見出し画像

第17回 核医学専門技師認定試験問題     解答解説 択一式(1) 50問

第17回 核医学専門技師認定試験 
の解答と簡単な解説をまとめます。

試験問題は核医学専門技師認定機構HPより、参照ください。


勉強の参考となるサイト

・臨床核医学に関するサイト。核医学専門医試験対策ですが、認定技師試験 
 の参考としても大いに活用できると思います。

択一式(1): 計50問
解答解説となります。
問題によっては複数正答があり得たり、解無しなどの不適切問題も過去に出題されているようなので、あくまで参考としていただければ幸いです。

参考までに択一式(1) 問題2までを記載しておきますのでご覧下さい。

問題1

解答: 2

56Feは、全ての同位体の中で核子当たりの質量が最も小さい。核子1個当たりの結合エネルギーは8.8 MeVであり、鉄56は最も結合の強い原子核の1つである.
核融合を起こす軽い元素や核分裂を起こす重い元素はエネルギーを放出して核子の結合をより強固にし、その結果、原子核は核子当たりのエネルギーを最小化する方向に進み、最終的に56Feとなる。

問題2

解答: 3

トリチウム=三重水素 陽電子1、中性子2からなる
   中性子過剰なのでβ-崩壊

問題3

ここから先は

4,478字

¥ 550

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?