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はじめての日曜礼拝①

産まれてこのかた、神様に頼ったことも。
信じたことも無いのだけれど。
(勿論、本心からすがったという意味で)
ひょんなことから外国人にくっついていく日曜の朝。

入口すぐにある受付で書くゲストカード。
あ、トモダチ?ドコのクニのヒト?
週報を手に取り、苦笑しながら
「イチオウ日本人デス〜」と返す。
項目はたくさんあれど、名前と簡単な住所だけ書いて渡すと、すぐに読みがなを聞かれた。
あぁ。簡単にアルファベットで書くべきだったかな。などと考えながら階段を上がっていく。

礼拝堂の入口前には、聖書・賛美歌集と少し向こうにある封筒。寄附用なのかな?と思いつつも、同行者にならい聖書と賛美歌集だけと掴み進む。
広い堂内、あ、浦上天主堂には入ったな。初じゃ無かった。
(あちらはカトリック。こちらはプロテスタント)

座布団ライクなクッションを手に取り座席へ、木製の長椅子の背にはちょうど聖書が収まる小幅な台が付き、前後に連なる。前を向くと左側席だけは縦に並んでいた。聖歌隊用であることはそこに集まりつつある人たちの衣装で分かった。ゴスペルのあれだ。

手荷物を納めながら、週報を開き、プログラムに目を通していく。本日の説教や賛美歌も入っている。なるほど。初心者でも分かるように今日の内容をまとめてある。ふと壇上に目を移すなかに、前列中央にラップトップを開いた男の姿が。何だろう。
そのまま流して最奥を覗くと、中央左壁に投射される内容。ふむふむ。よく出来てるな。
これなら、聖書も賛美歌集も要らなかったかも?
まぁ、いいか。

いつの間にか静まる堂内。礼拝が始まった。

つづくのだが、いつ書くかは未定。

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