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Criacao Shinjuku Procriar 東京都1部リーグへの挑戦に一歩踏み出す

2024年度東京都社会人サッカーリーグ1部
第2節
Criacao Shinjuku Procriar vs 東京ベイフットボールクラブ

●筆者:上原(#4)

●試合結果
Criacao Shinjuku Procriar 1(1-0.0-1)1 東京ベイフットボールクラブ

●得点者
23分 Criacao Shinjuku Procriar 本田 彪(#11)
76分 東京ベイフットボールクラブ

待ちに待った3月24日(日)がやってきた2024年シーズン開幕だ!
*3月17日が本当の開幕戦だったがカップ戦の影響で延期に。
Criacao Shinjuku Procriarが昨年から目標にしていた念願の東京都1部リーグ参戦、今年の目標は「関東昇格」あくまでも通過点に過ぎない。
これまで多くの先輩方が作ってきた歴史があり、想いを背負って覚悟を持つ事も必要だが、
Criacao Shinjuku Procriarとしては初の1部リーグ、ここからは俺たちが新しい歴史を1ページずつ作っていく。その為にも目の前の相手、目の前のボールに全力を注ぐ、その中でも楽しさを忘れてはいけない。最年長の言葉で雰囲気が一気に引き締まりウォーミングアップへ向かう。

お互いに2部リーグからの昇格対決になったこの一戦。
都1部リーグの独特の雰囲気の中、Criacao Shinjuku Procriarのキックオフで歴史的1歩を歩み始めた。

初戦という事でどこか緊張感が漂う中、お互いシンプルに前線へ放り込んでいく展開に自ずとなる。
空中戦、球際の激しい攻防戦が続く中、新加入の#15三重野がファーストシュートを放つ。積極性はチームに勢いをもたらすいい判断だ。枠に飛ばして欲しかった。

この日ゴールマウスを守る#41札野は高身長を活かしハイボールを正確に処理して相手の攻撃をシャットアウトしていく。
前半7分 #41札野のフィードを受けた#2近藤と新加入の#11本田が右サイドをコンビネーションで崩し、逆サイドへ展開しそのクロスのこぼれ球を#2近藤がゴールに押し込み、先制かと思われたがエースストライカーへ成長してきている#9鈴木の直前のプレーがファウルの判定でノーゴールに。

一進一退の攻防が続く中、DF陣#6佐々木、#14滝澤、#13米田を中心に跳ね返し続けていく。

前半23分粘り強い守備から相手のビルドアップのミスを誘い、#11本田が無人のゴールに流し込み待望の先制点を上げる。Criacao Shinjuku Procriarの1部初ゴールは全員で奪い取ったゴールだ。

追加点を狙うべき、前線からプレスを強めて良い形でボールを奪う回数が増え、攻撃へ繋げていく中#18西川がドリブルで中央に切り込んだシュートはわずかにポストの横をかすめる。

お互いの勝ちたいという気持ちが全面に出ており、球際の攻防がより激しく見応えのあるプレーが増えてきた。ファウルとカードには注意したい。
ベンチからの声かけや観客席からの歓声や拍手で選手を後押しする。
中盤の#5吉田と#15三重野がセカンドボールを回収し、前線の#10奥野、#9鈴木、#11本田が積極的にシュートまで持っていくが相手の集中した守備に追加点が奪えない展開が続く。

前半は何度かヒヤリとする場面を作られるが、GK#41札野を中心に集中した守備と相手のミスもあり無失点で終える。

後半開始から#2近藤に代えて#17中山を投入し攻撃を活性化させ追加点を奪いにいく。
最初にビッグチャンスを作ったのは東京ベイだ、
右サイドを突破されクロスからのシュートを#41札野が横っ飛びでスーパーセーブ、得点を与えない。
Criacao Shinjuku Procriarも途中出場の#17中山が左サイドからドリブル突破で何度もチャンスを作るも得点が奪えない。

お互いにチャンスを作りながらもGK、守備陣の粘りもあり得点まで結びつかない。
どちらが先に得点を奪うかがこの後の展開を優位に進める後半になるだろう。
後半69分に#10奥野に代えて昨年の主将の若杉の背番号を受け継ぐ新加入の#7芥川を投入して追加点を奪いにいく。

勝つためにはゴールが必要だ。お互いに更に球際の勝負に魂が籠る中、熱くなった相手選手にこの日2枚目のイエローカードが提示され退場処分となる。
10人になった相手に対してボールを保持しながら追加点を狙いたいCriacao Shinjuku Procriarだが、サッカーは思った通りには進まない。10人なった相手は気迫のプレーでCriacao Shinjuku Procriarのゴールに襲いかかる。
後半76分に一瞬の隙を付かれて右サイドを崩され中央からフリーでシュートを打たれ同点にされる。#41札野も流石に止めきれない。

失点後、#6佐々木と#5吉田を中心に全員が集まり残り時間をどう戦うのかを意思統一をした。
残された時間はアディショナルタイムを含めると20分弱、是が非でも勝ち越しのゴールを奪いたいところだ。

同点後、相手チームの勢いが増していく中、前線からプレスをかけるが中々ボールを奪えず、前がかりになるCriacao Shinjuku Procriarのスペースを上手く使われ攻め込まれる時間が続く。
2点目を与えず攻撃に移りたいCriacao Shinjuku Procriar
だが中々ボールを保持する事ができない。
後半88分#9鈴木に代えて昨シーズンも劇的なゴールを決めてきた#16岡村を投入。
追加点のチャンスを#17中山が創り出す。左サイドを突破しクロスに合わせたのは#15三重野だ。先週末のJリーグFC東京の長友佑都選手と似たシーンだったがボールはバーの上を通過してしまう。その後もサイドからクロスを入れ続け得点を狙うが1点が遠い。無情にも終了のホイッスルが鳴り響く。

Criacao Shinjuku Procriarの都1部リーグは1-1の引き分け勝点1を分け合う形となった。

状況が状況だけにも勝ちきりたかったのが本音だ。
しかし負けなかった事は次に繋がる。次に繋げなければならない。翌週にリーグ戦を控える中、全員で1週間最高の準備をして望みたい。そして全員と応援に来てくれる方々と一緒に初勝利を味わいたいと思う。まだ始まったばかり、ここから歴史を全員で刻んでいこう!

【次節情報】
📅 3月31日(日)15:05 K.O.
🆚 東京蹴球団
📍つくばFC万博グラウンド
📣観戦可能

#社会人サッカー
#クリアソン新宿プロクリアル
#CriacaoShinjukuProcriar

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