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Criacao Shinjuku Procriar 確実に一歩ずつ踏み出していく。2-0で勝利。9連勝|東京都リーグ2部1ブロック第10節 試合結果

⚫︎筆者:野沢(#20)

●試合結果
Criacao Shinjuku Procriar 2(2-0.0-0) 0 大森FC

●得点者
8分   Procriar 鈴木優太朗(#9)
38分   Procriar 若杉俊介(#7)

今節のスタメン!
今回は吉田(前列中央)の真顔に注目!


第10節。
前節、死闘の中で掴んだ8連勝。
しかし、前節での退場や直前の体調不良などで、前節のスタメンから4人欠く中で迎えた今節。
昇格に向け一試合も落とせない緊張感の中、迎える相手は大森FC。
昨年、同じブロックに所属し、2-2の引き分け。
直近の試合でも上位陣相手に勝利。勢いのあるチームだ。


試合序盤、お互いにロングボールを使いながらDFライン背後へ蹴り込む展開が続く。

そんな中、迎えた前半8分。早い時間帯でプロクリアルにチャンス。
前半8分、若杉(#7)のパスで中山(#17)が抜け出しシュート。
キーパーにはじかれてしまうが、こぼれ球を鈴木(#9)が押し込みゴール。

冷静にこぼれ球を押し込んだ鈴木

久しぶりの先発出場となった鈴木だったが、
ここぞという勝負所で結果を残せる勝負強さが鈴木の強みだ。

得点後は一進一退の攻防が続く。
相手は精度の高いロングボール・細かいパスを使いながら積極的に攻撃を仕掛けてくる。

ここは、小椋(#13)、滝澤(#14)、上原(#4)を中心にDFラインの安定した守備で食い止める。
GKの横川(#1)も後ろからの声かけで常にチームを鼓舞。
今節の守備が安定していたのは確実にこの4人のおかげだろう。

しかし前半28分。
ペナルティーエリア付近で相手にフリーキックを与えてしまう。
距離・確度共にいい位置でのフリーキック。相手にとっては大チャンス。

近距離からの強いシュートは誰だって逃げたくなってしまうもの。
ただ、誰一人としてボールから逃げることなく、このピンチを防いだ。

そして、前半38分。
右サイドの連携から中山がクロス。そこに若杉が合わせ追加点。
しっかりと意思の疎通ができており、良い崩しからのゴール。
苦しい時こそ全員で目を合わせることを意識して取り組んできたからこそ生まれたゴール。

プロクリアルの頼れるキャプテン若杉


その後、何度か攻められるシーンもあったが、全員で守り切り前半を2-0で折り返す。

後半はずっと一進一退の攻防が続いていた。
相手は的確なビルドアップとロングボールを使いながら攻め続ける。
プロクリアルも若杉、吉田を中心に奪ったボールをうまく保持しながら攻撃をしていく。
しかし、中々シュートまで辿り着かない。

後半12分。
奥野(#10)、小椋(#13)の粘り強い守備からボールがこぼれ、滝澤(#14)の大きなクリア
このクリアに鈴木が反応しクロスを上げる。
クロスは惜しくも合わなかったが中山が諦めずに追いかけ、シュート。
ここは惜しくもキーパーに阻まれ得点には繋がらなかった。

後半14分。
小椋→吉田と頑張って繋いだボールが中山の前に転がる。
キーパーと1vs1の状況で右足を振りぬきシュート。
しかし、ここもキーパーが一枚上手。残っていた足に当たり阻まれてしまう。

その後、中々チャンスを作り出すことはできなかったが、安定したビルドアップと素早い切り替えのおかげで相手にチャンスを作らせなった。

後半32分、下浦(#27)を投入。
下浦は相手の嫌なところに常に顔を出し、ボールを受けられる選手。
交代後、攻撃はもちろん、積極的に守備も行いチームを助けてくれた。

さらに後半34分、小坂(#8)を投入。
小坂はシーズン序盤で怪我をしてしまったものの、根気強く自分の体と向き合ってきた。
そして本日久しぶりの公式戦出場。怪我に対してしっかりと向き合い、コツコツ治療を行ってきた姿を見てきた我々からすると感動を覚える瞬間であった。

その後、チャンスを作り出すことはできなかったものの、安定したDFラインと前線の積極的な守備、素早い攻守の切り替えのおかげで
相手にチャンスを作らせることなく、試合終了。


今節も、全員が「闘う・走る・声を出す」を体現しながら試合に臨むことができていた。
試合に出場することはなかったが、ベンチから常にポジティブな声をかけ続けてくれた、
押本(#3)、岡村(#16)、西川(#18)、下小牧(代表)の存在はとても大きかった。
ピッチの中だけではなく、全員で戦う姿勢を見せたからこそ、勝利を掴むことができた。

私は2021年にプロクリアルに入団をしましたが、こういった姿に惹かれ、入団を決意しました。
今はそれを体現できる側にいられることをとても嬉しく思います。


今節も応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回はクリアソンらしいシーンが多く見られた試合だったと思います。

仲間のミスはみんなで取り返す。
苦しい時こそ目を合わせる。
良い声をかけ続ける。
ピッチ内外関係なく、全員で闘う。

自分や応援してくださる皆様が大切にしていることを体現できた試合だと思います。
しかし、まだまだ何も成し遂げていない段階です。
目標を達成するまで、目の前の試合に対して全力で取り組み続けます。

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