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【#ProcriarFilms】Vol.15 「Toshikiの原点」 上原俊喜

〜Criacao Shinjuku Procriarでサッカーを続ける理由〜

人には続ける理由がそれぞれあり、10人いれば10個の理由が存在する。どんな理由があってもいいと思う。他人に何を思われようが言われようが自分が貫ける理由に自信を持って進んでいけばいい。と思っている。

上原俊喜が続ける理由
一つ目の理由
自分が想い描く組織がCriacao Shinjukuにあるから
二つ目の理由
ビジネスとサッカーの二足の草鞋を履く

簡単に自分の経歴を紹介しよう。
東郷SSS(鹿児島県)前園真聖さんの出身地
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E5%9C%92%E7%9C%9F%E8%81%96
ルーテル学院中学校(熊本県)全国3位
ルーテル学院高等学校(熊本県)全国ベスト8 インターハイ、選手権
https://sc.footballnavi.jp/luther-gakuin-fc/
桃山学院大学(大阪府)総理大臣杯、インカレ出場
https://st-andrew-fc.com/

言わずもがなサッカーそのものが私の人生だ。

私の人間形成は学生時代(中学高校大学)の10年間に詰まっている。
中学高校では 『サッカー選手である前に人として一流になれ』
その教えの中で今でも大切にしている。
【挨拶・返事・聞く態度・掃除・整理整頓】
よく几帳面だね。と言われるがA型ではなくもっぱら大雑把なO型である。
人に見られる所だけは、気をつけているだけ。
そんな事はどうでもいい。
相手をだます、相手の逆を突くことがサッカーの醍醐味であり、楽しいと思える瞬間でもあった。
中学高校の6年間は親元を離れての生活が特にいい経験をさせてくれた。
身の回りのことは全て自分でやらなければいけない。いわゆる自分のお世話係だ。
その結果、自分の責任感も一層強くなっていた。
この経験は良い面、悪い面もある。責任感が強く自分で局面を打開しないといけない、頼ることをせず自分一人で何とかしないといけないと思い込み、もがき苦しんでいた。
人を頼ることが超絶苦手。でも人には頼られたい。

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ある年に年代別の代表に参加する機会があり、そこでは得意なポジションではないDFを任された。
これまでFWとして得点を量産してきたが、DF陣がボールを奪い前線まで運んでくれる大変さを知らなかった。仲間がミスをすると何でだよ?と怒るいわゆる自己中心的な考え方で仲間とぶつかる事も多かった。でもそれは間違いだった仲間が必死にボールを繋げてくれた大切なボールだ。
この時からチームでどう勝てるかを考えるきっかけを与えて貰ったと思っている。

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大学時代にはプレーヤーとマネジメント(主将、主務)を兼務させてもらった。
サッカーができる環境は当たり前ではない事を知っていたからこそ、裏側の世界も経験しておきたかった。サッカーを通して外の世界と繋がる事で自分の幅を広げる事ができると思った。でも心の中では人に頼られたいと言う思いが強かったからだと思っている。様々な仕事をこなしながらサッカーに打ち込む。プレー以外の側面からチームをどう変えていくのか、強くしていけるのか常に考えていた。

当時のチームはトップダウンの組織で1人1人の主体性が発揮できない環境下だった。
どうしても先輩後輩の関係には見えない力が働くことがある。私自身も2回生から試合に出させて貰っていた。緊張もあったし自分のミスで負けたらどうしようと考えてしまい、伸び伸びとプレーできない、自分の良さが出せない状況も良く分かる。
責任なんて上級生が持てばいい、下の学年は伸び伸び自身を持ってプレーできる環境を整えた方がチームとしても個人としてもよい方向に進むと実感していた。
チームを変えるのは簡単ではないが、仲間に対して言い続けるしかなかった。そんなアプローチしかできず後悔が残った。これまで続けてきたサッカーでプロという目標には届かなかったがここで辞めるのは悔しいし、ビジネスもサッカーも100%で取り組める事の成功体験を作り、一人でも多くの方に影響や勇気を与えられたらと想っている。

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Criacaoには本当に素敵な仲間がたくさんいる。1人1人がこのチームのために活動しているからこそ様々な学びや気付きを与えてくられる。未だに成長できる環境にある。

Criacao Shinjukuに加入して7年目を迎え気づけば上から数えた方が早い。
東京都2部リーグに何年も足踏みをしている状況だ。
2022シーズンに賭ける想いは強い、最後に笑って"昇格"を成し遂げる姿を創造している。
その道半ば、苦しい時期もあるがその中で楽しさを見つけて取り組みたい。
全員が主体性を持って取り組んでいるからこそ、若手にはもっと自信を持ってサッカーを楽しんで欲しい、それが結果に繋がり、観ていただいている方々にも瞬間瞬間の出来事を共有し喜び合えると思っている。


最後に好きな言葉を書き記しておく

『調子が良くても、悪くても「その日の100%を」必ず超えてみせる』
*元女子日本代表 宮間あや

長期離脱の怪我は初めての経験、
ピッチの上で最高の瞬間も迎えるために必ず戻ってきます!!

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Toshiki.4 2022.05.29

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