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第29回ぷちデレラコレクションで3位を取った時の思い出

 こんにちは。主にモバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズ(以下モバマス)にて活動しております、しりんぐと申します。本記事では、2020年8月に[メルティブルーの夏]多田李衣菜を上位報酬として開催された、第29回ぷちデレラコレクションの当時の思い出を振り返りたいと思います。

 なお、2年前の話ですので編成の詳しい話や十傑を取るための準備、ノウハウの話は出来ません。そもそもよく覚えてません(というかかなり雰囲気でやってた)し、当時と現在の衣装環境についても激変しているかと思いますので、その辺の難しい話は他のソ廃の十傑ブログに譲ります。

 一応、当時のステージ毎のドリンク消費の記録は残っているので、それと当時のツイートを見返して思い出しながら書いていこうと思います。

・告知から開幕まで

 当時の自分のツイートを漁ったら一番最初に出てきたのがこの絶叫でした。李衣菜は次はぷちコレ上位で来るかもという予想はされていたようなのですが、当時の私はまだまだ先だろうと高をくくっており、かなり動揺していました。動揺のあまりイベント予告ページのスクショ忘れてますね。

ちなみに、イベント前の牛乳の貯蓄はこんな感じでした。

この手持ちで何をやってやろうと思ってたんだよ。

 という事で、手持ちの牛乳が枯渇していた事もあり、この時点ではまだ十傑を取るつもりではありませんでした。しかしせっかくの李衣菜上位イベなのでベストを尽くして行けるところまでは行こうと、十傑を狙うようなミニチ構築は特に行わず、プロ内のいつメンミニチに入りその時を待ちました。

・初日

 Voボーナス日。何とか午後休を抑える事が出来たので急いで帰宅。特訓後で髪を鮮やかなブルーに染めた李衣菜にドキドキしながら諸々の準備を進めます。

 余りにも大胆なイメチェンに、どんなセリフを言ってくれるんだろう、これまでのアイドル像が崩れてなければいいな……なんて期待と不安が入り混じった感情の中でいよいよ開戦。衣装の消費ボタンと更新キーを交互に押しながらリズム良く牛乳を飲んでいきます(複窓走法は名前は聞いたことあったけど仕組みがよく分かんなかった。今もよく分かんない)。

 平日スタートだったのでポイントはそこそこ稼げればいいなと考えていたのですが、ありがたい事に、事前に何も言っていなかったにも関わらずミニチメンバーがコンボ稼ぎに協力して下さいました。牛乳やプラチケ等の準備は出来ていませんでしたが、ミニチに関しては普段から気心のしれたプロメンミニチで活動出来ていた事がそのまま準備に繋がったのかなと、今になって思います。

そんなこんなで、1日目終了時点のポイントはこんな感じでした。

 ミニチメンバーの熱い協力もあり、初日終了時点でなんと全体2位というかなりの好位置につける事が出来ました。

 そしてこれが、邪な思考を呼び起こす事になるのです。


「あれ、ちょっと無理すれば割と十傑行ける……?」


 冒頭で述べた通り、イベント開始時点での貯蓄は決して十傑を狙えるようなものではありませんでした。ここから十傑を目指すのなら、先立つものに頼る他はありません。しかし、気心の知れたミニチメンバーの協力がある事、過去2回のイベント(李衣菜ロワとまだ無限じゃなかった頃のRtBMVチャレ)でも何だかんだで十傑は取れた事、そして何より、これが李衣菜上位のイベントを走れるラストチャンスかもしれないという想いが重なり、使える実弾の量とも相談した結果、3度目の十傑入りを目指す事を決心するに至りました。

・改めて目標設定

 さて、十傑を目指すと決めたからにはイベント中の立ち回りをある程度考えておかなくてはなりません。そこでひとまず、現状のボーダーや過去の同イベントの最終結果から十傑ボーダーをざっくり予想し、自分の最終的な着地点だけでも決めておこうと考えました。

デレマスボーダーbot(@imcgborder)様の当時のツイートがこちら

 前々回比は日菜子ぷちコレ、そして前回比は「あの」(皆さんご存じ)美波ぷちコレとの比較になります。美波の個人1位の数字が目を引きますが、十傑ボーダーに着目すれば一日目終了時点では美波ぷちコレとほぼ同じ、日菜子ぷちコレよりやや高めに推移している事が分かります。そして10位の最終ptはいずれも2.3億程度となっていました。日菜子以前のぷちコレについても確認した所、2億を超えるような記録はありませんでした。

 次にこの時点で十傑付近に居るメンバーを確認……うーん、過去2回の李衣菜イベで見た名前がちらほら。数々の実績を持つ有力Pの名前もあります。15位辺りに居る人達はワンチャン十傑狙ってきそうだけど、ゆうてその内何人かは脱落していくんじゃ……なんていう希望的観測も交えながら、どの辺まで稼いでおけば安全かを考えます。

 悶々と考えた結果、とりあえずの目標として「3億pt」という数字を設定しました。十傑の席を11人以上で取り合うような事となれば当然ボーダーも荒れてきますが、とりあえず3億まで稼いでおけば、どんなにボーダーが荒れていても何とか対応できるだろうと考えていたのです。


――――この時は。


・2日目

 Daボーナス日です。普段のぷちコレでは初日と最終日の得意属性にボーナスが載っているタイミングで走りきるので、それ以外の中3日間は衣装編成もサボってステージ専用のみを消費して済ませるのですが、十傑を狙うと決めた以上そうは行きません。
 猛者達の編成を見よう見まねでパクリ、もうここでぷちコレ終わってくれよ等と泣き言を言いながら牛乳を消費していきます。ミニチメンバーのコンボ稼ぎ協力もあり、想定していたよりもかなりの良効率で走る事が出来ました(大体Voと同じ位)。

2日目終了時点のボーダー状況

 2日目終了時点で総合ポイントは239,551,539pt。10位付近からはこの時点で1億以上のマージンを得る事が出来ました。過去イベ比較においては日菜子比で最終予想が3億を超えていましたが、美波比での予想では2.7億だったのでまぁまぁ許容範囲かなと、まだこの時点では余裕がありました。

・3日目

 Viボーナス日。お昼の第1ステージは用事(確か歯医者か何かに行ってた)の為ノータッチで、夕方第2ステージから走り始めました。
 前日のDa日がかなり上手く行っていたので、Viも同じ感じで……と思っていましたが、Vi衣装がまぁ弱い。VoやDaのような数字は中々出せません。
 他の有力李衣菜Pの追い上げがかなり不安でしたが、どちらにしろ全日程の全ステージをフルパワーで走れる程の残弾は無かったため、走るのは第2ステージのみに留め、第3ステージは割り切ってお休みにしました。


 しかし……


 3日目終了時点でのボーダー状況

日菜子比:151.7% 最終pt予測 350,156,767pt

美波比:160.1% 最終pt予測 381,617,314pt


……あかん(確信)


 完全に目測を誤りました。今思えば2日目終了時点でボーダーが伸びてきた辺りから十傑が荒れるのは何となく予想出来そうですが、当時の私はラウンドが進んで行けばいずれ落ち着くだろうと甘く見すぎていました。
 とあるソ廃が言っていた言葉で「十傑を目指すなら全一を獲るつもりで走れ」というものがあるのですが、当時の自分に聞かせてやりたいですね。

 こうなってしまっては1日目で見積もった目標設定は何の意味も成しません。あまりのボーダーの伸びにビビりつつ、最悪中の最悪を想定した方がいいと気持ちを切り替えました。

・4日目

 Daボーナス日。2日目までの予定ではここは流して最終日に3億ptまで走り切るという算段だったのですが、そうも言っていられなくなりました。幸い、Da日でもVo日と大差ない効率で走れるという事は2日目で分かっていたので、もう走れるだけ走ります。

4日目終了時点でのボーダー状況

 土曜日だった事もあり、1日目を超える1.3億ptを稼ぎ4億に到達。その一方で、ボーダー予想ではとうとう美波比での最終予想が4億を超えてきました。いやどんだけ伸びるんだよマジで。

・最終日

 Voボーナス日。何だかんだで前日までに4億ptまで積むことが出来ているし、最終的には何とかなるかなと考え始める一方で、留まる事を知らない十傑ボーダーの伸びが頭をよぎります。後どれ位実弾を入れるべきかと悩みますが、どちらにしろ最初に「ベストを尽くす」と決めていたので、ここまで来たのなら行けるとこまで行ってみるかと腹を括り、最後の戦いに臨みました。

5日目第2ステージ終了時点でのボーダー状況

 第2ステージ終了時点での自分のポイントが4.8億に対し、十傑ボーダーは3億。2時間で1.8億は流石に捲られないだろうという事でようやく完全に逃げ切れたと確信。最終ステージはぷち李衣菜を躍らせながら、ミニチメンバーに個人ポイントを稼いでもらいました。


そして……


・結果発表

 という事で、最終的に全体3位という結果で終わる事になりました。最終的な十傑ボーダーは3.5億と、結果的にはボーダーにビビりすぎた形にはなりましたが、おかげで自己最高順位を勝ち取る事が出来たのでよかったです。この結果に至れたのは、途中から十傑狙いという目標に切り替えたにも関わらず、最後まで私に便宜を図って下さったミニチメンバー(ちひペロ老害部)の皆さんの協力があったからに他なりません。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

 最後に、当時記録していた牛乳の消費・回収まとめも載せておきます。

 ぷち衣装アピール厳選走り(非蛮族走り)で4割以上は回収出来ていたようです。今はかなり発揮値が上がってますし、当時よりももっと回収率上がってるんですかね?

・終わりに

 という感じで、当時の記録とツイートから当時を思い出しながら書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 とうとうモバマスのサービス終了が告知され、担当イベを思い切り走る機会はほぼ訪れないだろうと考え、一番頑張った李衣菜ぷちコレの思い出を遺しておこうとこの記事を書きました。

 振り返ってみるとかなり厳しい戦いでしたが、それでも自分と同じ思いのP達と競い合うのは楽しかったし、ボーダーが伸びるのもイベントが盛り上がるという側面で担当Pとしては嬉しかったです。

 最後に、モバマスでイベントを走れる機会が残り僅かですが、このゲームに生きる皆様がそれぞれの最終目標に到達出来る事をお祈りいたします。

 ここまで読んで頂きありがとうございました!

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