ここまでアレだと問題は彼女じゃなくてアルケインのポンコツ具合にあるんじゃないかって感じだけど未確認機(グライダー)をロクにチェックもせずドヤ顔で墜とそうとするあたり、やはりパイロットにも問題ありか。危うくジェリドってたぞ。
　まぁそんなポンコツ姫様だけどエアバックに押しつけられてもお美しいお姿と「嘘ついちゃった(てへぺろ」の時の可愛らしさがあるからズルイよなぁ、ポンコツだけど。あと「アンノウンも私の下に滑りこむの・・・？」がすげぇエロい。

・スルガン総監
　そんなポンコツのお父さんは父娘間の仲も良好みたいだし、ちゃんとした判断もできる「まともな大人」でした。まともすぎてつまんないくらい。ベルリの母ちゃんを見習え。

・アーマーザガン
　「新型が出てきたらコイツだと思え」でおなじみのミック・ジャックが駆るモビルアーマー、アーマーザガン。前回のラストに登場したのを見た感じだと「ガンダムX」のグランディーネとか「08MS小隊」のアプサラスシリーズみたいな巨大モビルアーマーなのかなって思ってたんですが実際には他のモビルスーツよりふた回りほど大きいくらいのサイズでしたね。意外に小さい。変形するとサブフライトシステムのような運用もできるようでメガファウナに配備されれば今後も活躍しそう。

・格闘戦
　やたらと「格闘戦」という単語を口にするマスク。
　最初は好戦的な彼のスタイルもあってモビルスーツ同士の殴り合いのことかと思ってたんだけど「高度」というワードがセットになってることも考えると、ここでいう「格闘戦」というのは「ドッグファイト」のことみたいですね。素直にそう言ってくれれば分かりやすかったのに・・・って思ってしまいました。

・トリッキーパック
　飛行するだけでなく防御フィールドを張ったり質量を持たない残像(フラッシュアタック)により敵機の一時的な無力化までできるトリッキーパック。それはいいんだけどベルリがウィルミットのグライダーに「逆噴射！ブレーキかけられるでしょ！」と言ったときに出たピンクのオーラは何なのか。画面だけだと撹乱技術の応用で強制的にブレーキをかけさせたように見えるんだけどそれは流石にチートじゃねーの？って感じもする。

・マスクとマニィとルインと
　ルインやベルリたちの消息をつかむために補充兵として最前線までやってきたマニィ。一途といえば聞こえがいいけどちょっと考えが甘い、短絡的な行動に見える。まぁ、大胆な部分があるのは運河を越えた時にチラッと見えてたからな、「女の力」ってやつ。
　その甲斐あってルインと再会するわけだけど顔を合わせる前にルインの叫びを聞いていたマニィはルインの彼女としてかクンタラとしてか、彼の意志を汲んで、あくまで「マスク大尉と補充兵」として会話するのでした。いい女じゃないかマニィ。
　一つだけ心配なのは彼女が戦うことになるのかどうかですね。「髪を切って戦場にやってくる女性キャラクター」というのはそれだけで死亡フラグっぽいもの。

・タブー
　技術体系の進歩だけでなく天体観測もタブーということが判明。「宇宙に目を向ける」ことが宇宙世紀時代に起こった災厄の再来につながりかねないということか。
　「宇宙を自分たちのものにしようと塔を建てたら結果として災厄が訪れ、その後、宇宙を目指すことが禁じられた」というのはバベルの塔に通じるしスコード教にもちょっと説得力でてきたな。

・今週のノレド
　ラライヤ以外には未だ牙を剥きつづけるノレド。可愛い。つーか最近ノレドの出番少なくねーかおいどうなってんだ。

マニィのアイキャッチ可愛すぎるな？
ミック・ジャックの私服も予想外に可愛らしくて素敵。
次回は久しぶりの法皇さまに加えて新キャラ(ハマーンみたいな髪型のやつ)も出てくるみたいなんで楽しみです。