無痛分娩レポ - 定期検診そして破水

10月5日(木) 35週6日

この頃にはお腹がパンパンで、ベッドから起き上がるにも一苦労だった
そもそも切迫早産気味で、お腹がはりがちであったため
張り止め薬(リンデロンみたいな名前のやつ)を常用していた。

体重増加に関する説教に怯えつつも朝ごはんを軽く済ませ、バスを乗りついで産院へ向かった。

この日、初めて内診を実施した。
この内診が本当にきつい。何回思い出しても本当にきつい。
何をしているのかわからないが、指を突っ込まれてゴシゴシされている感じ。
痛すぎて涙が出てくる。。。
内診の結果、子宮口に問題はないが子宮頸管が短いいわゆる切迫早産であり通常であれば入院となるが、1週間後には正期産になることから様子見することになった。

無事に検診が終わったが、どうもいつもと違う。
腰に生理痛のような痛みが走っている。内診のせいだと理解はしていたが
明日には治るだろうと信じ切っていた。
バス停まで駆け足で向かい飛び乗ったあと、かじけんで大盛りを食べた。
トッピングはめんま、キャベツ、温泉卵と奮発した。
体重増加なんてしらねぇ!うめぇ!と思いながら堪能した。

これがまさか入院前最後のご飯になるとは思ってもいなかった。

10月6日(金) 36週0日 午前0時

健診の疲労からか、簡単な晩ごはんを済ませ(油そばのせいでお腹が空いていなかったが食べた。何を食べたか覚えていない)
ベッドで昼寝ならぬ夜寝をしていた。起きたのは日付を超えた頃。
尿意に襲われ重たい腰とお腹を起こした瞬間、「パシャ」という感覚がお股に走った。
「破水っぽくない?!」と思いながらトイレへ行くが、
出たのはおしっこだけ、その後特に液体は出て来ない。
母と相談し、とりあえず産院に電話、、、とその前にシャワーを浴びる。
汗だくのままこんな夜中に病院に行くのは嫌だった。
シャワーを浴びた後、産院に電話したらとりあえずこいと言われたのでタクシーを呼ぶ。
入院セットを準備しタクシーへ乗り込み、病院へ到着したのは午前1時頃。

また内診

病院へ着いたら、助産師が診察室へ案内してくれた。
内診台にのり、股を開いて待っていたら再度助産師さんが現れ、私の股に指を突っ込む。
内診って医者だけがやるものじゃないらしい、、死ぬほどいてぇ!
しかも結果は「破水じゃない」 え、おしっこ漏らしたってこと?絶対そんなことないと思いつつもこれ以上は何もできないようなのでNSTだけやって帰宅することになった。
私はとんだお騒がせ者になってしまった。母よすまない。
タクシーを呼び、帰宅。ここで往復6000円+診察代3900円がとんだ。辛い。

また破水

産院から戻ってきたのは午前3時頃。
とりあえず眠すぎたのでベッドで再度眠りにつく。
夢を見た。トイレを探して用を足している夢だった。
こういう時、大抵現実世界でも尿意を催している場合が多いと思う。(個人的主観だけどね)
トイレ行こうと思って目が覚めたが、どうもお尻が冷たい。
まさか漏らした?!と思い手をお尻にやるとベッドがビッッッッッショビショになっていた。
びっくりして立ち上がったら、股の間から自分の意思とは関係なくとめどなく水が出てくる。これは破水だ!!!
またも母を叩き起こし、タクシーを呼び産院へ向かう。
マンションの下で母に見送られるのは2回目だったが、1回目の方が寂しく感じたな、、、笑

産院に到着し、内診(激痛)を行い破水が確定したのでそのまま入院となった。
午前5時半くらい。このまま子供が生まれる実感は0だった。
ちなみに陣痛は来ていなかった。


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