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新型コロナの真っ只中、51歳で生まれて初めて起業した話。

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遊園地の会社に11年。外資系広告会社に17年。そして51歳になった2020年5月に独立・起業するまで、起業する時、起業してから、そしてその時の色々なリアルを書いたのをまとめてます。
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#日記

その2:2020年5月14日。新型コロナ真っ只中、51歳で生まれて初めて起業した。

50歳の誕生日の後に雷に打たれた。 あ・・続きです。 2019年の4月20日。僕は50歳の誕生日を迎えた。当時僕は、某外資系広告会社の会社員で役職は営業局長だった。誕生日がちょうど週末だったこともあり、その日は朝からランニングをし、昼は嫁さんと実写版「キングダム」を観て、長澤まさみさんの「楊端和」にうっとりして、夜、お家でケーキを食べるという普通の誕生日を送ったのを覚えている。 そして、次の日。 50歳の2日目の朝。普通に顔を洗っている時に突然それは襲ってきた。 不意に、「

その3:2020年5月14日。新型コロナ真っ只中、51歳で生まれて初めて起業した。

・・・・つづき。 1月中旬、退社が認められた。 3月まで自治体の仕事があり、その報告書の作成などもあったので4月末の退社で決定。3ヶ月間くらいヨーロッパを放浪して自分でも探してくるか!と思ったが、そんなことをしたら瞬殺で家族が滅亡するので、5月の起業を決めた。あとは、立つ鳥跡を濁さずで、しっかり今の仕事を治めるだけだ。僕は、新しい世界への旅立ちに胸を踊らせていた。 すると1月14日。 中国の「武漢」という都市で、ヤバいウイルスが蔓延しだした!という情報を、WHOが正式に「